なぜ愛犬にイライラしてしまうのか原因を調べよう
イライラしてしまう原因を知ろう
愛犬に対してイライラしないようにするには、イライラしてしまう原因を知ることがとても大切になります。なぜ、あなたは愛犬にイライラしてしまうのでしょうか?
まずはイライラする原因を探ってみましょう。
多くの飼い主は、愛犬がしつけを何度も失敗したり、いうことを聞いてくれなかったりするときにイライラすることが多いと思います。
私も昔飼っていた愛犬がいうことを全然聞いてくれなくて、イライラすることがありました。
まずはイライラの原因を探って、その原因の改善策を行うことがイライラを解消する方法といえますよ。
心に余裕がなくなっている
愛犬にイライラする理由がハッキリ分からない。
そんな場合は、あなた自身の心に余裕がなくなっているのかもしれません。
人間はロボットではないので、常に一定の感情ではないですよね。
ときには理由もなく、イライラしてしまったりネガティブになったりすると思います。
特に、何か嫌なことがあったときは心に余裕がなくなり、イライラしやすくなるので、周りにイライラをぶつけてしまうことも多いことでしょう。
しかし、そういった自分自身から生まれたイライラを大好きな愛犬にぶつけるのは間違いですし、愛犬が戸惑ってしまったり、信頼関係が崩れてしまったりする危険もあるので注意が必要です。
もし、心に余裕がないと感じた場合は、ひとまず心を落ち着かせることが大切となりますよ。
完璧を求めすぎている
愛犬にイライラしてしまう人は、完璧を求めすぎていることが多いように感じます。
しつけを何度も失敗する愛犬を見て、「なんでこんな簡単なこともできないの!?」「何回言ったら覚えるの!?」「ここにオシッコしたらダメっていったでしょ!」
そう怒る飼い主はとても多くいると思います。
完璧を求めることは素晴らしいことだと思います。
ですが、急いで完璧を求めすぎるのはおススメしません。
飼い主は思い通りにいかない現実を見てイライラすることでしょうし、愛犬も飼い主の理想を押しつけられることで、ストレスが溜まってしまったり、自信をなくしてさらにしつけをミスするようになったりしてしまいます。
その結果、余計に愛犬が飼い主の理想から離れることになって、イライラが増すようになる可能性がありますよ。あなたは愛犬に完璧を求めすぎていませんか?
イライラしないための対処法
しつけの方法を変えてみる
基本的に犬は何度も繰り返ししつけを行うことで、しつけを学ぶことができますので、根気が必要といわれています。
あらかじめ、『しつけを学ぶのには長い時間が必要』ということを理解しておくことで、イライラしにくくなると思います。
また、何度やっても全然しつけが上手くいかないという場合は、飼い主のしつけのやり方が悪かったり、愛犬に合わないしつけを行っていたりするのかもしれません。
そのまま同じしつけを続けていても、イライラが募るだけですので、思い切ってしつけの方法を変えてみるといいかもしれませんよ。
プロのトレーナーにしつけてもらったり、しつけのやり方を教わったりするのも良い方法だと思います。
信頼関係や上下関係を改善する
愛犬が全然いうことを聞いてくれなくてイライラする。
そういった時は、信頼関係が築けていなかったり、上下関係が崩れていたりする可能性があります。
基本的に犬は自分のリーダーや上の立場のいうことを聞きます。
反対に愛犬が飼い主のことを自分よりも下の立場だと思っていると、いうことを聞かなくなってしまいます。
その他にも、上下関係がちゃんと築けていても信頼関係が崩れていると、いうことを聞かなくなることもあるそうです。
愛犬がいうことを聞かないことでイライラしてしまう場合は、まず信頼関係や上下関係がきちんと築けているのか考えてみましょう。
信頼関係や上下関係が崩れていると感じた時は、それらを改善することでいうことを聞くようになる可能性が高いですよ。
イライラしてきたら気分転換しよう
愛犬がいうことを聞いてくれない!しつけを何度も失敗する!なんだか心に余裕がなくてイライラしてしまう!そういった場合は、飼い主と愛犬共に気分転換することが大切といえます。
しつけを何度も失敗することで、飼い主だけでなく犬も自信をなくして不安になることがあるそうです。
自信をなくしている状態の愛犬に向かって、飼い主のイライラをぶつけるとどうなるでしょうか。ストレスを溜め込んでしまったり、さらにミスをするようになったりしてしまうと思いませんか?
飼い主によってはその姿を見てさらにイライラしたり、心に余裕がなくなってしまったりすることでしょう。
イライラしても良いことはありませんので、イライラすると感じたら気分転換をしましょう。
飼い主だけでストレス発散できる場所に出かけるのも良いと思いますが、できるだけ愛犬も一緒に気分転換させてあげることをおススメします。
例えば、イライラした時は、愛犬と一緒に解放感のある大きな公園に行って気持ちをリセットしましょう。
気分転換することで気持ちに余裕が生まれるので、「なんであんなにイライラしていたんだろ。」と思えるかもしれませんよ。
理想や完璧を求めすぎない
愛犬に理想の犬の姿を求めすぎていませんか?
いうことをキチンと聞いて、すぐにしつけを覚えるお利口さん。
飼い主が求めたときは愛犬が嬉しそうに寄り添ってくる。
飼い主を困らせるようなイタズラは一切しない。
そういった理想の姿を愛犬に求めすぎていると、理想と現実の違いを見てイライラしやすくなってしまいます。
犬は自分の気持ちがちゃんとあるので、常に飼い主の理想どおりに行動するとは限りません。
やんちゃな性格の犬は叱ってもイタズラを繰り返しますし、しつけをなかなか覚えない犬もたくさんいます。
クールな性格の犬は飼い主が呼んでも無反応だったりすることも。
イライラしないようにするためには、完璧を求めすぎずにありのままの愛犬を受け入れてあげることが大切です。
ちなみに、私の愛犬はとてもツンデレでいうことを聞かないことがよくあります。
また、散歩に行けない日は室内でトイレをさせるのですが、オシッコはトイレでちゃんとするのにウンチはいつもドアを開けてすぐの場所にします。
ですので、ときどき愛犬のウンチトラップにひっかかって、ウンチを踏んでしまうことがあるんです。
しかし、私はそんなイタズラ?をする愛犬をやんちゃな犬として受け入れているので、イライラすることはなく「やったな、こいつー!!」と、いつもじゃれています。
本来の飼い主の姿としては正解ではないかもしれませんが、間違いでもないと思っています。
少なくともイライラすることはないですし、愛犬に苦痛を与えてもいないと感じています。
理想や完璧を求めすぎないで愛犬を受け入れてあげると、イライラしにくくなりますし、愛犬と楽しく過ごせるようになりますよ。
愛犬に理想を求めすぎてイライラしてしまう場合は、少しハードルを下げて接してみることをおススメします。
まとめ
愛犬にイライラしてしまう原因は見つかりましたか?
イライラしているときは、気持ちに余裕がなくなっている可能性が高いので、とりあえず愛犬と一緒に気分転換することをおススメします。
気持ちを落ち着かせてから原因を探ると、イライラを解決しやすくなりますよ。