犬が人をバカにすることはあるの?
今回は、犬に『バカにされやすい人』の特徴についてお話ししていきます。しかし、ここで1つ疑問に思うことはありませんか。「犬って、人のことをバカにすることがあるの?」という疑問です。
『バカにされる』という表現は、人間が感じている感覚に過ぎません。より正確に言うならば、「この人ならわがままを聞いてくれる」と思われるということです。
「なんでも言うことを聞いてくれる」「自分の思い通りに動いてくれる」と思われることは、犬よりも下の立場として認識されていることと同じです。そのため、ここではより感覚的にわかりやすいよう、『バカにされる』という言葉に言い換えています。
犬に『バカにされやすい人』の特徴
では、犬に「なんでもしてくれる」「僕の言うことを聞いてくれる」と、まるでバカにされたような態度を見せられてしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか。
1.愛犬の要求に応え過ぎてしまう
まずは、やはり愛犬の要求に応えすぎてしまう人は、犬にとって都合の良い人となりがちです。「この人は他の人がダメって言うわがままも聞いてくれるぞ」と思われてしまいます。
一見、自分にとって有益なことをしてくれるその人に、愛犬は好意的な態度を見せるでしょう。しかし、それは自分のわがままを聞いてくれているからであって、信頼関係から出てくる態度ではありません。
いざという時に、「ダメ!」と言っても聞いてくれない場合は、少々バカにされている可能性があるので、注意が必要ですよ。
2.散歩時に愛犬の好きなように歩かせてしまう
散歩時、愛犬に楽しんでもらいたいという思いから、愛犬の好きなように歩かせてはいませんか。愛犬の好きなように歩かせるということは、愛犬主導で散歩を行っていると言えます。
すると、飼い主が愛犬を散歩させているはずが、愛犬から見ると「僕が飼い主を主導してあげている」という認識になってしまいます。
すると、危ない目に遭ってしまったり、他の犬に吠え掛かったときに制止しようとしても、「どうして言うことを聞かなきゃいけないんだ」と飼い主側がコントロールできない事態に発展する可能性もあります。
3.悪い事をしても甘やかしてしまう
いたずらなどの問題行動を起こした際、しつけの一環としてきちんと「ダメ」と叱り、その後しばらく無視をするなど、正しいしつけを行っていますか。
「あまり怒ると可哀想だから…」「怒って嫌われたら嫌だから…」と、「大丈夫だよ~」「もうダメじゃない~」と甘やかしてしまうと、「いたずらしても叱られない」と学習してしまい、愛犬の問題行動を助長させる原因となります。
問題行動が頻発する背景には、飼い主への信頼がなかったり、わがままな性格が進行してしまったりしている可能性が考えられます。つまり、「僕が何をしても怒らない人」とバカにされているのです。
ハッキリとしたしつけを自ら行うことが重要
犬に『バカにされやすい人』の特徴を3つご紹介しましたが、皆さんは当てはまっていませんでしたか。犬にバカにされないためには、きちんと正しい信頼関係を築くことが重要です。
信頼関係を築くことで、愛犬から「この人は信頼できるから、言うことをしっかり聞こう」「この人の指示に従えば、良いことが起きる」と思ってもらえるため、問題行動やわがままな行動が自然と減少していきます。
正しい信頼関係を築くためには、スキンシップやコミュニケーションを頻繁に取ったり、ハッキリとした態度でしつけを行う事が重要となります。甘やかすのではなく、メリハリをつけ、「ダメなことはダメ」と厳しい態度でしつけに臨みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬に『バカにされやすい人』とは、犬のわがままに応えすぎたり、甘やかしすぎたりする人が当てはまります。あまりにも問題行動を放置してしまうと、後々トラブルに発展する恐れもあるので、早めの対処が必要です。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
俺は信頼を築き更にパワーアップしています。どんなときでも従えるようどんなときでも信頼されるよう日々愛犬の最高のバディとなれるよう努力しています。努力には必ず応えてくれます。時間がかかろうと応える日は必ずきます。焦らず落ち着いて本当の信頼を築いていきましょう!