1.トイ・プードル
ぬいぐるみのような犬種の代表格といえば、やはりトイ・プードルではないでしょうか。
くるくるカールした毛並みと手頃なサイズ感はまさに「ぬいぐるみ」。
最近流行しているテディベアカットと呼ばれるカットスタイルにすると、もはや動くテディベアのぬいぐるみにしか見えませんよね。
そんなトイ・プードルは愛玩犬のイメージが強いかもしれませんが、もともとイギリスではダックスフンドと協力して、トリュフ掘りをしていたという使役犬です。
また、非常に頭が良くトレーニング性能に優れていることでも知られています。
サーカスでよくプードルを見かけるのもこれが理由です。
そのため、家庭犬としてもしつけがしやすい犬種といわれています。
2.ポメラニアン
少し以前に、ネットやSNS上で「ぬいぐるみ犬」として話題になった俊介くんをご存じでしょうか?
残念ながら、2017年に虹の橋を渡ってしまった俊介くんですが、いわゆる柴犬カットにトリミングされた姿がコロコロしていて、ぬいぐるみのようだと人気を博しました。
その俊介くんの犬種が、ポメラニアンです。
ポメラニアンはかつて日本で「愛玩犬の御三家」に数えられたほど、ポピュラーな犬種です。
また、ビクトリア女王の寵愛を受けたことでも広く知られています。
ふわふわの高貴な姿からも頷けますね。
そんなポメラニアンの被毛はやわらかく毛玉ができやすいため、こまめなブラッシングは欠かせません。
また、ダブルコートのため、抜け毛も多い犬種です。
可愛らしさと健康を保つためにも、しっかりケアしてあげましょう。
3.ペキニーズ
ビクトリア女王によってヨーロッパに紹介されると、ポメラニアンに取って代わって一躍大人気になったといわれるのが、こちらのペキニーズです。
ふさふさの毛並みと、手足が隠れてしまっているコロコロ感は、動く姿もゼンマイ仕掛けのようで、まさしくぬいぐるみ!
ペキニーズは中国歴代王朝の宮廷内でのみ飼育することが許された、門外不出の秘蔵犬でした。
宮廷内を移動する際には皇族の着物の袖の中に入っていた、なんてエピソードも想像するだにとてつもなくキュートですよね。
宮廷内で崇められて育ったためか、性格は犬というよりも自由奔放な猫に近く、怖いもの知らずなところがあるといわれています。
洋犬のような関わりを求めて飼うと拍子抜けしてしまうかもしれませんが、とても個性的で魅力的な犬種です。
4.ビション・フリーゼ
頭でっかちで特徴的なパウダー・パフと呼ばれるカットスタイルで知られるのが、ビション・フリーゼです。
純白の美しい毛並みにふわふわの大きな頭は、ぬいぐるみのようにぎゅっと抱きしめたくなること請け合いですよね。
ビション・フリーゼの名前の由来は「愛くるしい、巻き毛」という意味のフランス語だというのも納得です。
日本ではマルチーズ人気に圧されてあまり広く普及しなかったといわれていますが、ヨーロッパではフランスを中心に非常にポピュラーな犬種です。
愛玩犬ではありますが、賢くてしつけもしやすく、飼いやすい犬種といわれています。
また、小型犬ですが運動が大好きなので、散歩や遊びはたっぷりさせてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どの犬種もふわふわもこもこでとても可愛らしいですよね。
ですが、ふわふわもこもこのシェイプを保つには、プロの手によるトリミングだけでなく、ブラッシングなどの日常的なケアもとても大切ということをお忘れなく!
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
ブラッシングの時に、スリッカーに絡まる程度です。
確かに繊細な毛並みで、毛量も豊富で、毛玉が出来やすい犬種ではありますが、抜け毛が多い。と言う誤った情報は、訂正して頂きたく思います。
同じ犬種を飼っているベテランのトリマーさんに相談してから、飼育を決めたので、ビションフリーゼを選ぶ方は、抜け毛の心配は、不要です