犬の性格はどうやって決まるの?

犬の性格はどうやって決まるの?

あなたの愛犬はどんな性格をしていますか?どんな性格であっても、愛犬が愛おしい存在であることに変わりはありませんね。ところで、愛犬の性格はどのようにして決まったのでしょうか?そういう犬種だから?生まれつき?どうやら、それだけではないようです。

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犬の性格は犬種だけじゃ決まらない!?

おもちゃで遊ぶ子犬

甘えん坊、やんちゃ、フレンドリー、頑固、ビビリなどなど犬にも様々な性格がありますね。

よく犬種だけで「○○な性格」と思い込んでしまいがちですが、犬種による性格はあくまでも「そういう性格の傾向にある」というだけで、同じ犬種でも性格はそれぞれ違います。つまり、犬種だけで性格が決まるわけではないのです。

では、犬の性格はどのように決まるのかというと、遺伝的要因環境要因が影響し合って決まります。

そうだとわかると、具体的には何が犬の性格を決めるのか気になってきませんか?もしかすると、飼い主さんも愛犬の性格形成に影響を与えているかも…!?

以下から詳しくご紹介していきます。

遺伝的要因

親犬から体格や被毛が遺伝するのと同じように性格も遺伝します。そして、犬の性格の半分は遺伝的要因で決まると言われています。

また、最近の研究ではドーパミン受容体D4遺伝子やセロトニントランスポーター遺伝子、アンドロゲン受容体遺伝子などといった神経伝達やホルモン伝達に関与する遺伝子が犬の攻撃性や服従性などに関連していることが解明されてきており、これらの遺伝子が犬の性格に影響を与えると考えられています。

環境要因

子犬の兄弟

犬種だけで性格が決まるとは言えないのは、遺伝的要因が性格形成に影響するのは半分だけだからということになるのですが、残りの半分は何かというと後天的な要因、つまり環境要因です。では、環境要因にはどのようなものがあるのでしょうか?

①飼い主の育て方

犬の性格形成には飼い主さんの育て方が深く関係しています。例えば、室内で過保護に育てられた犬は外での刺激を受ける経験が少ないため、臆病で警戒心の強い性格になりやすくなります。

また、甘やかして育てられればワガママな性格になるかもしれませんし、叱られてばかりだと臆病になったり、逆に攻撃的な性格になってしまうかもしれません。

②飼い主の影響

「親の背を見て子は育つ」という諺がありますが、犬も飼い主さんの行動をよく観察していて、それが犬の性格に影響を与えることもあるようです。

ですから、明るく元気な飼い主さんの犬は活発な性格に、のんびり屋の飼い主さんの犬はおっとりした性格に育つ可能性があります。

犬の前でしょっちゅう夫婦ゲンカや親子ゲンカ、兄弟ゲンカなどをしていると、犬が攻撃的な性格になってしまうかもしれませんのでご注意を。

③親兄弟と過ごした期間の長さ

子犬期に親兄弟と一緒に過ごすことはとても大切なことです。そして、生後2~3ヶ月まで親兄弟と過ごしたかが、犬の性格に大きな影響を与えます。

犬は子犬の頃に親や兄弟と一緒に過ごしながら多くのことを学びます。親兄弟との遊びやふれあいなどを通して、噛み加減や犬同士のあいさつの仕方などといった社会性を身につけていくのです。

ですから、親兄弟と一緒に過ごす期間が短いとそういった社会性が身につかず、攻撃的な性格になったり、逆に臆病な性格になってしまうことがあります。

そのため、早い時期に親兄弟から離れてしまった犬には飼い主さんが親代わりとなって、外の刺激に慣らしたり、他人や他犬とふれあわせるなどして社会性を身につけさせる必要があります。

犬の性格は変えられる!?

しつけをされる犬

もし犬の性格に問題が生じた場合は、「そういう性格に育ってしまったから」と諦めるしかないのでしょうか?そんなことはありません。

飼育環境を改善したり、トレーニングを行ったりすることで犬の性格を変えられる可能性があります。

また、愛犬が攻撃的な性格である場合は、飼育環境の改善やトレーニングに加えて「セロトニン」によって性格を変えられるかもしれません。

セロトニンは脳内神経伝達物質のひとつで、興奮を抑制する働きがあります。

オキシトシンと同様に「幸せホルモン」とも呼ばれていて、セロトニンが分泌されると気持ちが落ち着き、穏やかになりますが、セロトニンが不足すると興奮を抑えられなくなるため、攻撃的になってしまいます。

ですから、攻撃的な性格の犬にはセロトニンの分泌量を増やしてあげることで穏やかな性格に変化する可能性があります。

セロトニンの分泌量を増やす方法はいくつかありますが、スキンシップでも増やすことができます。また、セロトニンは日中に分泌されますので、日中に愛犬とのスキンシップの時間を作るようにしましょう。

愛犬とのスキンシップの取り方はそれぞれですが、大切なのは毎日継続することです。

まとめ

撫でられる犬

犬の性格は遺伝的要因と環境要因によって決まります。遺伝的要因は両親から受け継ぐものですが、環境要因には飼い主さんが深く関わっています。

ですから飼い主さんは、愛犬の性格に問題が生じないように育て方や自身の行動に気をつけなくてはいけませんね。

もし問題が生じてしまった場合は飼育環境を変えたり、トレーニングを行ったり、スキンシップの時間を作るなどして愛犬の性格改善に努めましょう。

時間はかかってもきっと、愛犬の性格は変わっていくはずです。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 エル

    偶然、我が家の犬の兄弟犬に会うことが出来ました。兄弟といっても、両親が同じですが年齢差が5才もありましたが。これが初めて会うのにそっくりで驚いてしまうほど!容姿だけでなく声色や神経質な性格や仕草、癖まで一緒だったのです。遺伝って強烈なんだな、と痛感しました。しつけや育て方、環境なんかでは人格(犬格?)の柱になる部分は変わらないのかも、とも思いました。本当にそっくりだったのです。
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