湿度とは…
空気中に含まれる水分の量の割合の事です。
暑さや、寒さを感じるのは温度だけでなく湿度も関係しているので、夏場は特に部屋の湿度に注意して、快適に過ごしましょう。
快適な湿度管理をしましょう。
季節にもよりますが、わんちゃんにとって快適な湿度は40~60%と言われています。
「室温管理してたら大丈夫」と思いがちですが、実はわんちゃんは湿気も大の苦手なんです。
湿度が高いと…
- 雑菌、害虫の発生
- ダニ、カビの発生
- 耳や皮膚の炎症の原因
湿度が60%以上だとダニやカビが発生しやすくなります。
ダニもカビも嫌ですよね?
そんなものが発生する前に、しっかり湿度管理を行って防いでいきましょう!
次では我が家で行っている湿度管理方法をご紹介します。
湿度を下げるには…
晴れた日には換気。
晴れた日は必ず一度は窓を開けて、換気をしましょう。
空気の流れが出来る事で、部屋中にこもった湿気を外に出します。
窓の開け方を工夫すると短時間でもしっかり換気できます。
効果的な窓での換気
全部の窓を全開に開けなくても、お部屋の対角線(向かい合わせ)にある窓を15センチ程開ければOKです。
窓の対角線に扉があったら扉でもOKです。
この時に扇風機を使って扇風機の風を外にむけて回してもいいですし、風の入り口と出口を作れば上手に換気出来ますよ♪
皆でお出掛けの時は換気扇をON
お家に誰もいないときは換気扇を回して外出しましょう。
部屋に湿気が籠もるのを防いでくれますし、電気代もそんなに高くなりません。
★(上記の換気方法は晴れた日にオススメします。雨や曇り湿気の多い日は逆に湿気をお部屋に入れてしまう事もあるので注意が必要です。)
雨の日は換気目的でなく、カビ菌を外に出す為に雨が入らない程度に開けてこまめな換気をしましょう。
長時間換気すると逆に湿気が溜まるので注意して下さいね。
除湿グッズ
湿気が溜まりやすい場所には湿気を取るグッズを置くのもオススメです。
- 新聞紙
- 木炭 等
これらのものを湿気が溜まりやすい押し入れや、シューズボックス、クローゼットに入れましょう。
天気のいい日は扉を開けて換気を心がけましょう。
写真の除湿パネルは晴れた日に天日干しすると、何度でも使えます。
重曹で湿気も匂いもシャットアウト!
重曹を使って手作りの湿気取りもオススメです。
消臭効果もあるので嫌な匂いも防いでくれます。適量の重曹を入れ物に入れて数滴アロマオイルを垂らすだけでOK!
湿気を含むと重曹は固まってしまいますが、洗濯洗剤に使えるのでとても便利ですし、蓋をリボンなどで飾れば、人目についても大丈夫ですよ♪
可愛い瓶等に入れるのもオススメです。
除湿器
雨の日が続いた時は除湿器を使って湿度管理をします。
- 部屋の窓を全て閉めます。(換気口も必ず閉めましょう)
- 冷房のスイッチON
- 除湿器のスイッチON
- 冷房と除湿器の空気が部屋に循環するように扇風機ON
これでグンと湿度が下がります。
エアコンの除湿機能より下がりやすいのでオススメです。
日常生活にも注意を
湿度を上げない生活の工夫をすると、嫌な湿気もカビ菌も抑えられます。
- キッチンでの作業中
お湯を沸かしたり、煮物をしたりと湿気が出てくるので必ず換気しましょう。
- 洗濯物の部屋干し
雨の日の部屋干しでも湿気はでます。
部屋干しする時は除湿器等をつけるようにしましょう。
- お風呂の残り湯
浴槽の蓋は閉めてますか?
残り湯からも湿気は出ますので、必ず蓋をしてお風呂場の換気扇は常にONにしておきましょう。
え?電気代は?と思われますが、「換気を怠ってカビが生えてカビ取りの洗剤にお風呂掃除の時間を考えると電気代の方が安くついちゃいますよ」
と言われてから我が家は24時間お風呂場の換気扇をつけていて、今までカビが生えた事がありません。
- 観葉植物
冬場は加湿の役割でオススメですが、観葉植物の土からも湿気は出てきます。
湿気の多い時期は水やりを控えて、晴れた日に外で日光浴をしながら水やりをしましょう♪
湿度対策のきっかけ
湿度計を購入してから、我が家の湿度が少し高い事に気付きました。
それと同時ぐらいから我が家のワンコが耳の洗浄をしても汚れていないし嫌な匂いもしないのに、耳を気にする素振りが多くなりました。
「もしかしたら湿気?去年も同じ時期に耳で病院に行ったような…」
エアコンの除湿はしていたのですが、あまり湿度は下がらないので徹底的に湿度管理を行うと…すっかり耳を気にしなくなりました!
ジメジメな季節も最適な湿度管理で、わんちゃんに起こるトラブルを未然に防ぎましょう。
わんちゃんと飼い主さんが笑顔溢れる毎日でありますように♪