自分が生活する空間は、快適なものにしたいと誰でも思いますよね。
実際、自分の好きなものを置いたり、生活が便利になるものを置いたり、みなさんいろいろ工夫されているかと思います。
日差しが強ければカーテンを買えばいいし、乾燥が気になれば加湿器を置けばいい。
暑ければエアコンをつければいいし、殺風景なら絵でも飾ればいい。
これらのことは人間には簡単なことですが、もちろんわんちゃんにとってはとても難しいことです。
最近ではわんちゃんと暮らすことを考慮した住宅も多くなりましたが、普通は人間仕様の家でわんちゃんと暮らすことになります。
人間にとっては快適な空間でも、気を付けて見回してみるとわんちゃんに不都合なことがたくさんあるはず。
言葉で伝えることのできないわんちゃんですから、人間が気づいてあげなければなりません。
身近なものに注意
基本的に飼い主が気を付けないといけないことは、フローリング・電気ケーブル・誤飲でしょうか。
フローリング
小型犬は先天的に「膝蓋骨脱臼(パテラ)」のキャリアであることが多く、フローリングでツルツル滑ってしまうことは膝に大きなダメージを与えてしまいます。
マッサージや定期的な通院で悪化を遅らせることは可能ですが、ひどくなると激しい痛みを伴い、手術とリハビリが必要になります。
スリップを軽減するワックスなども市販されていますが、百均のジョイントマットで十分です。
電気ケーブル
電気ケーブルは特に子犬が興味を持ちがちなので、子犬を迎える前にケーブルカバーなどを準備しておくことをお勧めします。
電気ケーブルのいたずらは、即死につながることもあり得ます。大丈夫だろうと思いがちですが、歯の生え変わり時期を迎えた子犬はなんでもかじりたがります。
こちらも百均グッズで対応可能なので、百均の赤ちゃん用品売り場を探してみてください。
誤飲
最後に誤飲ですが、これは飼い主の愛情でしか防ぐことができません。
わんちゃんが飲み込めてしまうサイズのものを床に放置しないこと。
コインやボタン、ビニールはもちろん、大型犬ならおもちゃを丸飲みしてしまうこともあります。
わんちゃんが食べても良いと売られているはずのガムでも誤飲の事故は起こります。
パッケージにも書いてありますが、ガムを食べている間は絶対に目を離さないこと。
万が一丸飲みしてしまったら、早急に動物病院に連れて行くこと。
最後に
以上は基本的なものですが、わたしがおすすめしたいのは食事台。
お皿を直接床に置くのも良いのですが、少し高さを付けてあげるとゴハンが食べやすくなります。
ネットやペットショップで売られているものもありますが、百均グッズを探してみるのも楽しいですよ。