もしかしたらあなたも?モンスター飼い主チェック!
世間では子どもを溺愛するあまり、周囲を混乱に陥らせてしまう「モンスターペアレント」という言葉が多く知られています。しかし、これは子どもだけが対象になる言葉ではありません。今、モンスター飼い主と呼ばれる愛犬を溺愛するあまり周囲に迷惑をかけてしまう飼い主さんが増えているのです。では、どのような飼い主がモンスター飼い主に当てはまってしまうのでしょうか。
1.吠え癖を直す努力をしていますか?
まず吠え癖です。犬の本能的な行動であるとは言っても、人間と共存する上では吠え癖を直す努力を怠ってはいけません。吠え癖を直さなければ、近所の人にも迷惑をかけてしまいますし、「しつけを行わない飼い主」と見られてしまう可能性さえあります。
また、誰彼構わず吠えているにも関わらず、吠えている事を注意しない、止めようとしないという行動もモンスター飼い主として認識されてしまいます。愛犬が吠えそうになったり吠えてしまった際は、すぐに落ち着かせ、相手に謝るようにしましょう。
2.他の人に飛びかかるのを止めてあげますか?
人間が大好きという犬の場合、散歩中に出会った人に対して飛びつくように寄っていってしまう事があります。しかし、すべての人が犬好きというわけではありません。中には犬が苦手という人も多くいます。
さらに、飛びついてしまった衝撃で相手を怪我してしまう可能性もありますし、子どもが相手であれば尚更気を付けなければいけません。急に飛びつかないよう、飼い主としてしっかり愛犬の感情をコントロールできるようにしておきましょう。
3.要求されたからとおやつをあげていませんか?
これは甘やかしという分類になりますが、可愛い愛犬がおやつが欲しいとねだってきたから、ついつい毎回与えてしまうということはありませんか?一見モンスター飼い主に見えないこの行為ですが、これを繰り返す事によってわがままな性格に育ってしまう恐れがあります。
わがままな性格は家の中だけではなく、散歩中などの外出中に影響を与える可能性があります。例えば散歩中に他の犬が飼い主さんにおやつをもらっているところを発見し、それを横取りしようとする子もいます。
このような事態にならないためにも、日頃から愛犬の言いなりになるのではなく、リーダーとして正しい信頼関係を築いておく事が大切です。
4.動物扱いされて怒鳴ったりしていませんか?
モンスター飼い主の中には、他人に自分の犬を動物扱いされ怒鳴る人もいます。たしかに、犬を飼っている私たちからすれば家族です。しかし、家族だからといって、当たり前ですが人間ではありません。
それを他人が人間として扱ってくれないからといって怒鳴ってしまったり、不機嫌になってしまうと、悪気のない相手を不快にさせてしまうだけでなく、モンスター飼い主として恐れられてしまいます。
犬は家族です。しかし、人間ではなく、犬であるという事をしっかり自覚し、感情的にならないよう気を付けましょう。
5.レストランで椅子に上がらせていませんか?
最近では犬が同伴できるドッグカフェが多く開店していますが、そのドッグカフェでのマナーについても問題があります。
先ほどの犬は家族であっても人間ではないという話がありましたが、ドッグカフェのほとんどは、テーブルの上は勿論、椅子に犬を上がらせてはいけないというマナーがあります。なぜならば、そこは人間が座る席だからです。
ドッグカフェと言えども、犬を同伴していない人も訪れるわけですし、犬が椅子に上がってしまう事で椅子が汚れてしまう可能性も考えられます。「うちの子は大丈夫!」という身勝手な理由でマナー違反をしてしまうと、即刻モンスター飼い主に認定されてしまいますよ!
6.うんちを放置していませんか?
昔から問題視されているモンスター飼い主の特徴として、散歩中の排泄物を片付けない、持ち帰らないという問題が挙げられます。特にうんちに関しては、必ず家に持ち帰り処分する事がマナーです。放置していては周囲の人の迷惑になります。
近年、この問題は少しずつ解消されていますが、まだ放置して帰っていく人がいるのが現状です。モンスター飼い主ではなく、正しい飼い主として、散歩中のマナーは守るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように周囲の迷惑を考えず、身勝手な行動をしてしまうモンスター飼い主は多くいます。「自分は大丈夫」と思っていても、実は周りから見ると迷惑行為となってしまっている事があるかもしれません。皆さんも今一度、自分の飼い主としての行動を振り返ってみましょう。