犬の飼う時は近隣への挨拶を!
浮かれる前にやらないと後々トラブルに
ワンコを迎えて一緒に暮らし始めると、毎日が新鮮で楽しく過ごせますよね?
もちろん、我が家もそうでした。
でも、ワンコの身の回りのグッズを揃えたり、躾の仕方を勉強する事は常識化している一方で、意外と忘れがちになってしまう事があります。
それがご近所への挨拶回りなんです。
マンションはもとより、都市部では一軒家でも住宅が密集しているので自分が想像しているよりも音や声が周りに聞こえています。
そんな中にワンコが加わると、夜を中心に些細な鳴き声でも響き渡ってしまい、「あのお宅いつから犬を飼い始めたの?迷惑かけるんだから一言くらい声をかけてよ」
と言う事態になり、最悪の場合、ご近所トラブルへと発展してしまう恐れもあるんですよ!
約15年の付き合いになる事を頭に入れましょう
ワンコは犬種によって様々ではありますが、昔に比べて非常に平均寿命も、健康的に動き回れるのも長くなり、およそ平均して15年(小型犬ならもっと長いかもしれません)の付き合いになります。
だからこそ自分たち家族だけではなくて、ご近所とも後々トラブルが起きないように上手く付き合っていく為にも、ワンコを飼い始めたら一軒家なら両隣やお向かい、マンションなら自分の住むフロア全体と上下階という具合いで一言、
「この度、我が家で犬を飼う事になりましたので、もしかすると鳴き声などでご迷惑をお掛けするかもしれませんが宜しくお願いします」
と、丁寧に挨拶をしましょう。
特に音などに敏感な方や赤ちゃんのいる家庭なら、小さな菓子折りを持っていった方が良いでしょう。
犬連れのを引っ越した際の挨拶は特に忘れずに!
我が家が愛犬のプシュケを連れてマイホームのマンションに引っ越ししてきた頃、既に他の住民さん達が先に住んでいたので、『ペット可のマンションとはいえ、新参者になるから心配だな』と緊張していました。
なので後々の為にと通常ならタオルで済ませる所を、少々予算を上乗せした粗品を持って自分のフロア及び上下階の方々に「この度引っ越してきました。犬が一緒に暮らしますがなるべく迷惑をお掛けしないようにしますので、宜しくお願いします」と挨拶して回りました。
そのお陰か多、少プシュケが吠えたり走り回ってしまっても数年たった現在でもクレームはゼロです。
このように、犬を連れて引っ越しをしてきた際は、愛犬を含めた自分達が新参者となるので、今まで以上にご近所の方々への挨拶は忘れずに行う事をお勧めします。
よくあるご近所トラブル
では次に、ワンコが原因として発生してしまうご近所トラブルの、よくあるケースについて挙げて行きたいと思いますので、参考の1つにしてみて下さい。
鳴き声が原因でクレーム
一番多いのが、犬の鳴き声によるクレームです。
特に深夜という音が周りに共鳴しやすい時間帯に吠えてしまうと、
「深夜なので迷惑です」
と注意される程度のものから、中には玄関ドアにクレームを書いた張り紙を貼られたり、酷い場合は警察を呼ばれてしまうケースもあったそうです!
やはり飼い始めたら、早めにムダ吠えを止めさせる躾を始める方が良いでしょう。
共用スペースでの迷惑行為
これはマンションなどの集合住宅で発生しやすいケースなのですが、ロビーやエレベーターにゴミ捨て場といった場所で、ワンコが粗相をしてしまったりマンション内だからだと油断してノーリードで歩かせて、犬が苦手な住民を怖がらせてしまい、最終的にはマンション住民内での会議の議題へ上がってしまう事があります。
実は我が家のマンションも同等の問題が発生してしまい、我が家を含むルールを守っているワンコ飼いの住民は肩身が狭い思いをさせられました。
マンションでワンコを飼うなら、必ず共用スペースでは抱き上げるかリードをシッカリ持ち、仮に粗相をしたら直ちに飼い主さんが責任を取って掃除をしましょう。
子供が関係するトラブル
こちらも非常に深刻な問題ですが、散歩中に小さな子供が遊びのつもりでワンコの尻尾を握ったり乱暴に触ったりして怒らせてしまい、吠えかかったり、時として噛み付いてしまい訴訟問題にまでなってしまうケースもあります。
我が家の場合は、可能な限りは子供と接しない時間帯に散歩をさせていますが、それが難しいなら子供のいそうな所を避け、場合によっては、
「噛み付くかもしれないから触らない方が良いよ」
と軽く脅すくらいした方が良いかもしれませんね。
まとめ
犬を飼い始めた時に必要なのは、愛犬の身の回りの物を揃える事や基本的な躾けとされてるようですが、忘れてはならないのがご近所さんへの挨拶回りです。
特に都市部は住宅が密集している分、音や鳴き声が響きやすいので、ご近所トラブルに発展しない為にも必ず一言声を掛けるようにしましょう。