飼い犬の問題行動ってどうにかならないの?

飼い犬の問題行動ってどうにかならないの?

私達が対話しコミュニケーションを取るのと同様に、ワンちゃんもしっぽや声や身体の動きを使ってなにかを表現しようとします。ですが、誤ったしつけをしてしまうと、思わぬ事態になりかねません。

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よくない吠えっていったいなに?

遠吠えをする犬

犬を飼っていて吠えた声を聞いたことがない人はいないと思います。身構えながら唸ったり、甘えるような声で鳴いたり、警戒しながらワンワン吠えてしまったりと吠えるというだけでワンちゃんは自らを表現します。

まずは、よくない吠えとは一体何かを探っていきます。

吠えるのにも理由がある。

激しく吠える犬

人間の立場ではいわゆる無駄吼えというものが問題行動の一つとされますが、ワンちゃんにとっては無駄なことではありません。なにかに不満を感じそれを現すために吠えているです。吠えてしまう理由はワンちゃんによりけりです。育ってきた環境、飼い主のしつけ、なにげない成功体験が無駄吠えの原因になりかねません。

食事の時間になったら吠えてしまう。

吠えると餌やおやつが貰えるからと学んでしまっているから吠えてしまいます。これは要求吠えと呼ばれるものです。

要求吠えの改善方法は成功体験を減らすこと。

吠えるよりもいいことが起こると学ばせることが大切です。たとえば待てをしていると餌がもらえると学ばせてこの行為を繰り返す。忍耐が必要になる行いですが、食事中に吠えないとよいという経験を学ばせていけばいずれ問題行動は忘れていきます。場合によっては食べるところを見せないようにすることも必要かもしれません。

家を出ると吠えてしまう

寂しそうに窓の外を見る犬

生活を送っている家を留守にすることは当然あります。飼い主とワンちゃんは絆で結ばれていて、飼い主とリーダーだと思っていると不在に対し不安を抱きます。この際に留守中のしつけをしないと分離不安の症状が出てしまいます。ストレスで体調を崩したりする恐れもあります。

改善方法は不安を取り除くこと

たとえば少しだけ家を離れて少し経ったら戻ってくることを繰り返す。その際に重要なのは静かだった場合は褒めてあげてご褒美をあげることです。これらを徹底することが大切です。

他にも一人遊び用のおもちゃを用意したり、帰ってきたときは素っ気ない態度を取ったりと一人でいることは寂しいことではないと思わせることが大切です。

散歩中の問題行動

散歩中に吠える犬

家の中で閉じこもってばかりだとストレスが溜まってしまいます。気分転換に散歩に連れてってあげても、正しくないとさらなるストレスにつながりかねません。すれ違いの犬を吠えてしまったり、リードの言うことを聞かなかったり、拾い食いをしてしまったりと様々です。

吠えるのは怖いが伝わるから?

人前でワンワン吠えられるとどうしたらいいか動揺してしまうことはありませんか?犬は人の恐怖などが影響されてしまいます。感受性が高いせいで、なおさら吠えることが止められなくなってしまいます。

大切なのはあなたはリーダーで犬を散歩することに怯えを見せてはいけないということ。もしくは最初からワンちゃんとの信頼関係が築かれていない可能性もあります。犬を守るリーダーとしての関係性を築く必要があります。そうすればワンちゃんは飼い主を信頼し安心して散歩することが出来ます。

拾い食いの場合は?

あやまってガラスの破片やゴミなどを食べてしまっては大変なことになります。地面に落ちているものを咥えようとしたらリードを引きショックを与えるなど行いましょう。

それでも食べてしまった場合もあると思います。そのときは犬の上口を掴んで口を開けさせて口に含んだものを落とさせる。そうすると噛んで飲みこむことが出来ないのでいずれ落とします。そうしたときに褒めてあげながら、おやつを与えます。これらを繰り返すことで仮に拾い食いをしてしまっても改善させることが出来ます。

さらに、食べてはいけないしつけを同時にさせることで拾い食いの頻度は格段に下げることが出来ます。拾わなくても飼い主から食べられると学べば拾い食いなんてしなくなります。

これらの行動は仕方のないこと?

飼い主と犬は共に生きていかなくてはならなくて、どちらか一方の問題ではないのです。犬にとっていいことが起きればそれを繰り返し実現しようとする。それらが成功し続けるといずれ習慣化してしまいます。ですが飼い主にとってもワンちゃんにとってもメリットにはなりえないのです。

共に歩んでいくにはどうするのか

ハイタッチをする人と犬

上記における原因は犬のストレスからくるものから、飼い主の不注意など様々です。犬の場合は自らの行いを自覚し正すことはできない。犬の習慣化を治すためには飼い主が変化しなければいけません。

犬がストレスを抱えているならば解消する手段をとる。飼い主に問題があるのなら自覚し修正する。これらの積み重ねが結果的にワンちゃんの吼え癖などの問題行動は直されていくのです。

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