獣医師から見るペット保険のメリットとは?
Point1:治療の幅がぐっと広がる
基本的にペット保険の加入有無で治療が変わる事はありません。
ですが、保険に加入されている方へは、より幅広い治療法や高額だけど効果の高い治療法を獣医師から提案される機会が多いのではないかと思います。
それはなぜか?
背景として、一定数、経済的な負担を理由に治療を断念してしまう飼い主さんがいるからです。 それは、ベストな治療法を提案した獣医師にとって、何よりペットにとっても悲しい選択であり、 そのような経験があると、断念しないで続けられる治療の方がいいだろうか? ・・・という考えになってしまうことがあるのです。
ペット保険に加入している場合は、経済的負担が少なくなる分、治療法を強くご提案できます!
結果、飼い主さんから「あの時、治療を諦めずチャレンジしてよかった」と嬉しい言葉もいただきます。 さらに、ペット保険に加入されている飼い主さんは最善を尽くしたいという考えの方が多く、 前向きに治療法の提案ができるのも獣医師としては安心なポイントですね!
Point2:獣医師から”病院にもっと来て欲しい”といいやすくなる
実は、飼い主さん以上に保険の必要性を感じているのは獣医師かもしれません。 それは、より高額になっているペットの医療費に獣医師も悩むことがあるからです。獣医師はペットに最善の治療をしてあげたいですし、より確実に完治するために経過観察をさせてほしいと思っています。
しかし、そこには飼い主さんに経済的な負担が伴うのも事実です。 ペット保険に加入をしているというだけで、「病院に経過をみせに来てください」と伝えやすくなるのはポイントです。
ペット保険は加入したほうがいい?
愛犬や愛猫が病気になるかは、可能性や確立のお話なので、 絶対保険に加入した方がいいとは言えません。 ただ、いざ病気になった時は、「入っていてよかった」と思っている方は多いと思います。 保険を使わないことは、元気な証拠なので「もったいない」より「良かった」なんです!
本当に保険の必要性を感じる時は、病気になった時です。
その時には既に加入できない、その病気を補償できない可能性があります。 きっかけがある時にきちんと保険の検討をしておくことが大切です。 ぜひ、この記事がきっかけになると嬉しいです!
監修:アイペット損害保険株式会社
獣医師 長尾
ユーザーのコメント
40代 女性 ポメファミリー
しばらくして、嘔吐が始まり3、4回吐きました。朝いちばんに病院へ行き診察して頂き、その日は、胃と腸のお薬をもらいましたが、ご飯も水も受けつけない状態になり、次の日も病院へレントゲンやエコーなどで、異物の可能性があり入院になり、手術になりました。異物は、冷えピタでした。術後の容態がかんばしくなく、嘔吐が止まりませんでした。その後、腹水がたまっている事、腹膜炎を起こしているとの事で、再度手術をする事になりました。
再度、手術をする事はリスクが高く悩みましたが、応急処置ではどうにもならない事の説明を受け手術をする事に決めました。1月25日の朝の6時に連絡があり、急変したと…先生は、最後まで一生懸命蘇生の処置をして下さいました。蘇生の可能性がない事を先生から告げられ、家に連れて帰りました。いまだに悲しみは、いえません。
誤飲で亡くなる事がある事を知って頂きたく書く事にいたしました。
30代 男性 やみす
前庭疾患となりました 最後まで頑張ろうと思って抗がん剤治療等を行いました 保険は入っていなかったのでかなりかかりました 今のわんこはしっかり保険に加入しています 保険は免責金額が無い方が安心ですね
女性 あんず
70%をカバーしてくれるもので、8才の時に加入しました。沢山あるなかで、8才は年齢的にぎりぎりのものが多かったです。
1年ごとの自動更新で、毎年上がって行きますが、おかげ様で使ったことは無く健康です。
保険に入っていればいざという時に手厚い治療をしてあげることができるので安心です。