犬の寿命を縮めてしまうNG行為3つ
①食べさせてはいけない物を与えてしまう
まず犬の寿命を縮めてしまう行為として挙げられるのは、犬にとって有害となる食べさせてはいけない物を与えてしまうという行為です。主に人間の食べる物が当てはまります。
人間の食べる物というのは、基本的に犬にとっては消化しにくい物が多いです。例えば元々犬は肉食動物なので、「これなら大丈夫」と思われがちな野菜も、実は犬にとって消化しにくい食べ物に入るのです。
食べさせてはいけない食べ物の代表的な例として、チョコレートや玉ねぎが挙げられます。チョコレートはわかりやすいですが、玉ねぎに関しては「意外と含まれている」というケースもあるため、特に注意が必要となる食べ物です。
「意外と含まれている」ケースというのは、大丈夫だと思って与えた食べ物の中に、玉ねぎがそのまま入っていることはないけれど、玉ねぎのエキスや玉ねぎパウダーなどが含まれている、というケースです。玉ねぎ成分が付着した食べ物も危険と考えてください。
そもそもドッグフードは犬に必要な栄養分がしっかり含まれているため、ドッグフードだけでも十分に栄養を摂取することが出来ます。また最近では、犬用のおやつも多種多様ですので、ドッグフードだけではかわいそうと思うようであれば、おやつを少し与えるようにしましょう。
②タバコの副流煙
近年、タバコを吸っている本人よりも周りの人が吸ってしまう副流煙の方が危険だという研究結果が明らかになり、今では周知の事実となっています。しかし、これは人間だけではなく、犬にも当てはまるのです。
飼い主が喫煙者の場合、その犬はタバコの副流煙を吸ってしまっている可能性が非常に高いです。実際に飼い主が喫煙者である犬は、他の犬に比べると発がん率が高くなっていることが確認されています。
特に短頭犬種と呼ばれるブルドッグやパグなどの鼻が短い犬種は、直接副流煙が肺に到達してしまうため、がんになりやすい傾向があります。
日頃タバコを吸うという方は、犬にも副流煙の悪影響を与えないよう、できる限りの工夫をしましょう。
③散歩に連れて行かない
小型犬を飼っている飼い主さんの中には、「小型犬は家の中を歩かせるだけでも運動になるから、散歩には連れて行かない」という人もいるのではないでしょうか。たしかに中型犬や大型犬に比べると運動量は少なくても問題ありません。
しかし、犬にとって散歩というのは運動不足解消だけでなく、ストレス解消の役割も果たしています。外に行くことで犬が持つ本来の野生本能を満たすことで、ストレスを発散することが出来ます。ストレスを溜めてしまう事は病気にも繋がりますので、寿命を縮めてしまう行為と言っても過言ではないのです。
また、しっかり外を歩かせることで認知症予防や心肺機能の活性化、筋肉の衰え予防などにも効果的です。長寿の秘訣は心身共に健康を保つことです。雨の日に無理に連れて行くということはせずとも、なるべく毎日連れて行ってあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ちょっとした飼い主の注意不足が愛犬の寿命を奪ってしまっている恐れがあるのです。特に人間の食べ物とタバコの副流煙は悪影響を及ぼす恐れが非常に高いです。今後の愛犬の健康を考え、対処するよう努力しましょう。
ユーザーのコメント
40代 男性 たじゃ
対策のひとつにキャベツや白菜を湯がいたのを与えるのも可。
うちでは、ドッグフードにキャベツを刻み湯がいたのを加えてます。
20代 女性 匿名