犬がうつ病になった時の仕草や症状6つ

犬がうつ病になった時の仕草や症状6つ

お気に入りに追加

犬は感受性豊かで繊細な動物であるため、人と同じようにストレスを感じながら生きています。人も犬も生きていく上で多少のストレスは必要ですが、ストレスが慢性化するとうつ病を発症することもあります。この記事では、犬がうつ病になった時の仕草や症状についてと愛犬をうつ病にしないための対策についてご紹介します。

39996view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬もうつ病になるの?

寂しそうな犬

ストレス社会に生きる私たちの現代病とも言われているうつ病は、心の病気のひとつです。うつ病は人間だけの病気かと思いきや、犬もうつ病になることがあります。犬がうつ病を発症する原因は

  • お留守番ばかりの生活
  • コミュニケーション不足
  • 愛情不足
  • 運動不足
  • 飼い主さんの機嫌がいつも悪い
  • 生活環境の変化(引っ越しや新しい家族が増えるなど)

などさまざまです。もし愛犬がうつ病になってしまった場合、すぐに飼い主さんが愛犬の異変に気づいてあげられれば、早めに手を打って重症化を防ぐことができます。ですから、犬のうつ病のサインについて知識を深めておくことは大切です。では、犬がうつ病になった時、どのような仕草や症状が見られるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

犬がうつ病になった時の仕草や症状

つまらなさそうな犬

①以前は喜んでいたことを喜ばなくなる

飼い主さんが帰宅した時、しっぽをはちきれんばかりに振って大喜びでお出迎えしてくれていたのに無反応になった、お散歩が大好きだったのに嫌がるようになった、好きだった遊びに興味を示さなくなったなど、以前は喜んでいたことを喜ばなくなった場合はうつ病の可能性があります。

②元気がなくなる

うつ病になると元気がなくなったり、無気力になったりします。いつも元気いっぱいで、家の中をちょろちょろと動き回り、しょっちゅう飼い主さんに遊びをおねだりしていた愛犬がしょんぼりとして、部屋の隅っこでじっとしていることが多くなった場合は要注意です。

③眠ってばかりいる

犬は眠りが浅い分、睡眠時間は長く一日の大半を寝て過ごしています。とはいえ、飼い主さんが帰宅しても眠り続けている、以前は玄関のチャイムが鳴ると玄関まで見に行っていたのに眠っているなど、あまりにも眠ってばかりいる場合はうつ病が疑われます。

④食欲が変化する

うつ病を発症すると、食欲がなくなって体重が減少する傾向にありますが、逆に過食になって太ることもあります。以前と比べてあまり食べなくなった、あるいはやたらと食べるようになったなど、食欲に変化が見られる時は注意が必要です。

⑤粗相が増える

うつ病の犬は、粗相をする確率が高くなります。トイレが完璧だった愛犬に粗相が目立つようになってきた時は、うつ病のサインかもしれません。それに気づかずに粗相を叱ってしまうと、症状が悪化する恐れがあります。

⑥手足を噛む、舐め続ける

犬はグルーミングのためやかゆい時、寝る前の儀式として手足を軽く噛んだり、舐めたりします。また、不安や緊張を感じた時に手足を舐めて気持ちを落ち着かせようとします。

どの場合も短時間であれば問題ないのですが、しきりに手足を噛む場合や舐め続ける場合は、うつ病の症状かもしれません。しきりに尻尾を追いかけ回すこともあります。

愛犬をうつ病にしないためには?

おでこにキスされる犬

うつ病は、どの犬でも発症する可能性があります。愛犬をうつ病にしないために、飼い主さんはどうしてあげたらいいのでしょうか?愛犬をうつ病にしないための対策を2つご紹介します。

①コミュニケーションを大切にする

飼い主さんと一緒に楽しく過ごす時間は、犬にとってとても大切なものです。しかし、成犬になるとしつけも一段落し、愛犬と接する時間が減ってしまいがちです。また、飼い主さんが忙しくて、あまり愛犬をかまってあげられないということもあるでしょう。

こうしたコミュニケーション不足による寂しさがストレスとなり、うつ病へと発展してしまうかもしれません。愛犬をうつ病にしないために、散歩へ連れて行く、愛犬の好きな遊びをする、体をなでてあげる、新しいトレーニングに挑戦するなど愛犬と一緒に過ごす時間を作ることを心がけ、毎日のコミュニケーションを大切にしましょう。どうしても時間が取れない場合はしっかり声をかける、名前を呼んであげて笑顔で話しかけてあげるだけでも気持ちは変わります。

②お留守番中の不安や寂しさを軽減させる工夫をする

犬は元来、群れで生活する動物ですので、孤独なお留守番に不安や寂しさを感じます。そして、その不安や寂しさが毎日続くと深刻なストレスとなり、うつ病の原因になることもあります。

ですから、お留守番ばかりの生活は避けてあげたいところですが、飼い主さんの仕事の都合などでそうもいかないこともあるかと思います。

そういう場合は、せめてお留守番中の不安や寂しさを少しでも軽減させてあげましょう。例えば

  • テレビやラジオをつけておく
  • 音楽を流す
  • エアコンなどで温度や湿度を快適に保つ
  • 照明をつけたままにしておくか、暗くなる頃に照明がつくようにタイマーをセットする
  • お留守番中よく眠れるように、お留守番前にお散歩へ連れて行く
  • 犬の保育園や幼稚園、ペットシッターを利用する

などの工夫をして、愛犬が安心してお留守番できる環境づくりを心がけましょう。

まとめ

青空と犬

もしご紹介したような仕草や症状が愛犬に見られ、「うちの子、うつ病かも!?」と思った時は、まずは獣医師に相談しましょう。元気や食欲がなくなるなどといったうつ病の症状は、ほかの病気にも見られることが多く、うつ病なのかほかの病気なのか診断してもらう必要があります。

今は愛犬にうつ病の仕草や症状が見られなくても、どの犬でもうつ病を発症する可能性があります。日頃から愛犬とのコミュニケーションを大切にし、愛犬がストレスを溜めない生活や環境づくりを心がけてあげましょう。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 ぐりぐら

    本当に犬にうつ病ってあるのでしょうか?何らかのうつ症状は出ることはあるでしょうが、うつ病と診断された犬に会ったことが今のところありませんでしたので驚いています。私自身の周囲を見渡すと、人間の場合はうつ病は環境要因も大きいですが、遺伝的要因も大きいような気がしています。もし愛犬の親がわかるなら、愛犬の親の病歴や性質などがわかるとすぐに気が付いてあげられそうです。これは心の病だな、と。
  • 投稿者

    女性 あーちゃん

    我が家の犬はマンションで二頭います。(ミニチュアダックス)
    マンションのエレベーターを利用できないため、散歩に連れて行ってあげれません。
    お留守もおおいし、かわいそうな生活をさせてしまっています。確かに鬱かもしれません。新しいおうちに行って、散歩に連れて行ってあげて、コミュニケーションをとって、心のケアをしてあげたいです。
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。