いつもの行動が仇に?犬との生活に隠されている落とし穴3つ

いつもの行動が仇に?犬との生活に隠されている落とし穴3つ

犬と暮らし始めるといない時とは生活が一変するでしょう。しかし、そんな生活に慣れて油断している頃に思わぬ落とし穴が待ち受けているなんてことも…。意外と気がつかない日常に隠された落とし穴をチェックしておきましょう。

お気に入り登録

1.散歩中の落とし穴!いつもの草むらにも注意

草を食べるビーグル

犬の散歩で公園やちょっとした空き地、道路脇など草むらに入ることは多いと思います。
排泄や匂い嗅ぎなど、草むらを好む犬は非常に多く、散歩で草に触れない犬の方が少ないのではないでしょうか。草を食べる犬も多いでしょう。しかし、外の草むらには危険が潜んでいる可能性もあるので注意が必要です。

いつも入っている草むらでも、時期によっては所有者や管理者が、除草剤や害虫駆除剤などの薬剤を散布していることがあります。中には「除草剤(害虫駆除剤)をまいています」などの、注意書きを置いてくれている場合もありますが、もちろんそうでない場合も。

除草剤は草が枯れ始めればまいたことがわかりますが、散布したばかりの時は、多くの場合気がつかないでしょう。

除草剤や害虫駆除剤の多くは、犬が口にすると健康を害する可能性のある危険な物質が含まれています。においを嗅いで、少し舐める程度では問題ない場合もありますが念のため注意しましょう。

2.家の中の落とし穴!生活環境を見直そう

観葉植物に囲まれるゴールデンレトリバー

食べたら危険な観葉植物も

家の中や庭に様々な植物を置いている家庭はありますが、中には犬にとって非常に危険な存在となるものがあるので注意が必要です。

庭に植えられることの多いアサガオやチューリップ、アロエ、また室内の観葉植物ではポトスやドラセナ(幸福の木)などは非常に身近な植物ですが、犬には中毒症状を起こすなどの危険性があります。

またクリスマスシーズンに置かれることの多いポインセチアや、ヒイラギも、犬にとっては危険な植物とされています。食べたら危険な食べものなどについては広く知られていますが、観葉植物や、庭の植木などについては、あまり知らない人も多いので気をつけておきましょう。

芳香剤や消臭剤の使い過ぎはNG

犬がいる家庭では部屋のにおいを気にして消臭剤や芳香剤を利用していることも多いと思います。
ですが嗅覚の敏感な犬の中には、芳香剤のにおいが苦手な犬、嗅覚が麻痺してしまう犬もいるので使い過ぎには注意しましょう。ちなみに猫は、アロマを体で分解することができないので使用しないようにしましょう。

網戸を突き破って脱走!?

室内の喚起のために窓を開けて、網戸だけにしているということは、非常によくあることだと思います。しかし、この網戸を突き破ってしまう、又は爪で引っかいて破いてしまう犬がいるのです。

外に鳥や猫など、気になるものがいたことや、室内で遊んでいて、はしゃぎすぎてしまった時などに破いてしまい、そのまま外に出てしまう犬もいます。マンション上階などで短時間留守番させる時など、窓を開けておく習慣のある人は気をつけましょう。

3.食べものの落とし穴!チョコや玉ねぎだけではない!

床のトマトを触る犬

ぶどう・トマトなどナス科の野菜

チョコレートや玉ねぎなど、犬が食べてはいけないものや、あまり食べさせない方がいいとされる人間用の加工食品などについては、与えないよう気をつけている人がほとんどだと思います。

しかし実は食べ物の中で、これらのもの以外にも気をつけなければならないものがあります。
特に危険なのがぶどうやレーズンで、腎臓に負担をかけることになり、腎不全や、最悪の場合命に関わる状態になることもあるので、与えないようにしましょう。

またナスやトマトなどのナス科の野菜は、微量ながらアルカロイドを含んでいるため、関節炎や、寄生虫感染を起こした犬にとっては害となる可能性があるとも言われています。

常温保管の野菜や乾物

じゃがいもやにんじん、玉ねぎなど常温保管ができる野菜や、乾物などを常備している家庭は多いと思います。これらの保管についてあまり意識しておらず、玄関など涼しい場所に置いている家庭も見られますが、犬がいたずらをして食べてしまうことがあるので、気をつけてください。

特に玉ねぎは犬にとって命に関わる危険な食べものですし、じゃがいもなども生で食べると、下痢や嘔吐などを引き起こしてしまいます。

<まとめ>犬との生活に隠されている落とし穴

ソファに座るポメラニアン

犬を飼い始めてからしばらく経ち、生活も落ち着いてくると、どうしても油断してしまうことが多いと思います。留守番をさせる時や、犬から目を離す時、飼い始めの頃は危険がないかなどしっかりと確認していても、徐々にその目が緩んでいくこともあるでしょう。

それは犬の成長に伴い当たり前のことでもありますが、時に犬は飼い主でも予測のつかない行動を取ることがあります。観葉植物を食べてしまう、網戸を突き破ってしまうなど多くの人が「うちは大丈夫」と思っていることが実際に様々な家庭で起きています。

是非この機会に家庭環境を見直してみて、犬の周辺に危険がないかチェックしてみてくださいね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。