絶対に忘れないで!フィラリア予防のお薬は最後まできちんと飲ませましょう!

【獣医師監修】絶対に忘れないで!フィラリア予防のお薬は最後まできちんと飲ませましょう!

犬にとって夏の天敵といえば蚊。血を吸うだけではなくフィラリアを媒介するやっかいな虫です。予防のために毎月1回必ず予防薬を飲ませることがとても大切。飼い主にできる忘れないための工夫です。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

フィラリア予防のお薬、最後まできちんと飲ませて!

薬の匂いを嗅ぐ犬

フィラリア予防のお薬、きちんと飲ませていますか?フィラリア症は動物病院で指示された期間を守って飲ませることで、しっかり予防ができる病気です。

そしてお薬はワンコに与えたあとに、きちんと全部飲み込んだのを確認しておきましょう。
というのも、我が家のワンコはとても慎重派なので、1回、口に入れてから出し、そのあともう1回、口に入れて味見をしながら全部食べます。去年、口から出したまま食べていないことがあったので、それからは最後まで食べたのかをきちんと確認することにしています。

いつからいつまで飲むの?

フィラリアの媒介となる蚊

地域によってフィラリア予防のお薬を与える時期が違います。
夏が短い北海道では6月から9月、沖縄などの暑い地域はほぼ1年中与えることになると思います。(参照:http://filaria.jp/html/hdu/index.html
お薬を与える時期は、かかりつけの獣医さんに聞くか、近所の動物病院にたずねてみましょう。また、転勤などで住む地域がかわることのある飼い主さんは要注意!引越し先は今まで住んでいた地域より長い期間お薬が必要なのかもしれません。早めに引越し先にある動物病院で確認をしておきましょう。

絶対に忘れないためにアプリのアラームやカレンダー機能を駆使しよう!

フィラリア症は忘れないようにお薬を飲ませることが大切ですが、忘れないための工夫をしていますか?「毎月1日はフィラリア予防の日」と決めておけば忘れずに済みます。
そしてこれらの機能をすべて使います。

  • スマートフォンのアラーム
  • スマートフォンのカレンダー機能
  • いつもみる習慣のある手帳
  • キッチンのカレンダーに大きく印をつける

これらの方法をひとつだけじゃなく、すべて使います。そうすると、アプリの機能がうまく働かなかったり、手帳をみるのを忘れたりしても、家族がカレンダーをみて思い出してくれるかもしれません。忘れてしまうことが何より怖いので、これくらい徹底的にしておくのがちょうどいいのかもしれません。

実話!最後の1回を忘れただけで…

これはうちのワンコがお世話になっているかかりつけの獣医さんから聞いた、投薬忘れによる悲しい話です。

私の住む地域では、5月から12月までがフィラリア予防の期間です。
昨年、12月の最後のフィラリア薬を忘れていたある飼い主さん。そのワンコは、今年の春の血液検査でフィラリア症にかかっていることが判明しました。11月までは忘れずにあげていたのに、12月の1回を忘れただけなのです。

飼い主さんは「12月の半ばで与えていないのを思い出したけど、最後の1回だけだから大丈夫かなと思った」と言います。飼い主さんのあまい考えのせいで、かわいいわが子がフィラリア症にかかってしまったのです。フィラリア予防には「1回忘れただけ」は通用しない怖い病気なのです。

途中で忘れたことに気がついたら?

毎月1日に与えることにしていたのに忘れていて、気がついたら2週間がたっていた!そんな時はあわてずに、かかりつけの獣医さんに指示を仰いでください。2週間以内なら今すぐ与えてくださいという指示があるはずです。もし1ヶ月が経過してしまったら、感染のリスクがあることを覚悟してください。その場合も必ず獣医さんに相談しましょう。

「お薬を忘れたからすぐに血液検査をしてください!」という飼い主さんがいます。よくある勘違いなのですが、与えるのを忘れてしまってからすぐに血液検査をしても、フィラリアに感染したかどうかわからないのです。あわてずに獣医さんの指示を仰ぎましょう。

命と下痢、どっちが大切?

よく病院で耳にするのが、フィラリア症のお薬を飲ませたら下痢をするからあげたくないという飼い主さんどうしの話。たしかに下痢をするのはかわいそうだし、おしりをきれいにふいたり、うんちの処理をしたりするのも大変です。でもお薬を飲ませなければ命にかかわる病気になってしまいます。

そしてもしフィラリア症になってしまったら、入院や手術といったつらい治療が始まります。最悪、命を落とすことも……。しかし下痢をするのはかわいそうです。フィラリアのお薬にもさまざまな形状のものがあります。下痢になる場合には皮膚につけるタイプのお薬もありますので、かかりつけの病院で相談してください。皮膚につける薬は効きが悪いのではないかと心配する方もいらっしゃいますが、薬が浸み込み血液中に入りますので効果的には全く問題がありません。

まとめ

さまざまな薬を覗き込む黒い犬

飼い主がお薬を忘れない工夫をすることで、怖いフィラリアから愛犬を守ることができます。
獣医さんから言われた期間は必ず最後の月まで飲ませましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 男性 ロッキー

    私が医師から聞いた話しですが、フィラリアが幼虫から成虫になる期間は2ヶ月強だそうです。ですから毎月投与する薬でも2ヶ月に1回でも良いようです。ただし、その場合、1回忘れるとリスクが上がります。
    あとフィラリアの薬は投与してから持続性はありません。投与してから2、3日に効果がありその期間に幼虫を駆除します。効果がある期間を過ぎて感染した場合、次に投与された時に幼虫が駆除されます。1ヶ月経過すると薬の効果が切れるのではなく2ヶ月で幼虫が成虫になるので定期的な投与が必要になるとのことです。
    持続的に効いていると勘違いしてました。
    蛇足でした。
  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    毎月ノミダニの薬とフィラリアの薬を一緒に飲ませるのも忘れないための手段と言えます。
  • 投稿者

    30代 男性 匿名

    忘れないためにもスマートフォンのアプリにお薬あげたというアプリもあるのでそちらも活用すれば忘れずに済むます。
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