1.ペットキャリー
動物病院へ行く時やおでかけの時、緊急時の避難にも必須になる「ペットキャリー」は絶対必須アイテムです。
ハードタイプは必須
ペット用キャリーには硬い素材のハードタイプと、ナイロンなどでできたバッグのようなソフトタイプがあります。まだ一つも持っていないという方は最初にハードタイプを用意しましょう。
動物病院へ行くだけならどちらのタイプでも良いのですが、公共交通機関はハードタイプでしかペットの乗車ができません。万が一バスや電車に乗るかもしれないということも考えて、ハードタイプは持っておきたいところです。
重た過ぎない物を
ペットキャリーを選ぶときに忘れがちなのが「中に犬を入れて持ち運ぶ」ことです。小型犬であったとしても5kg前後はありますので、キャリー自体が重たいととっても大変!キャリーは頑丈さがありつつも、できるだけ軽量なものを選んだ方が◎
2.サークル(ケージ)
子犬だけではなく、成犬になってからもケージがあると何かと便利です。我が家では日頃は室内で自由にさせていますが、来客があったり業者さんが来たりした時にはケージの中に入ってもらっています。
特に業者さんは作業をしなくてはいけないので、犬が足元でチョコチョコしてしまうとお邪魔になってしまいます。親しい知人なら良いのですが、中には犬が苦手であったりアレルギーがある方もいるかもしれないので、来客がある時にはケージに入れています。
ケージはキャリーよりも広く、オシッコシーツやお水、ベッドなどを中に入れられる余裕のある大きさを選ぶと愛犬もストレスが少なく過ごすことができます。
3.ごはん皿
様々な犬用のごはん皿が発売されていますが、選ぶ上で最も重要なポイントとなるのはお皿の素材だと思います。
レンチンできる陶器製が使いやすい
衛生面ではステンレス製が良いですが、レンジでチンできる陶器製のごはん皿もあると便利です。体調不良や高齢で食欲が落ちた時に、フードを少し温めることで香りが立ち、食欲が出やすくなることもあります。冷凍や冷蔵で保存したフードを温める時などにも、レンチンできるお皿は便利です。
レンジ使用可のタッパー等もありますが、オススメは陶器製です。ブラスチック製は割れにくくて扱いやすいですが傷付きやすく、ドッグフードの油分が残りやすいのでヌメリが気になりやすいです。
滑り止め加工があるものか、下に滑り止めを敷くと◎
ごはん皿の底に滑り止め加工が付いていると、犬がごはんを食べる時にグイグイ動いてしまいにくいので快適です。滑り止めが付いていない場合はごはん皿の下に滑り止めシートを敷くと良いでしょう。
4.水入れ
ボウルタイプのほか、ペットボトルを使用したゲージに付けられるタイプの水飲みもあると、ゲージの中で水飲みボウルをうっかりこぼしてしまう恐れがないので安心です。このタイプの水飲みは、シルバーの球を舌で動かすことで水が出てくるシステムなので慣れが必要です。できれば子犬の頃から慣れさせておくと、このタイプの水飲みを使っているペットホテルや病院に預けた時にも安心です。
5.トイレ&トイレシーツ
トイレ本体はシーツがずれにくく固定できるものを選ぶと良いでしょう。また、男の子は足を上げてオシッコをする子が多いです。男の子の場合は、トイレ本体がL字型になっている男の子用を選ぶと良いでしょう。
6.フタ付きゴミ箱
犬がいなかった頃はフタがないゴミ箱でも良かったのですが、犬を迎えてからはフタ付きゴミ箱が必須となりました。
ニオイ防止に
使用済みのおしっこシーツは、ゴミの日までゴミ箱の中にあるので結構ニオイが気になります。フタ付きのゴミ箱にするとニオイを軽減できます。
イタズラ防止に
犬は好奇心旺盛でニオイのするものが大好きなので、帰宅したらゴミ箱がひっくり返されていた!という飼い主さんも多いです。(私もそうでした。)
綿棒やつまようじ、焼き鳥の串などを愛犬が誤飲してしまうと大変危険ということもあり、できれば家中のゴミ箱を犬が開けられないフタ付きのゴミ箱に替えましょう。
ただフタが付いているだけの作りだと、犬に倒されたり鼻先でいじられると開いてしまうので、カチッとフタが閉まるタイプが良いでしょう。また、足で踏んで開くタイプのフタ付きゴミ箱を選ぶと、おしっこシートを捨てる時に手がふさがっていても開くので便利ですよ!
7.ウェットティッシュ
犬の口まわりにフードが付いちゃった!トイレ後のおしりやおまたを拭きたい…など「シャンプーするほどでもないけれど、ちょっと汚れを拭きたい」ということが多いです。ウェットティッシュがあるといつでもサッと拭けて清潔さを保てます。
8.首輪&迷子札
犬を飼うと市役所から「犬鑑札」というプレートが届きます。鑑札に記載されている番号で飼い主を特定することができますので、万が一迷子になってしまった時に必要です。鑑札を常時付けておくためにも、犬に首輪は必須なのです。
オシャレなデザインの首輪がたくさん売られていますので目移りしてしまいますよね!私は結局のところ、首輪の素材をポイントに選び今に至ります。
首輪は本革製が良かった
本革の首輪は新品の状態だと硬いのですが、付けているうちに犬の首にしっとり馴染んでいきます。合成皮革よりも本革製の方が首が蒸れにくいというところもメリットです。そして本革はエイジングも楽しめるところもメリットで、私も愛犬の飴色になった首輪を見ると大変感慨深いです。
迷子札もあると安心
首輪に鑑札をつけますが、市役所に問い合わせないとその子が誰の犬なのかはわかりません。マイクロチップを埋め込んでいる場合も同じく、飼い主さんご自身が愛犬の居場所を調べるのには良いのですが、他の人が保護してくれた時にはマイクロチップを読み取らなくてはどこの子なのかがわかりません。迷子札を鑑札と一緒に付けておくことで、他の人が保護してくれた時に連絡先や名前などが一目でわかります。
お散歩グッズ6つ
お散歩にも手ぶらでは行けません。リードやハーネスをはじめ、バッグの中身についてもご紹介します!
1.お散歩バッグ
ショルダータイプで両手が空くものがオススメです。片手はリードを持つので、もう片方にバッグを持ってしまうと両手がふさがってしまい、ウンチを片付ける時や咄嗟に危険な状態になった時に大変不便です。
2.リード
夕方~夜にお散歩をされる場合、自転車や車に愛犬が気付いてもらえない危険性があります。夕方からのお散歩も危険がないように、反射材がついているリードがオススメです。
また、我が家では「ダブルリード」というタイプを使っています。ダブルリードは愛犬の首輪とハーネスに付けられるカンがそれぞれ付いていますので、万が一首輪が抜けてしまったりハーネスが脱げてしまった時にもどちらかが付いている状態になるので、愛犬の脱走防止になり安心感があります。
3.ハーネス
小型犬の場合は特に、ハーネスを使用することで首への負担が少なくなります。ハーネスだけでリードを繋ぐ場合は、脱げてしまうと脱走してしまって危険なのでサイズに気を付けて購入しましょう。
4.マナー袋
最近は飼い主さんのマナーが向上し、ウンチは必ず片付けることが常識となっています。マナー袋(ウンチを入れる袋)は専用の物でなくても良いので、お散歩バッグに必ず入れておきましょう。
5.おしっこ用マナーボトル
ウンチだけではなく、オシッコをした後もその場をお水で流すとより丁寧です。ドッグランではこれがマナーになっているところも多くあります。空のペットボトルにお水を入れたものをバッグに入れておいて、愛犬がオシッコをした時にはそのお水で流すようにしましょう。
6.トイレットペーパー(水に流せるティッシュ)
ウンチをトイレットペーパーやトイレに流せるティッシュで拾って、くるんでからマナー袋に入れた方がニオイも軽減できますし、帰宅してからもトイレに流すことができて処理が簡単です。
まとめ
犬との暮らしには様々なアイテムが必要になりますので、初めて犬を迎える方は事前に準備しなくてはいけません。私は実際に使ってみて「ちょっと使いにくかったなぁ」と買い直すことも多かったので、初めての場合はあまり高価なものではない方が良いかもしれませんね。しかしながら、愛犬のグッズをいろいろ考えて買い揃えていくのはとっても楽しいひとときですね。みなさんもぜひお気に入りのグッズを揃えて、愛犬との暮らしをより快適で楽しいものにしていってくださいね!