超大型犬種1.グレートデーン
超大型犬として有名なグレートデーンは、日本国内でも数は少ないですが飼育されていると言われています。見た目から筋肉質な体つきをしているので、非常に強靱で強そうな印象を持たれることが多いです。
ドイツが原産国と伝えられているグレートデーンの公式標準体高は、オスが80cm以上、メスが72cm以上と定められています。体高だけでもこれだけ大きな体を持っているので、想像するだけで大きさがわかるでしょう。
しかし、そんな筋肉質で大きな体格のグレートデーンは、とても穏やかで優しい性格の持ち主でもあります。飼い主を含めた家族にはもちろんですが、家にやってきた客人に対しても攻撃的になることはなく、落ち着いた雰囲気も魅力です。
超大型犬種2.ボルゾイ
華奢な体つきが高貴な印象を与えるボルゾイも、超大型犬に分類されます。見た目の体つきががっちりしているというわけではありませんが、実は筋肉がしっかり付いているため、筋肉質な犬種の一種でもあります。
外見的特徴として足が長く、体高は75cm～85cmと非常に高いです。このような体の特徴から、走るスピードも非常に速く、優雅な走りを見せる犬種としても知られています。
普段は穏やかで落ち着いた犬種ですが、元々猟犬であったこともあり、外に出て他の犬や動物を見てしまうと、興奮して狩猟を始めようとする恐ろしい一面を持っています。そのため、しつけを確実に行わなければいけません。
超大型犬種3.イングリッシュマスティフ
どっしりとした外観と強面の顔が印象的なイングリッシュマスティフは、一見強くて怖い犬種というイメージがあります。しかし、実際はとても穏やかで、犬の中でも特に優しい犬種と言われるほど愛情深い犬種です。
無駄吠えも少ないため、家庭犬としても人気が高いです。家族には特に愛情深く接するため、子供の遊び相手としても適任です。
しかし、力は元々強いため、一度怒らせてしまうと人間では制御が不可能なほどの強さを見せつけます。日頃からしっかり主従関係を築き上げ、しっかり飼い主の言うことを聞けるようにしつけておく必要があります。
超大型犬種4.スコティッシュ・ディアハウンド
もじゃもじゃとした被毛が特徴的なスコティッシュ・ディアハウンドも超大型犬に分類されます。スコティッシュ・ディアハウンドは古くから存在していた犬種と考えられていて、昔はオオカミの狩猟犬として飼われていたとされています。その後、オオカミが絶滅したことで、鹿などの大型動物専門の狩猟犬として活躍していました。
狩猟犬と聞くと、荒々しい性格を持っている印象を抱きがちですが、スコティッシュ・ディアハウンドは温厚でフレンドリーな性格の犬種です。家族だけでなく、他の人や犬にも優しいので、海外では人気の高い犬種です。
また、超大型犬ではありますが、超大型犬の中では比較的必要運動量も少ない犬種です。また、胃捻転などの大型犬特有の病気には注意が必要ですが、基本的に健康的な犬種なので、超大型犬の中では寿命が11歳と長寿の傾向にあります。
超大型犬種5.セント・バーナード
愛嬌のある穏やかな表情が魅力のセント・バーナードは、スイス原産の犬種です。17世紀には、すでに雪山などでの人命救助犬として活躍していた歴史を持つ、とても頼りになる犬種です。
また、原産国であるスイスでは、家庭犬としても人気が高いです。その理由として、穏やかで賢いことが挙げられます。子供も大好きなので、子供の良き遊び相手としても選ばれることが多く、ネットにも一緒に遊んでいる画像が多くアップされています。
普段は賢く落ち着いていて、どっしりとした風貌から頼もしい雰囲気を醸し出していますが、実は甘えんぼうな一面も持ち合わせています。家族に対してとても愛情深い犬種なので、それゆえに他者への警戒心は強い傾向にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。超大型犬は見た目はどっしりとしていて強そうなイメージの犬種が多いですが、実際はとても穏やかで優しい心を持つ犬が多いです。日本では家の敷地面積の関係であまり見かけることは少ないですが、もしも見かけたらぜひ観察してみてくださいね。
