子犬のトイレトレーニングは「失敗させないこと」大切!

子犬のトイレトレーニングは「失敗させないこと」大切!

子犬のしつけで最も多く相談を受けたのはトイレに関するトラブルです。トイレは毎日するものであり、においや汚れの問題などからできるだけ早く犬のトイレトレーニングを完了させたいと思うのは当然のことだと思います。この記事では、子犬のトイレトレーニングの基本をご解説します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

子犬のトイレトレーニングで大切なこと

トイレシーツの上でオスワリしている子犬

子犬のトイレトレーニングで大切なのは、「排泄のタイミングを把握する」「環境を整える」「失敗をくり返さない」ことです。

トイレをあっという間に覚えてしまう犬も稀にいますが、ほとんどは進んだり戻ったりしながら3~10か月程度かけてトレーニングをします。特にうんちのトイレトレーニングには時間がかかるという犬が多い傾向にあるようです。

トイレトレーニングで最も重要なのは「失敗を繰り返さない」こと。一見遠回りのようであっても着実に焦らず少しずつ成功をくり返すように覚えさせることが、トイレ習得の最短ルートだと考えています。

どんな飼い主さんも愛犬に失敗させたくないと考えているでしょう。失敗されれば時間や手間を取らせることにもつながり、ついイライラしてしまえば、愛犬との関係性の構築にも影響が及びます。

焦りやイライラは犬にも当然伝わります。その行動は犬を萎縮させたりプレッシャーとなり、トイレトレーニングのさらなる失敗を招く原因になることも。そのため「失敗を繰り返さない」というのは、トイレトレーニングにおいて最も重要なポイントなのです。

ここでは失敗の原因を知り、できるだけその要因を排除して成功へ導けるようなコツをまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

子犬のトイレのタイミングは?

トイレが成功して褒められている子犬

犬のトイレトレーニングは、やみくもに行っても成功しません。排泄は生理現象ですから犬自身も簡単にはコントロールできるものではありません。それが子犬であればなおさらです。

そのため、飼い主が愛犬の排泄のリズムやタイミングなどを把握することが大切です。排泄のタイミングでトイレに連れて行くようにしてトイレシーツの上で成功させるよう促します。

  • 子犬が起きた後
  • ご飯を食べた後や水を飲んだ後
  • 遊んだり運動した後

子犬の時期は2~3時間おきに排泄をするので、上記のタイミングを中心にトイレの場所に連れて行き、「ワンツー・ワンツー」などのコマンドを使って促すといいでしょう。ただし、個体差もあるので愛犬の排泄のタイミングをよく観察して「トイレメモ」を作ってしっかりと把握するようにしましょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

寝起きや食事後、運動後などが排泄するタイミングの目安となりますが、個体差もあるので、愛犬が排泄した時間や、排泄前の行動などを記録するのは非常におすすめ。

さらに失敗・成功などの結果も合わせてメモしておくと、共通点が見えてトイレのタイミングを把握できるようになりますよ。

犬に理想的なトイレ環境とトレーニング方法

見つめてくる子犬

犬にトイレを失敗させないためには、トイレのサイズや置き場所も大切なポイントです。トイレが小さいとはみ出してしまうので、最低でも犬がトイレの上でくるりと回ることができる程度のサイズが必要です。

トイレをしっかりと覚えるまではできるだけ寝床からトイレを離して設置し、上記のタイミングでトイレに連れていきます。排泄が終わるまでどこにも行かないよう、ケージの中やサークルで囲むとより効果的。排泄が済んだら、ケージやサークルから出して遊んだりご褒美のおやつをあげるなど、しっかりと褒めてあげましょう。

5分以上経っても排泄する気配がなければ、一度トイレから離し、15~20分後にまた同じように排泄を促しましょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

子犬のトイレトレーニング中は、トイレシーツをサークルで囲うことで、お尻だけがシーツの外に出てしまうなどの失敗を防ぐことに繋がります。

犬にとっても、トイレの場所が把握しやすいのでトイレトレーニングの成功率もグッと高まりますよ。

まとめ

見つめてくるトイプード

子犬のトイレトレーニングは、上手にできたらしっかりと褒めることで成功体験を定着させることが大切です。

昨日できても今日は失敗してしまうこともよくあることです。もし失敗しても、決して叱ったり騒いだりせず、淡々と何事もなかったように片づけましょう。失敗を叱ることで排泄自体を悪いことだと勘違いしてしまい、我慢したり隠れてするようになってしまう可能性があるからです。

トイレをしっかりと認識するまでは、トイレシートをサークル内に敷き詰めるなどして失敗しにくい状況を作るのもおすすめ。足裏でシーツの感触を感じながら排泄をする習慣をつけて焦らず着実にトイレトレーニング完了を目指しましょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

子犬のトイレトレーニングは根気が必要。諦めずに続けることで、ある日を堺に覚えてくれるようになります。

昨日できても今日はできなくて当たり前だと、焦らずに愛犬のペースでゆっくり続けていきましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 匿名

    現在、4ヶ月の子犬をこの間迎えトイレトレーと寝るスペースを一緒に大き目のゲージに入れて仕事の合間やゲージの外に出す以外は、家に来たばかりなのでゲージに入ってます。

    初めは、トイレトレーの上でトイレをしてましたが徐々にトイレトレーの上で寝てしまい、寝床用にタオルなのど引いてますがそちらの方へオシッコしてしまったりして毎回、タオルやベッドを洗わなければなりません。

    そう言う時の対処法などもあれば教えてほしいのでトイレトレーニングだけでなくそう言った場合のトレーニング方法など書いてほしい…
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