犬がプールを自宅でやることによるメリット
そもそも自宅で行う犬の「プール」とは、単に家の浴槽でわんちゃんを泳がせるというだけの至って簡単なものです!
犬を水の中で泳がせることのメリットは、犬の足腰の強化にも大変効果的だとされています。また、足の弱い犬のみならず、水の中で体を動かすことは、あらゆる健康にも良いとされています。現在は、犬用のスイミングスクールなどを開いている場所も少なくなく、もちろん本格的にそういった施設に通い、大きなプールで泳ぐことは、犬の健康に繋がると思います。
ですが、スイミングスクールに通う時間がなかなか取れなかったり、近くに犬のスイミングスクールがない、もしくは他の犬と同じ水に入ることには少し抵抗がある…。なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回紹介する自宅プールは、自宅で簡単に出来る方法なので、そのような方にもおすすめです!
我が家の愛犬が自宅プールをする理由
我が家の愛犬はトイプードルなのですが、生まれつき左の後肢の膝蓋骨脱臼がグレード1と診断されており、日頃から愛犬の膝になるべく負担がかからないよう気を付けています。そして、膝蓋骨脱臼を悪化させず、足を丈夫にする為に、定期的に「自宅プール」を行っています。ただし、あくまでも自宅の浴槽で行う簡易的な方法であり、自宅の浴槽の大きさによっては、小型犬にしか向かない方法であることはご了承ください。
それでは簡単に方法を説明していきたいと思います。
犬が自宅のプールで初めて泳ぐ場合や必要な物は?
まず、事前に用意する物ですが、基本的には自宅の浴槽さえあれば何も必要ありません!ですが、これまでに泳いだ経験がなく、初めて水の中で泳ぐ!という場合には、初めてでいきなり溺れてしまったということを経験すると、水嫌いになってしまいかねません。
なので、初めて泳ぐわんちゃんの場合は、事前に犬用のライフジャケットを用意しておくと良いでしょう!犬用のライフジャケットは、ホームセンターやペットショップなどのペット用品を扱っている店舗、もしくはインターネットなどでも購入出来ると思います。
もちろん、もう泳ぐことには慣れている!というわんちゃんは、必要ありません。我が家の愛犬は、初めて「自宅プール」を行った時、それまでに泳いだ経験はなかったので、念の為ライフジャケットを着用させました!
さて、続いては浴槽の準備です。
犬のプールを自宅で作る方法と注意点
お湯の温度は37度
浴槽に張るお湯は、事前に37度くらいのぬるめの温度で沸かしておき(我が家では、それが設定できる最低温度なので)、更にもう少し温度を下げるために、しばらくの間お湯を冷ましておきます。犬に人間と同じような熱いお湯はNGです!更に冬の場合、冷たいお水では愛犬が風邪を引いてしまうかもしれないので、これくらいのぬるめのお湯が丁度良いでしょう。
水かさは足がつかないくらい
水かさは、犬の体高に合わせ、ギリギリ犬の足が床につくかつかないかくらいが丁度良いです。それくらいの水かさであれば、泳ぐことも水の中で歩くことも出来ます。
あとは泳がせよう!
お湯の準備が出来たら、あとは愛犬を浴槽の中に入れるだけ!泳ぐのが初めてのわんちゃんは、少し怖がるかもしれないので、様子を見つつ入れてあげましょう。
水の中で足を動かすことが、足に筋肉を付けたり丈夫にしたりするのに効果的なので、なるべくわんちゃんがたくさん水の中で泳いだり歩いたり、足を動かすようにしてあげるといいでしょう。
1回の時間は10~20分が目安
あまり長い時間やり過ぎてしまうと、かえってわんちゃんが疲れてしまうので、時間は10〜20分程度で十分です。一度に長い時間行うことよりも、定期的に継続して行う方がより効果的です。犬の足腰を丈夫にするための、自宅で出来る健康プール、たったこれだけです!
嫌がる子には無理はさせない
わんちゃんによっては、水を嫌がる子、むしろ最初から上手に泳げる子など個体差があると思うので、それぞれのわんちゃんの状況に応じて対応してください。あまりにも水を嫌がっているのに、無理やり続けさせることは、水に対して苦手意識を持つ原因になりかねないので避けましょう。
まとめ
最後に注意事項ですが、万が一のこともあるので、愛犬が浴槽に入っている間は、飼い主さんが必ず見ていてあげましょう。そして、これはシャンプーなどの時でも同じですが、終わった後はきちんと愛犬の被毛を乾かしてあげましょう。
ということで、以上が自宅で出来る簡単な犬の足腰強化及び、健康のための自宅プール紹介でした!今回の記事ではプールの目的を「足腰強化」に即して説明してしまいましたが、冒頭でも書いた通り、定期的に水の中で体を動かすことは、体そのものの健康にも繋がるので、足腰が丈夫なわんちゃんにとってもおすすめの健康法です。もちろん、これはあくまでも「予防」方法の一つなので、もしもわんちゃんが足などに何らかの疾病を患っている場合は、きちんと医療機関で適切な治療を早期に行ってください。
ユーザーのコメント
女性 HONU
30代 女性 りん
40代 女性 サンデー
朝晩の散歩の習慣はもちろんですが、普通に歩くだけだと後足をほとんど使っていないそうなんです。
特にうちの犬は股関節が生まれつき少し緩いといわれているので、あまり激しい運動をさせるのもためらっていて。
そのため普段使っていない筋肉を使う運動をさせたくて、水泳やバランスボールを検討していました。
うちの犬はまだプールを体験したことがないのですが、もうちょっとシニアに近づいたら始めてみようかな。特に夏場は気持ちいいかもしれませんね。
女性 メロンパン
そろそろシニアになるので、足腰の強化にやってみたいです。
シャンプーをするときに、シャンプーを頑張ったご褒美に水泳、どうかな?
水泳が愛犬が好きかわかりませんが…
疲れてくれたらドライヤーもかけやすいかも。
女性 Sakura
30代 女性 ルビママ
お外をたくさん歩かせるのは不安なので、水中ダイエットをしてあげたいと思います!