保険のプランはしっかりと考えましょう。
私は今年8歳になるトイプードルを飼っていて、彼女が3歳の時からペット保険に加入してます。
当時、私もどこの保険会社が安心か、どのプランが得かということを一生懸命考えました。
一人暮らしでしたので、大切なペットではありますが、自分の生活に支障をきたす程の負担にするわけにはいかなかったからです。
検討を重ねた結果、損害保険会社ということと、提携している病院での窓口精算が可能ということ、保険料が予算内だったということでアニコム損保の50%プランを選びました。今も継続してますが、最近は更新時期に見直しするようにしてます。
私自身も考えた『お得な保険』とは
それは恐らく、安い保険料で手厚い補償をしてくれる商品。
残念ながらそんなものはありません。
なぜなら、ペット保険は損害保険だからです。
飼い主が実際に負担した治療費を補償するものなので、負担した費用(損害額)より多く保険金が支払われることはありません。
人の生命保険と比較して考えている方がよくいますが、全く別のものなのです。
また補償割合があっても支払限度額や使用回数の制限、補償されない傷病や症状などがあり、
なんでもかんでも補償されるわけではないのです。
肝心な保険料は、補償内容は変わらないのに金額だけは毎年(もしくは数年単位で)上がっていきます。
ペット保険なんて不要じゃないの?
ペット保険が全く不要か?と言うと、そういうわけではありません。
突然の事故での怪我や発病で、高額な検査や入院、手術が必要となってしまった時、保険の補償があることで負担が少なく済みます。
手術をしなくてもいいが、できればした方がいい。と主治医に言われた場合、保険のサポートがあれば手術に踏み切ることもできます。
『いざという時に備える』。正にこれが保険です。
しかし一番の備えは、愛する我が子に病気や怪我をさせないことです。
保険があるから外耳炎も下痢もいつなっても大丈夫。なんてことはないですよね。
病気や怪我をして一番辛いのは治療費が支払えるか心配する自分ではなくて、愛するペットなのです。
先ずは病気や怪我をしない・ささない。
でももし病院に行かなければならなくなった時に、治療費を払えるかという心配があるのなら、保険を考えるのが良いと思います。
まとめ
今ペット保険は販売する会社も商品も増えて、補償範囲を限定して保険料を安く抑えたり、治療費以外の費用についてオプションが付けられたりと、希望に合わせて選べるようになりました。
先ずは自身が保険に入る理由をしっかり考えて、希望する商品を探してみてください。どれが得か(保険料が安いか)…と言うことではなく、いざという時に負担が少なくすみそうなのはどこの会社のどの商品かと考えるといいのではと思います。