現実は甘くない…⁉
小さく天使のように愛らしい子犬を見かけると、あまりの可愛さから「我が家にも犬を迎えたい…!」と思う人も多いでしょう。しかし、実際に犬を迎えるとお世話やしつけで悩んだり、理想とのギャップにストレスを抱えたりする人もいるようです…。
そこで今回は、犬との生活で大変なことをご紹介します。「カワイイ」だけで犬を飼うと、後悔することになるかもしれません…。
1.毎日の散歩
ペットショップの店員さんの中には、チワワやティーカッププードルなど極小サイズの犬の場合は散歩が必要ないと説明する人もいるようです。しかし、実際は散歩が必要ない犬種は存在しません。どんなに小さいサイズの犬でも、運動とストレス解消のために毎日の散歩は必須です。
散歩に費やす時間は、犬種や犬のサイズによって様々です。我が家のトイプードルは朝晩2回、1回につき30分~1時間程度の散歩を習慣にしています。もし毎日の散歩が面倒だと感じるのなら、犬を飼うことは諦めた方がいいでしょう。
2.自由に出掛けることが難しくなる
犬連れOKのレストランやカフェへのお出掛けは、楽しいものです。しかし、犬を飼うと以前のように自由に出掛けることは難しくなります。長時間のショッピングや夜の飲み会だって、減らさなければなりません。
もちろんペットホテルに預けたり、ペットシッターさんにお願いしたりすることもできますが、どんな飼い主さんだってお出掛けはセーブするようになるはずです。
3.しつけ
トイレのしつけや無駄吠えのしつけなど、思ったようにはいかないしつけに悩む飼い主さんも多いですよね…。あんなに可愛いと思っていた愛犬のことも、煩わしく思ってしまう日もあるかもしれません。犬を散歩している人を見ると「あの子はできているのに、なぜ愛犬はできないの…」と落ち込むこともあるでしょう…。
いくら可愛い子犬と運命の出会いを果たしたとしても、即決してはいけないのはこうした理由があるからです。犬のしつけについて最低限の知識は蓄えておきたいですね。
4.お金がかかる
現実的な話になりますが、犬との生活にはお金がかかります。日々の食費や生活に必要なペット用品のほかに、ワクチン接種などの医療費、トイレシートなどの消耗品、家具などの修繕費など挙げればキリがありません。もしかしたら、飼い主さんの趣味のお金を削ったり、新作のコスメや洋服を我慢したりする必要も出てくるかもしれません。
愛犬に質の良い食事を摂らせたり、適切な治療を施したりするためにも、犬の飼育にかかる費用について事前に理解しておきましょう。
5.介護
私たちより急ぎ足で生きる犬は、その分老いるのも早いもの。愛犬が寝たきりになったとき、介護をするのは飼い主さんです。
子犬の可愛さにメロメロになって犬を飼ったとしても、必ず子犬は成長し、やがてシニアと呼ばれる世代に突入します。夜中の徘徊や夜泣き、おむつの取り換えなど犬の介護は容易いものではありません。お別れの瞬間までお世話ができないのであれば、犬の飼い主になる資格はないのです。
まとめ
犬との生活で大変なことをご紹介しました。犬を迎えると、理想とのギャップに驚くこともあるでしょう。しかし、それ以上に犬との暮らしは素晴らしいものです。まずは犬のお世話や費用の面での苦労を理解してから、実際に犬を迎えるかどうか検討してみてはいかがでしょうか?