犬にピスタチオを与えてはいけない!アレルギーを引き起こす可能性あり

【獣医師監修】犬にピスタチオを与えてはいけない!アレルギーを引き起こす可能性あり

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ピスタチオは人間のおつまみやデザートにも利用される、栄養価の高い食物です。味も美味しいので、物欲しそうに見ている犬に対して、ついついピスタチオを与えたくなる時もあると考えます。しかし、人間の食べ物を犬に与える前に安全かどうかを確認しなければなりません。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にピスタチオを与えてはいけない

ピスタチオ

ピスタチオ自体には脂質やカリウム、リン、そしてたんぱく質といった犬にも人間にも欠かせない栄養素が豊富に含まれているため、ピスタチオは栄養のある食べ物であると考えられます。

特にたんぱく質は、肉食動物にとって貴重なエネルギー源とされているので、飼い主の中には、ピスタチオを犬に与えても構わない、むしろピスタチオを与える方が犬にとっても良いだろう、大丈夫だと考える飼い主もいるでしょう。

しかし、犬にピスタチオを与える事は、健康面から考えるとおススメはできません。

理由はピスタチオには、たんぱく質の他にも多くの脂質が含まれているため、犬の肥満の原因となりやすいのです。犬が生活習慣病になると、様々な病気や怪我のリスクが高くなり、治療だけでなく大幅な食事制限と運動が必要となります。

したがって、犬にピスタチオを与える事は控えた方が良いと考えます。

特に殻付きのピスタチオは、殻が無い状態のピスタチオと比較すると、殻付きの場合は消化管内で閉塞を起こす可能性が高く危険です。特に体の小さい小型犬は、ピスタチオを食べるリスクはあっても、メリットはありません。

以上の理由から、犬にピスタチオを与える事は決してしないでください。

犬がピスタチオを食べたときに考えられる影響

悲しそうな犬

ピスタチオは犬の肥満など、生活習慣病の原因となり得ます。ピスタチオ自体は小さいのですが、犬用に販売されている食べ物ではないので、栄養を過剰摂取してしまうのです。

加えてピスタチオと同じナッツ類には、犬がアレルギーを引き起こす可能性があります。

軽いアレルギー症状であれば対処方法も様々あるのですが、重篤なアレルギー症状は最悪の場合、犬の死に至る危険性も潜んでいます。ナッツ類、ピスタチオのような豆類には注意してください。

そして何よりも、犬にとって危険なのは、殻の付いたピスタチオを食べてしまった場合、消化管内で閉塞する恐れがあるということです。小型犬の場合2~3粒でも閉塞する可能性があります。その場合、便に交じって自然排泄は期待しにくく、開腹手術になってしまいます。

犬にピスタチオは基本的に必要ある食べ物ではありません。危険な側面がありますので、あえてあげなくても良いでしょう。

まとめ

犬がテーブルを見上げる

犬にピスタチオは、与えてはいけないものです。しかし、ピスタチオはサイズも小さいので、誤飲事故を比較的起こしやすい食べ物であると考えられます。

家庭ではピスタチオの管理をしっかり行い、犬の手の届くところに置かないように気を配るとともに、決してピスタチオを犬に与えないようにしてください。

ピスタチオは犬にとっては高カロリーですし、消化管閉塞を起こす可能性の高い食べ物です。何か上げたい場合は犬用のおやつをあげることが一番安心できるのではないでしょうか?

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