犬の「大好き」=信頼している証
犬を飼っている人の多くが日々、様々な形で愛犬に愛を注いでいると思います。犬も飼い主からの愛情を自覚することにより、精神面の安定が得られ、信頼関係を深めることにも繋がります。
犬の「大好き」という気持ちは、信頼している自分のリーダーに感じる事が多いです。つまり、犬の大好きと飼い主への信頼度はイコールになるのです。
そのため、愛犬に「私はあなたのこと大好きだよ」と感じてもらうためには、まず信頼関係をしっかり構築する必要があります。この信頼関係は基本的に愛犬と共に過ごしているうちに自然と構築されていく飼い主が多いです。
飼い主から愛されている犬の特徴
では、そんな飼い主を信頼し愛されていると自覚できている犬はどのような特徴があるのでしょうか。今回は飼い主から愛されている犬が起こす行動や様子を重点的にご紹介していきます。皆さんの愛犬はこのような行動を取っていますか?
1.飼い主のことをジッと見つめる
飼い主に愛されている犬の特徴として、飼い主のことをジッと見つめるという行動が挙げられます。犬にとって、自分のリーダーと意思疎通する際、アイコンタクトを取ることがあります。
全く知らない相手をジッと見つめているのであれば、警戒心や敵意を表していますが、大切な飼い主に対してジッと目線を送っている場合はアイコンタクトの意味合いが強く、飼い主と繋がっていたいという気持ちの表れです。
「飼い主さんと気持ちを通わせたい」という気持ちは、大事にされているからこそ生まれる気持ちです。したがって、愛されている犬の特徴的な行動の1つと言えるでしょう。
2.外出する際に静かに見送る
皆さんの愛犬は飼い主が外出する際、静かに見送ってくれますか?それとも「行かないで!」と言っているように追いかけてきたり、鳴き始めますか?愛犬が飼い主に対して高い信頼を寄せている場合、前者の行動を取ります。
これは「待っていれば必ず飼い主さんは帰ってきてくれる」と信じているからです。これは日頃から愛情深く接しているからこそ、犬側もそれを感じ取り、安心してお留守番することができるのです。
3.飼い主の隣に自分から寄り添ってくる
人間も大好きな人の傍にいたいと思うように、犬も大好きな人の傍に寄り添いたいと思います。そのため、飼い主に愛されている犬は大好きな飼い主の傍にできる限りいたいと感じています。
そのため、頻繁に自分から飼い主の隣に座ったり、あるいは寄ってきて横で昼寝をし始めるという行動を起こします。
特に飼い主に対してお尻を向けている場合、飼い主を下に見ているのではなく信頼している証です。「あなたになら背を向けても大丈夫」と信頼しているからこその行動なのです。またお尻をくっつけて寝る場合は、より高い安心感を感じています。
4.飼い主の匂いが付いたものを抱きしめる
飼い主の留守中などに飼い主の匂いが付いたものを抱きしめたり、傍に置いておくという行動をとる犬は意外と多いです。ふと気が付くと「あれ?私の服があんなところに落ちている…」ということはありませんか?愛犬が移動させているのかもしれません。
犬は寂しいとき、大好きな人の匂いで安心したいと考えます。その結果、大好きな飼い主の匂いがたっぷりと染み込んだ洋服やブランケットなどを抱きかかえて寝たり、あるいは下に敷いて寝るなど、近くに置いておこうとするのです。
ボロボロにされてしまうのはダメですが、「少し借りてたよ」程度であれば寂しさを我慢しての行動ですので叱らないであげてくださいね。
5.撫でるとお腹を見せることがある
犬にとって体の最も柔らかい部分であるお腹は最大の弱点です。そのお腹をくるっと見せてしまうのであれば、飼い主が攻撃してこないと十分理解しているからでしょう。つまり、信頼しているのです。
実際お腹を撫でられると気持ち良いため、信頼している相手であれば撫でてもらったときに自分からくるっとお腹を見せ、「お腹撫でて~」と甘えてくる犬も多いです。
まとめ
いかがでしたか?犬を飼っている人であれば、よく見る動作が多くあったと思います。実はこれらの特徴は犬が飼い主から愛されていると実感しているからこその行動なのです。今後も愛犬との信頼関係をより強めるために、日頃からたっぷり可愛がってあげてくださいね!