犬との生活が私にもたらしたもの

犬との生活が私にもたらしたもの

犬と暮らすって実際どうなんだろう?すでに飼っている方もこれから飼われる方にも「犬との生活」が私にもたらしてくれたものについてご紹介します。愛犬との出会いで変わった生活の様子や、良かった事や辛かった事、思わぬ奇跡を引き起こした事を、体験談を交えながらまとめてみました。

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愛犬との生活で苦楽を共にすることでお互いに成長

愛犬の登場で一変した日々

カメラ目線の愛犬

たっての母親の希望もあり、我が家に愛犬のプシュケがやってきたのは約9年前の春先でした。

それまでの私はというと、趣味に習い事や遊ぶ事のお金の為だけに仕事をし、自分の好きなことばかりを楽しむというように典型的なお気楽実家暮らしを満喫していました。ところが彼女がやってきてからというもの、私はその可愛さにすっかり夢中になり、当の母親以上にプシュケに愛情を注ぎ、ショッピングに出掛けても買うのは犬用のオモチャやオヤツばかり。遊びに行っても私の帰りを待っているプシュケが気掛かりで早々と帰宅してしまうというように、気が付いたら 私の生活は、すっかりと愛犬中心 にと変わってしまっていました。

育犬ノイローゼになった時期も

もちろん犬との生活は楽しいばかりではなく、ヤンチャでイタズラ好きなプシュケに疲れたと言って、犬を飼いたいと言い出したハズの母親が育犬放棄をしてしまったり、プシュケの躾に対する家族との衝突や思うように進まないトイレトレーニングや吠え癖といった課題が積み重なり、不眠や情緒不安定や急性胃腸炎を引き起こしてしまうという“育犬ノイローゼ”に陥ってしまう時期もあり、この時ばかりは「ああ、 犬なんて飼うんじゃなかったかもしれないな」と思った りもしました。

でも、その後は躾の仕方を見直すなどして、プシュケが1歳になる頃には何とか落ち着いてくれて、再び平和な日々を送れるようになったんです。

愛犬との成長が私にもたらしてくれたもの

このような経緯を経ながら犬との生活を送る事によって苦しさや喜びを共に分かちあうようになってからは、今までは短気で諦めやすかった性格だったのが少しずつではありましたが逆に 忍耐強くなり、また物事を投げ出す事も少なくなる というように、人間的な成長をもたらしてくれたんです。

愛犬との生活で良かった事

筋肉がついて身体が鍛えられた

犬と走る人

以前の私は、基本的に運動が嫌いで、駅やデパートでは迷いもなくエスカレーターを利用するタイプだったんです。

ところが、犬との生活を送る上で欠かすことができない「毎日の散歩」、この散歩がとにかくいい運動になったんです。子犬の頃は全力で引っ張りながら走るので、散歩中はほぼ早歩きや、時には小走りだったり、何故か階段や坂道を好んで歩きたがるし、更には長距離で散歩に行ったは良いが途中で疲れて座り込む愛犬を抱えて来た道を引き返したりするので、気付けば 腕や足に筋肉がついて引き締まり、毎日身体を動かしているおかげで風邪も引かなくなるという思わぬ健康効果 が得られたんです!

金銭管理ができるようになった

お金

プシュケが我が家にやってきてから1年が過ぎた頃、とある家庭の都合上、やむなくプシュケを連れて実家を出て一人暮らしをする事になってしまいました。
皆さんもお分かりかとは思いますが、犬との生活は躾さえできれば大丈夫という訳ではなく、毎年のワクチンや予防接種を始めとし、食費やトリミング代といった生活費がかなりかかります。それに加えて自分の生活費という1人プラス1匹分を自分の収入内でやりくりをする事になったので、結果的に今まで 無駄使いばかりしていた生活が一転 して、キッチリと金銭管理をするようになったんです。

犬が大好きな、結婚相手と出会った!

結婚写真

上記の続きになりますが、愛犬を連れて1人暮しをする為にペット可で徒歩圏内に動物病院やトリミングサロンがあり、家賃も比較的安いという条件を満たす部屋を探した結果、長年住み慣れた町からかなり離れた全く見知らぬ場所へ引っ越したんです。

すると、その事情を聞いたとある知人が「その街なら知り合いが近くに住んでるから寂しくならないように紹介してあげる」と、ある男性を紹介されました。その人は大の犬好きでプシュケを大変に可愛がってくれ、そのまま意気投合して付き合う事となり、現在の旦那様になりました(笑)

それまで 男っ気が皆無だった私に訪れた奇跡 ともいえる偶然をもたらしてくれたのは間違いなくプシュケの存在だったんです♪

近所付き合いが楽しくなった

私達夫婦には子供が居なく、更に共働きをしていたので、まず他の家庭のような近所付き合いは出来ないだろうと思っていました。
ところが愛犬を連れて散歩に行くと、自然と近所の同じく犬の散歩をしている人達と交流する機会が増え、情報交換や世間話を楽しむなど、今では沢山のご近所さんと仲良くさせていただいています♪

こういった交流会は、時としてとても大きな励みにもなります。病気をした時、何かに悩んだ時、オススメの病院、些細なことから役に立つ情報のやり取りはとても新鮮です。

恐らく犬との生活がなかったら、このような付き合いはできなかったと思います。

犬との生活でストレスフリー!

アニマルセラピーという職業もあるように犬には癒しの効果があります。

疲れて帰宅した時、何か深い悲しみを感じた時、精神的に辛く感じる時にふと横を見ると、愛犬が心配そうにこちらを見ていたり寄り添ってくれたりすることがありますよね。その暖かさにほっとしていると、自然に前向きになれることも多いはず。実際にアニマルセラピーによって精神を安定させる効果も実証されているほどです。

人はひとりでいると落ち込みやすいですが、そこにちょこんと犬がいるとスキンシップがはかれます。この時に抗ストレスホルモン、言うなれば幸せホルモンが分泌されるのです。犬の持つ無条件の優しさと愛情は癒し効果も絶大なのです。

仰向けで微笑む愛犬 たとえ言葉が通じなくてもどこかで通じ合えるもの。愛犬の思う以上の優しさと愛情を持って接してあげたくなりますね。

犬との生活に関するまとめ

仰向けで微笑む愛犬

私にとって犬との生活がもたらしてくれたものは、 共に苦難を乗り越えて成長したり、生活態度や金銭管理を見直す機会、思わぬ出会いに新たな友達といった何ものにも代えがたい素敵なものばかりでした。愛犬と暮らして9年の間に、良い事も辛い事も含めて色んな事が沢山起きましたが、本当に心から愛犬がいてくれて良かった と思えます。

犬との生活は、マイナス面ももちろんありますが、それ以上にプラス面を多く感じることができます。そしてこれからも愛犬と一緒に素敵な出来事が訪れる事を楽しみにしているんです♪

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 mimi

    愛犬との生活に、只今苦戦中で最近疲れ気味です。すぐに体調を崩し病院に毎月行っています。躾も毎日で大変です。でも、記事を読み少し気持ちがハッピーになりました。今は、壁を乗り越える時期だと思います。
  • 投稿者

    30代 女性 まゆゆ

    私たち夫婦は仲が良くしょっちゅう旅行や外食など、色々な所に足を運ぶような家族でしたが、愛犬を迎えてからは少し頻度が落ちました。しかし、今では愛犬を含めた家族旅行を一緒に泊まれるホテルで楽しんでいます。
  • 投稿者

    20代 女性 そそ

    私は20年ほどわんちゃんがいる生活を送っていてとにかくわんちゃんが大好きでしかたないです。わたしにとって愛犬はなくてはならないそんざいでどんなこともしてあげたいし、我が家のわんちゃんで幸せだったと思ってもらいたくて日々精一杯のことをしているつもりです。もちろんわんちゃんを飼っていると様々な悩みや心配もありますが、わたしはわんちゃんに救われたことがたくさんあります。支えあって生きていると常に思います。わんちゃんがいない生活なんて考えられませんね。
  • 投稿者

    30代 女性 patata

    私の場合ですが、うちの場合わんこさんとの出会いは、わんこさんが行く場所がなくなってしまってどうしようもにところを、私が引き取ることに...一人暮らしで殆ど仕事で家に帰ることがなかった私ですが、仕事も調整して、わんこの為に毎日家に帰るようになりました。はじめは、トイレのしつけとかも全然覚えていなく。室内犬の飼い方など分からなかったので、何をしていいのかわからなく、困惑ばかりでしたが。正直「犬なんて貰うんじゃなかった。」なんて思ったりもしましたが、毎日嬉しそうにお出迎えをしてくれるわんこさんの顔を見ると、こっちも嬉しくなるんですよねw私の場合ですが、愛犬と出会えて嫌なこともありましたが、結果的には、健康面等を考えると、わんこと暮らすようになってよかったです。なにより味気なかった私の生活が明るくなりましたw
  • 投稿者

    30代 女性 ちゃー

    私は妊娠中、つわりがひどく3ヶ月間寝たきりの状態でした。何も食べれることができず、食べれば吐いてしまうそんな毎日でした。苦しくて毎日泣きっぱなしで、こんなに苦しいなんて…もう嫌だと投げ出しそうになりましたが、そんな時愛犬はいつも私のお腹に体をうずめて一緒に寝てくれるようになりました。お腹の赤ちゃんと私に“大丈夫だよ、僕がずっと側にいてあげるよ”と言ってくれているようでした。小さな私の息子と愛犬が初対面した時、愛犬は息子の足をぺロぺロと舐めたのです。その行動の意味は『守るべき存在』を意味するらしいです。その時は感動して泣いてしまいました。愛犬に、私と赤ちゃんの側にいてくれて、本当に心から助けられたこと、一生忘れません。
  • 投稿者

    40代 女性 oomiya

    愛犬との生活は犠牲になることばかり、そう思っていましたが、コメント欄を見ているとみなさんは愛犬からいろいろなものを享受されているんですね。
    私の愛犬は留守番が出来ないため、私の生活はだいぶ変わってしまい恨み節ばかりが募る時期もありました。しかしもうおじいちゃん犬になろとしているので、さすがに犬に罪があるわけでもなくかわいがっていますが、たまにこの子がうちに来ていなかったら今ごろ何してたんだろうな、と考えることがあります。それはそれできっと楽しく過ごしていただろうなと。まぁ、ないものねだりなのでしょう。この子を無事最後まで穏やかに見送ることが出来た時に、きっとこの子との生活で私にもたらされたものがわかるような気がしています。それまでは必死に愛犬と生きていきます。
  • 投稿者

    女性 LaLa

    この気持ち、本当によく分かります!犬を迎え入れてから、生活がガラリ!と変わりますよね。犬は小さくても大きな命なので、育てて一緒に暮らしていかなくてはなりません。なので、犬を飼うということは、やはり責任もあり、途中で放棄なんて出来ないことだと思いました。私も育犬ノイローゼというものも体験しました。またネガティブに考えた後に犬と遊んであげると涙さえ出ました。私も犬を買いだしてから、かなり規則正しくヘルシーな生活になりました。犬に会いたくなるので、飲み会なども回数が減りました。お散歩も連れて行かなくてはなりません!なので、生活自体が本当に変わりました。筆者さんは愛犬を通して、旦那様まで見つけるとは最高ですね!犬は人生を素敵にしてくれますね!
  • 投稿者

    30代 女性 まろんママ

    本当によくわかります!!私も犬と暮らし始めて約15年。最初の頃こそ大変なことも多かったけど、それ以上に楽しいことやうれしいことがたくさんあって、今では犬なしの生活なんて絶対考えられません。私は結婚してから犬を飼い始めたので少し違うところもありますが、子供なし&共働き時代から飼っているのでとても共感できることが多いです。特に近所付き合いが楽しくなったというのはよーくわかります。多分、犬がいなかったら絶対知り合いになんてならなかったようなオジサマとか、年齢を超えて仲良くしてくれる人たちに出会えて本当に感謝しています。地元から離れて暮らしているのに、外を出たらほぼ知り合いに会うという環境を作ってくれたのは愛犬たちだと思っています。
  • 投稿者

    10代 女性 マ氏

    うちのミニチュアダックスフントは15歳です。
    15歳で歩けないって、そう特別なことじゃないですか?
    マ氏の投稿画像
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    子供のいない私達夫婦に愛犬ビーグルのマコは家族となりました。マコが家にいると思うと帰るのもとても嬉しくなります。 マコの存在が癒しであり、幸せな気持ちにさせてくれます。夫婦の会話も豊かですし、結婚20周年を迎えましたが、夫をとても愛しています。マコとの生活が私達夫婦に大きな幸せなをもたらしてくれたのだと思います。
    匿名の投稿画像
  • 投稿者

    女性 だいこん

    愛犬との生活で私が得たものは、忍耐力とおおらかさ、でしょうか。
    家の中にうんこやおしっこが落ちていても平気になるくらいですから、かなり価値観は変わったと思います。もちろん、トイレトレーニングはやってもしませんよ。
    犬へは見返りのない愛情を注いでしまいます。人間関係の細かいことなんて気にならないくらいの忍耐力とおおらかさが気が付いたら身に付いていたと思います。
  • 投稿者

    女性 もふころ

    犬との生活は私自身が生まれる前から始まっているので、切り離して考えることはできません。室内犬と屋外犬でも違いますね。室内犬だと、慰めてくれたり寂しさを埋めてくれることが多いです。屋外犬は外に連れ出して、気分をリフレッシュさせてくれる存在になります。愛犬の存在があるだけで安心できるんですよね。
  • 投稿者

    40代 女性 すまいるしろわんこ

    4ヶ月前に、お姉ちゃんわんこが虹の橋に旅立ち、今は、保護犬シーズーの妹ちゃんと暮らしてます。
    わんこと暮らす……。
    あの子がいなかったら、今のご近所付き合いは、出来てなかったぁ。色んな世代の人とお知り合いになれました。
    喧嘩の仲裁に入ってくれ、涙を流すと顔がカピカピになるまで、涙を拭ってくれました。
    毎日幸せでした。今でも、大好きです。
    ちぃ、今何してる?にこりんは、とっても甘えんぼになってるよ。
    お盆にちゃんとお家に帰ってきてね。
  • 投稿者

    40代 男性 WANPIECE

    プシュケちゃんは元気ですか?
    チョッパーは病気と戦いながらも14歳を迎えられました
    12歳の時に、妹の六花を迎えました
    愛犬と生活で、飼い主が犬中心な生活になれた子は幸せです
    妹の六花は、その幸せを再認識させてくれました
    この2年は飼い主もチョッパーも若返った気がします
    WANPIECEの投稿画像
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