こんなペットサロンは悪質だ!
1.受付での対応が面倒くさそう
まず、受付での対応が悪ければ、利用しない方が良いです。「こんにちは!」と声をかけても、誰も返事をしない。誰も出てこない。すぐそこで話をしながら笑っているスタッフ。こちらに気づいていないのでしょうか。それすらわかりません。忙しくしているのであれば、「はい!」と返事くらいはしてほしいですし、良いペットサロンであれば、「お待ちください」と顔を出してくれるはずです。
受付での対応に納得できないときは、「やはり結構です」と立ち去りましょう。
2.犬の扱い方が雑
いざ、お任せしようと、愛犬を手渡そうとしたときのことです。雑に抱っこされたり、力任せにリードを引いたり、犬の扱いが悪いなと感じたら、「やはり結構です!」と立ち去りましょう。良いペットサロンであれば、犬の様子をうかがいながら、犬に声をかけながら、そっと優しく抱っこするなど、丁寧に扱ってくれるはずです。
とあるペットサロンでは、犬が嫌がり、逃げようとし、尻尾をわしづかみにして引きとめようとするスタッフの姿を見たときは、周りにいた飼い主さんの誰もが驚いていました。キャンッ!と声をあげたので、痛かったのだろうと思います。
3.ケガをさせたのに黙っていた
いつも利用しているペットサロンで爪切りをしてもらったそうです。自宅に帰った後、手を痛がる様子があり、動物病院で診てもらったところ、爪切りに失敗し、神経を傷つけていたそうです。止血によって出血が止まっていたのか、飼い主さんでは気づけなかったようです。
良いペットサロンであれば、ほんの少しの出血があった場合も、必ず知らせてくれます。神経を傷つけるほど深く爪を切ってしまったのであれば、プロが気づかないはずはありません。
4.感染症を予防していない
基本的には、狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種を適切に受けていなければ、ペットサロンの利用は控えた方が良いです。犬の生死に関わる可能性のある感染症を予防するためです。証明書の提示が求められ、提示できない場合には、その日の利用はできないペットサロンも多くあります。
しかし、証明書を提示することなく利用することができるペットサロンもあります。悪質であるとまでは言えませんが、愛犬の健康を守るため、感染症を危険視し、安全に運営されているペットサロンを選ばれることをおすすめします。
5.義務を順守していない
ペットサロンを運営する場合、動物取扱業の許可が必要です。
※「動物取扱業登録証」を利用者が確認できる位置に提示しているかどうか。
※「動物取扱責任者」を配置しているかどうか。
この2つは義務です。この2つが明確ではない場合、そのペットサロンの利用は控えた方が良いです。動物取扱業登録証は、受付から見える位置に提示されています。良いペットサロンであれば、すぐ目につきますし、利用者が読んで確認できる位置に提示されています。
6.料金が明確でない
料金が明確にわからないペットサロンは利用しない方が良いです。全てを終えたあと、あれやこれやと追加料金が発生し、請求されてしまうかもしれません。
例えば、コースを利用する場合にも、「スペシャルコース〇〇円」というだけではなく、その内訳(シャンプーが〇円、カットが〇円、爪切りが〇円など)も細かく説明を受ける必要があります。毛玉ができていた場合、その毛玉をひとつ取り除くのに追加料金が発生することもあります。毛玉ができやすい犬種がありますよね。そういった犬種であることも、プロであれば把握しているはずです。
まとめ
悪いペットサロンを見極める方法として、
- 受付での対応が面倒くさそう
- 犬の扱い方が雑
- ケガをさせたのに黙っていた
- 感染症を予防していない
- 義務を順守していない
- 料金が明確でない
このようなペットサロンに要注意です。悪質なペットサロンに出会ってしまったことで、愛犬を苦しめてしまった…と、後悔と悲しみに暮れる飼い主さんがいらっしゃいます。みなさんも、同じように苦しまないよう、しっかり見極めて、良いペットサロンを選びましょう。