ワンちゃんとお洋服の関係とは
ワンちゃんとお洋服。というイメージが定着してきたのは小型犬・室内犬が増えてきてから、10年くらいではないのかなと個人的には思います。
昔は、庭で番犬の役割も兼ねてワンちゃんを飼う家が多く、室内で過ごすことも、お洋服を着ることもなく、まして食事もワンちゃん専用の食事ではなく、飼い主たちの残りものを食べているという時代もあったそうです。
それに比べると、”今”のワンちゃんたちは随分ぜいたくな暮らしをおくることができているんだなと思います。と言いつつ、我が家のワンコもぜいたくな生活をしておりますが。
ワンちゃんにお洋服を着せる理由とは??
それでは、なぜワンちゃんにお洋服が必要なのかを調べてみましょう。
たぶん、飼い主が着させたいだけなんじゃないかな?という不安は、ほぼ的中しました。
ワンちゃんにお洋服を着せなきゃいけない理由は特にありませんでした。
やはり、かわいいからという飼い主さんの気持ちが1番の理由のようです。
ただ、中には病気や先天性の疾患で自分の体温調節がうまくできないワンちゃんたちがいます。その場合はお洋服や、ブランケットなどで体温を調整してあげる必要があります。
ワンちゃんがお洋服を嫌がる理由とは??
では、なぜワンちゃんがお洋服を着るのを嫌がるのでしょうか?
我が家のワンコも小さいときはかわいいからといくつか購入して着せていたのですが、とにかく嫌がりました。最初は急に動かなくなってしまったり吠えて噛みついてくるので、着替えさせることができませんでした。
あまりに嫌がるので、我が家ではお洋服を着せることはをやめました。その時はただ、着るのが嫌なんだなとしか考えていませんでした。
でも、やはり理由はしっかりありました!
お洋服を着たくない理由①
お洋服を着ることによって、体の動きが制限されてしまうことを嫌います。
特に関節や背中などに密着するようなものは体を固定させ動きを鈍らせます。
常に、お洋服を着る習慣のないワンちゃんたちにとって、「体の動きの制限=ストレス」
へとつながるため、注意が必要です。
お洋服を着たくない理由②
ワンちゃんたちは、皮膚と毛で体温のコントロールをしています。
必要以上に熱がこもってしまったり、湿気が高くなってしまうと自分で体温調節ができにくくなります。もちろん、それが体調不良の原因につながることも考えられます。
人間と違い、暑いから脱ぐ・寒いから着るの定義はワンちゃんたちにはありません。
常に、皮膚とその上に覆われている毛で体温を上げたり、下げたりとコントロールしているそうです。
ワンちゃんたちにとって、皮膚も毛も大切な役割を担っているんですね!
ただ、冬の寒い日のお散歩は何か、コートや上着を着させてあげてくなる気持ちは否めません。
まとめ
やはり、ワンちゃんにお洋服を着させると固まってしまう。
にはちゃんと理由がありましたね。その理由のほとんどは本能的なものです。
動きずらい、体温調節が難しい、もしかしたら、好みじゃない、かわいくない!などの理由もあるのかもしれませんが、わたしも個人的にはワンちゃんにかわいいお洋服を着せたい派なので、なるべく、季節や天候、また、公園等で思いっきり遊ぶ場合など、TPOに応じて着てもらおうかなと思いました。
やはり、良いと思っていることがワンちゃんたちのストレスにつながってしまうのはとても悲しいので、ワンちゃんの様子を見ながら、洋服を着せるべきかどうか考えましょう。
ユーザーのコメント
女性 アイカ
30代 女性 セリ
毛が長いため、散歩中の汚れ防止のため着せたかったのですが、服を着せるとフリーズして身動き一つとらなくなっていました。
でも何度も何度も試して、お散歩に行く前に服を着せるを繰り返したら、大好きなお散歩と服がセットと覚えたようで、今では服を見せると喜んで飛び付いてきます。
寒さ防止や抜け毛対策など、服を着せる機会は多いので慣らしておくといいですね。
特に、犬が好きでもない方がいるような公共の場所に行くときには服を着せるようにした方がいいかもしれません。
私が良く行くカフェは、わんちゃんは服を着せてくださいとなっています。他のお客様への最低限の配慮なんだろうな、と思います。
20代 女性 シーナ
40代 女性 SUSU
愛犬は胴長短足のダックスなので、体高が低く地面に近いため1回のお散歩で胸の辺りが真っ黒になってしまいます。毎回お散歩の度に洗うわけにもいかず、濡れたタオルで拭いて汚れを取っていますが数回に1度は胸と足裏だけ洗うようにしています。夏場のアスファルトの熱や真冬の地面の冷えから守る意味でも洋服を着てくれればなと思ったことは何度もあります。
最近の犬用の洋服は、かわいいだけでなく、水で濡らせば体感温度が2℃下がる洋服や防虫効果のある服など、着ることでメリットがある物を増えてきました。
ワンコと暮らすまでは、犬に洋服?と思っていましたが、見た目のかわいさだけはなく実用的なものもあり、一概に必要ないとも言えないのかもしれません。
ワンコに洋服を慣れてもらう為には、パピーの頃から洋服に慣れさせ、洋服を着ればお散歩行けるんだと認識付けてもらうことが大事と言われており、我が家も生後3ヶ月の頃から洋服を着せてお散歩に出るように習慣付けていました。3歳頃までは洋服が好きではないながらも着せてしまえばご機嫌でお散歩をしていましたが、ズボン付きのつなぎのような洋服を着せた頃から洋服が大嫌いになってしまいました。
ズボン付きの洋服は見た目が可愛くて完全に飼い主のエゴに過ぎず、今思えばかわいそうなことをしてしまいました。その頃の私は、ズボンを履いた姿がただただ可愛くて愛犬の嫌そうな顔など見て見ぬふりをしてしまっていたように思います。
ダックスは脚が短いため、脚にまで洋服がまとまりつくことは非常に歩きにくかったのだと思います。いつからか洋服を着せるとお散歩に行かないと言うようになり、なんとか出掛けてもトボトボトボトボつまらなそうに嫌そうに歩くようになってしまいました。
その姿に無理強いしてしまっていたなと今更ながらに気づき、嫌なら洋服は止めようということになりました。
小型犬の多くが洋服を着ている真冬のお散歩でも、雪が積もっている日でも愛犬は裸族です。家では暖房の前に陣取っているにも関わらず雪の上をご機嫌で歩いています。寒さに負けない身体を作れるよう食事には気を使っていますが、あとは本人(犬)に任せることにしています。
あまりに寒い日は抱っこと言ったり、早めに切り上げて帰ることを自分で判断しているようです。
なお、愛犬は潜るタイプのベッドも苦手で基本的に身体に布が当たることが好きではないようです。真冬用のベッドはベッド下に電気カーペットを敷いて下から温かくなるようにしています。
このようなタイプのワンコは洋服が好きではない子が多いのかもしれません。仕方がないから着てくれている子もいると思います。そのようなワンコは特に、ズボン付きの洋服を着せることは控えておいた方がいいかもしれないなと思います。
女性 yon
愛犬は洋服を嫌がらずに着てくれます。むしろ洋服を着るとお出かけだとわかるので喜んでいます。
今トライしたいのが靴です。長毛種のため冬時期は静電気でホコリを寄せ付けてしまうようで、靴下をはいたみたいに色がくっきり変わってしまうほど汚れます。靴下からトライしてみたのですが、やはり違和感があるようで必死に脱ごうとしてしまい、上手に歩けません。
40代 女性 四郎母
服を着て散歩に行かなきゃならないのを解っているので お散歩を誘ってもハウスから出てきません。
冬に服を着せなくてもいいのか?10歳になる四郎でも毎年冬近くなると悩まされます。
実際は、どうなんでしょうか。
40代 女性 匿名
お散歩の時、何かしら汚れてしまうので着せるようにしていたので(毛の長いマルチーズのためそのままのお散歩では汚れやすく、また毎日お風呂に入れるのは大変なので。お洋服は毎回洗濯しておりました。)、数回で慣れてくれたようで今は何も気にしていないようです。
他2匹のマルチーズとダックスは初めからなんの抵抗もなかったようで、気にしていない様子です。(マルチーズは甲状腺機能低下症のため暖かめのお洋服、ダックスは足が短く散歩で必ず胴体が汚れるため少し洗いやすい素材のお洋服着用。)
それぞれに合わせてお洋服を着用しておりましたので、メリットは沢山あるかと思いますよ。
今の時期は外の気温も1桁ですし、これからどの子もいい歳になってくるので...
それぞれの子に合わせたお洋服で大切にしていきたいです。