ブリーダーから子犬を迎える6つのメリットと気を付けたいこと

ブリーダーから子犬を迎える6つのメリットと気を付けたいこと

ブリーダーとペットショップと何が違うの?という方へ、ブリーダーから子犬を迎えるメリットについて6つご紹介しています。また、ブリーダーから子犬を迎える際の注意点についてもぜひご覧ください。

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メリット1:適正な価格で子犬を迎えることができる

芝生の上のポメラニアンの子犬

ブリーダーから子犬を迎えるメリットの1つとして「適正な価格」を挙げることができます。

まず、ペットショップの場合、「子犬の価格+仲介業者を介することで発生する金額」で販売されています。しかしブリーダーの場合は、直接子犬を迎えることができるため、中間業者を介すことで発生する金額が子犬の販売価格に含まれません。「子犬の価格のみ」で迎えることができるのが大きなメリットでしょう。

適正な価格で子犬を迎えることを重視したいのであれば、直接ブリーダーから子犬を迎えることをおすすめします。

メリット2:良質な子犬を迎えることができる

じゃれ合うイングリッシュブルドッグの子犬たち

被毛の色や質によって子犬の価格は変わりますが、ブリーダーがこだわるのは子犬の容姿だけではなく、最も重視されることは子犬の「健康面」です。

また、子犬を迎えるときに注意したいのは「遺伝性疾患」と「感染症」です。ブリーダーは適切な管理を徹底しており、遺伝性疾患を持っている親犬を繁殖に使用することはありません。そのため、子犬が遺伝性疾患を持っていることはほとんどありません。

また、十分な衛生管理と適切な環境で繁殖と飼育を行っていますので、感染症の心配もありません。

メリット3:適切で優れた血統を持つ子犬を迎えることができる

ラブラドールレトリーバーの親子

ブリーダーの大切な役割のひとつである「血統管理」ですが、ドッグショーなどで優秀な成績をおさめた親犬や祖先の血を引き継ぐ子犬ばかりです。

血統管理が徹底された中で生まれた子犬は、容姿にも性格にも恵まれています。内面の資質にも恵まれているため、しつけやすさも魅力のひとつでしょう。

メリット4:気質の良い子犬を迎えることができる

五頭のシベリアンハスキーの子犬たち

子犬の性格には「遺伝」と「環境」がとても深く関係しています。
親犬の性格やブリーダーとしての経験などを基にし、その子犬がどのような気質を持った犬であるか、おおよその判断をすることができます。

どのような気質を持った犬であるかを判断することは、迎えられた先で家族の一員として大切にされ、愛される犬となるためにとても重要なことなのです。

ブリーダーのもとで育てられた子犬は、成長過程でとても大切な「社会化期」を親犬や兄弟姉妹たちと十分に過ごすことができ、犬社会をしっかり学び、良質な犬へと成長することができます。

メリット5:身元がはっきりとした子犬を迎えることができる

ドーベルマンの親子

ペットショップから迎えた子犬の場合、親犬や兄弟姉妹たちはどんな犬なのか、どのような環境で生まれ育ったのか、血統書を見るだけでは身元をはっきりと知ることができません。

私の愛犬ポメラニアンはペットショップから迎えましたが、オーナーが犬舎とペットショップを持っていたため、親犬や兄弟姉妹たちと会うことができ、犬舎も見学することができました。

ショーケースの中に入れられた子犬の姿だけではなく、生まれ育った環境や親犬と兄弟姉妹たちを見ることができたことで、とても大きな安心感がありました。

全てのペットショップに犬舎があるわけではありませんし、身元がはっきりとした子犬を迎えたいのであれば、直接ブリーダーから子犬を迎えることをおすすめします。

メリット6:ブリーダーから適切なアドバイスとサポートをしてもらうことができる

寝転んでお腹を見せる子犬

ブリーダーが強く望むことは、子犬が新しい家族のもとで大切にされ、愛され、生涯ずっと幸せであることです。そのため、ただ仔犬を販売するだけでは終わらせません。

購入前にはブリーダーからたくさんの質問をされます。

  • 家族構成は?
  • 職業は?
  • 収入は?
  • 持ち家ですか?

何故そんなことを質問されなければならないの?と思うようなことも聞かれるかもしれません。

しかし、子犬の幸せを願うからこそ聞かなければならないのです。もちろん、購入後のしつけなどに関しても適切に親身に相談にのり、アドバイスをしてくれます。

ブリーダーから子犬を迎える際の注意点

ケージの中から見つめる子犬たち

とても残念なことですが、人気の犬種だからという理由だけで乱繁殖をしたり、健康状態の悪い子犬を販売したり、犬の幸せを考えることのできない悪徳ブリーダーも存在します。

  • 販売している犬種に関する十分な知識を持っているか
  • 犬に対して愛情を持っているか
  • 適切な環境で適切な管理を行っているか

など、犬舎やブリーダーの様子をしっかり観察してみましょう。

大前提として、ブリーダーには「第一種動物取扱業」への登録が義務付けられていますので、「動物取扱業の番号を教えてください」と質問してみましょう。

答えることができなければアウトです。

番号が正しいものであるか、本人のものであるかを確認したい場合には、動物取扱業者一覧を公開している自治体リストをインターネットから検索することができます。

まとめ

ダックスフンドの子犬

6つのメリットをご紹介したのですが、全てのメリットに当てはまるブリーダーであれば、優良で安心できるブリーダーであること間違いなしです。

ぜひ、犬舎へ見学に行ってみてください。

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