犬が人にお願いをしてる時のジェスチャー8つ

犬が人にお願いをしてる時のジェスチャー8つ

愛犬が何をしてほしいかわかればいいのに……そう思ったことはありませんか?実は犬がするジェスチャーで大まかなことはわかるんです!犬が人にお願いをしているときに8つのジェスチャーをご紹介します!

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犬にはジェスチャーが重要?

お手をする犬

犬に言葉で伝えようとして、首を傾げられたことはありませんか?
犬は人間がよく使う単語は覚えますし、声のトーンや顔の表情から人間が何をしてほしいかを読み取ることができます。
しかし中にはわかりにくい言葉や、似たようなトーンのものもあります。
そんな時に犬にわかってもらうためには、ジェスチャーをつけると良いという話があります。
音声のみの指示と、ジェスチャーのみの指示を与えた結果、ジェスチャーのみの指示のほうが上手く従ってくれるという研究結果があります。
また同時に音声とジェスチャーを別々の意味にしてどちらに従うかという研究も行ったところ、多くの犬はジェスチャーの意味のほうに従ったそうです。
この結果から犬は音声よりもジェスチャーでの指示を優先させることがわかります。
これはコミュニケーションでも使える知識ではないでしょうか。

犬のお願い8つのジェスチャー

前足

犬も人間と生活しているうちに色々なジェスチャーを覚えます。そのジェスチャーを使うことで、人間が自分の言うことを理解してくれているということを学習するとジェスチャーをよく使うようになります。
複数の人と暮らしている犬は、より多くのジェスチャーを使いこなせる傾向があるそうです。
すべての犬が同じジェスチャーを使っているわけではなく、環境に合わせて色々と組み合わせたりアレンジしたりしているようです。

  • 転がる(撫でて欲しい)
  • 頭を下げる(遊びたい)
  • 体を特定の場所に向ける(欲しいものがある/ドアを開けて欲しい)
  • お腹を向ける(お腹をなでて欲しい)
  • おもちゃを持ってくる(遊びたい)
  • 甘噛みする(遊びたい/撫でてほしい)
  • 前足で触れる(撫でて欲しい/取ってほしい/ドアを開けて欲しい)
  • 頭を人に擦り付ける(撫でて欲しい)

ひとつのジェスチャーだけではなく、複数のジェスチャーを組み合わせる犬もいます。それぞれ違ったジェスチャーを使っているので、どんな時にどんなジェスチャーを使っているかよく観察してみると良いかもしれませんね。

そのジェスチャーはストレスサインかも?

パグ

犬がストレスを感じること

人間と一緒に暮らす犬がストレスに感じることは人間が思っているよりも多く、気づきにくいものもあります。
例えば暑さや寒さ、これは人間と犬との感じ方が違うためわかりにくくなっています。人間が心地よいと思う温度でも、犬にとっては暑かったり寒かったりします。
照明が犬にとっては明るすぎたり、テレビの音が大きすぎたりということもあります。芳香剤が嫌いな犬もいます。
人間と犬とでは感じることができる世界が違っているため、犬の様子や行動を見て何にストレスを感じているか予測することが大切です。
また、家族や居住空間の変化にも敏感です。
家族が増えたり、引っ越しをしたりしたときにストレスを感じることが多く、不安定になったりイライラしたりするようです。
家族が増えたり、引っ越しをすることは人間でもストレスになりますよね。
そういったときは忙しいかもしれませんが、犬にも気を使ってあげてください。何か変化がないかチェックしてあげましょう。

犬のストレスサイン

犬の一般的なストレスサインとして以下のようなものがあげられます。

  • あくびをする
  • 体をかく
  • 体を舐める
  • 同じ場所を行ったり来たりする
  • 嘔吐する
  • 下痢をする
  • 毛が抜ける

このようなサインに気づいたら何がストレスの原因になっているか考えてみましょう。
その後すぐにおさまるのでそのままにしていたりしませんか?
もちろん個体によってそれぞれなので、1回だけ行う犬もいれば繰り返し行う犬もいます。
いつものことだからと放置していると、ストレスが溜まり問題行動を起こしてしまうこともあります。慢性的なストレスは犬の健康に悪影響を与えてしまいます。
何が犬にとってストレスになっているかをひとつずつ確認してみましょう。

まとめ

ミニチュアダックス

犬にとってジェスチャーは音声以上に重要な役目があり、わかりやすいものです。
特定の指示に決まったジェスチャーを組み合わせると、より理解しやすくなるでしょう。
人間のジェスチャーを理解できるということは、犬も使えるということです。
犬は自分が何をしてほしいのか音声で伝えることはできません。しかしジェスチャーを使うことで人間に伝えることができます。
撫でて欲しい、遊んで欲しい、ドアを開けて欲しい、など生活環境によって違いはありますが様々なジェスチャーを覚えることができます。
犬のジェスチャーとその後の行動をみて、そのジェスチャーが何を表しているのか確認していくと良いですね。
ジェスチャーの他にも犬の表情や鳴き声なども見て、総合的に判断するとよりスムーズにやり取りができそうです。
お互いにジェスチャーを含めたやり取りをすることで、犬とのコミュニケーションが上手くいくかもしれませんね。飼い主さんも積極的にジェスチャーを使ってみましょう。

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