飼い主に前足を添えるときの心理1:もっと構って欲しいから
飼い主さんに遊んでもらう事が大好きなワンちゃんは、遊んでもらったり構ってもらう事が大好きです。遊んでた人間側はたくさん遊んだと思っていても遊び足りないと思ったワンちゃんは飼い主、もしくは遊んでくれた人のそばに行き、前足を添えじ~っとこちらを見て来たり、場合によっては添えるだけでなく前足でカリカリとしてくる事があります。
それはまだまだ遊び足りない、もっと構って欲しいというワンちゃんからのメッセージです。もっと撫でて欲しかったり、構って欲しいためこちらを見て前足を添え、無言で訴えかけているのです。
さらに、無言の訴えでも欲求を満たせず、我慢するより構って欲しいという気持ちが勝ったときに、人のそばに行きカリカリとやるのかもしれません。
そんな時はもう少しだけ遊んだらワンちゃんは喜ぶと思います。ところが再度遊び終わってもまた遊んでと前足を添えこちらを見て来たりカリカリやって来たりする場合、ワンちゃんには今は遊べないよとちゃんと伝えましょう。
飼い主に前足を添えるときの心理2:ご飯やおやつが足りないから
食べ終わって器を片付けている事や、食べた周り等を掃除している際に座ったまま前足を添えこちらを見つめている事はないでしょうか。
ご飯やおやつをあげる際にしつけの一環で待て、おすわりと合図をしてからワンちゃんにあげるご家庭に特に言える事ですが、もらったご飯が足りなくてもう一度おすわりして待っていたら貰えるかもしれないとワンちゃんは思っているかもしれません。
ご飯やおやつの時間を楽しみにしているワンちゃんはたくさんいます。飼い主さんが食事の準備をしているのを目の当たりにして、ソワソワして落ち着かなくなるワンちゃんも少なくないのではないでしょうか。いざ食事の時間となったら嬉しそうにムシャムシャと食べ、ワンちゃんによってはペロリとすぐに食べ終わってしまう子もたくさんいます。
しかし、前足を添えるおかわりが欲しいという姿勢を可愛いと思ったり、与えなかったらワンちゃんがかわいそうと思っていつも追加で与えてしまうならワンちゃんのためにもやめた方が良いかもしれません。
人間にも言えますが食事というのはやはり適量があります。その量を超え与え続けたらワンちゃんは喜ぶかもしれませんが、肥満気味になってしまい、病気を引き起こす原因につながる恐れがあるからです。
あげた量が少なかったり普段から適量を与えているのなら、たまにおかわりとして少量を追加で与えたらワンちゃんは喜ぶかもしれません。
しかし食事量が適量の場合、どうしても欲しいと訴え続けるようなら大好きなおもちゃで気をそらしたりと何か別の対策を立てる必要があります。
飼い主に前足を添えるときの心理3:何かを伝えたいから
毎日決まった時間に散歩に行っているのに、その時間が過ぎても何らかの理由で散歩にいけなかった時にワンちゃんを見たら座って前足を添えこちらを見ている事はないでしょうか。
また、ワンちゃんにあまり構う事ができなかったときに同じ様に前足を添えこちらを見ていることもないでしょうか。
共通して言える事はワンちゃんは飼い主さんに今のワンちゃん自身の気持ちを伝えたいからです。
ワンちゃんがこちらをこの様な姿勢で見ていたら何かを飼い主さんに伝えたい合図を送っているかもしれませんので、その際はワンちゃんの様子を見てあげてください。何か普段に比べ足りてない事があれば、それを実行すればワンちゃんも喜ぶと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
単に癖でその姿勢をするだけのワンちゃんも中にはいるとは思いますが、何かを伝えたいときワンちゃんは話す事ができないのでこの様なジェスチャーでしか飼い主さんに訴える事ができません。
飼い主さんと絆があるからこそのワンちゃんからのメッセージだと思います。
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30代 女性 ワンママ