おっとりした性格の犬に共通する特徴3つ

おっとりした性格の犬に共通する特徴3つ

犬にも色々な性格があります。やんちゃな犬や臆病な犬そしておっとりとした犬などがいます。おっとりした犬はあまり吠えず穏やかでとても飼いやすい犬です。ではおっとりとした犬にはどんな特徴があるのでしょうか?

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穏やかな犬5種類

芝生の立つゴールデンレトリバー

1.ゴールデン・レトリバー

従順でとても温厚な性格です。陽気でもあります。
基本的に、吠えたり噛んだりということはないのですが、しつけの有無にもよります。
我慢強く、遊び好きな面があるため、子供とも相性が良いでしょう。

しかし体が大きいので、遊びだと思ってじゃれてきても、飼い主さんが怪我をしてしまう可能性もあるので、小さい頃のしつけが重要になってきます。
しつけはしやすいので、家族でしつけについて考えて、態度を一貫して犬がはやく覚えるように協力しましょう。

2.トイ・プードル

利口で活発で明るい性格です。
しつけもしやすく、例えば吠え癖がついても、しつけをし直すこともできると言われています。
繊細な面もあり、強く叱ってしまうと飼い主さんを怖がるようになってしまうこともあります。
ワガママなときは静かに叱り、良いことをしたときはいっぱい褒めてあげましょう。

体も小さいので、室内で飼うのが向いているでしょう。
初心者でも飼いやすいのですが、定期的な毛のカットなどが必要なので、きちんと手入れをしてあげてください。

3.パグ

ソファーで眠るパグ

パグは比較的吠えず、素直で愛嬌たっぷりな性格です。
人を強く噛むこともありません。
飼い主さんのそばにいることが大好きで、甘えん坊です。
また、誰にでも友好的であまり攻撃性がないため、小さな子どもがいる家庭でも安心して飼えるという意見もあります。

しつけはパグ自体に少し頑固な面があるので、なかなかうまくいかないこともあるかもしれませんが、根は素直なので根気強く接していれば、従うようになります。

4.フレンチ・ブルドッグ

浜辺に座るフレンチブルドッグと青空

フレンチ・ブルドッグも、パグと同じく比較的吠えません。
陽気で好奇心旺盛なので、一緒に暮らすと新しい発見をするかもしれません。
しかし、気まぐれな面もあるため、しつけは少し難しいこともあります。
あまり飼い主さんの話を聞いていなかったり、次の瞬間には違うことに興味がうつってしまったりするので、長いトレーニングには向きません。
甘えん坊で構って欲しがるので、子供よりも大人が多い家庭の方が向いているかもしれません。

5.パピヨン

舌を出したパピヨン

遊び好きで陽気、そして飼い主さんに従順な犬です。
人懐っこいため子供と遊ぶのも楽しんでくれます。
また、しつけに対する反応もよく、賢いためしつけがしやすいと言われています。
性格は穏やかな方なのですが、怖がりなので騒音が聞こえると吠えてしまうこともあります。

おっとりとした犬の3つの特徴

つぶらな瞳のトイプードル

吠えない

おっとりした犬というのは基本的に攻撃性が低い犬が多く、吠えたり威嚇したりすることは少ないです。吠えない犬は、それだけ穏やかな性格ということでしょう。
また、警戒心はあっても吠えない犬は、辛抱強い性格でもあります。
小さな子供やお年寄りにも優しく接することができるでしょう。

しかし吠えないのではなく、怖すぎて吠えることができない犬も中にはいますので、そのあたりはふだんの犬の性格をみて判断してください。

共感してくれる

飼い主さんが喜んでいるときに一緒に喜び、悲しんでいるときに寄り添ってくれる犬は、穏やかな性格であることが多いです。
飼い主さんとの生活を大事にしているので、飼い主さんが嫌がるようなことはしません。
共感できる力のある犬は、他の動物や人間ともうまく関係を築ける傾向が強く、仲良く暮らすことができます。
その人や動物がやってほしくないことを察することができるので、うまくいくようです。

飼い主さんのために頑張る

飼い主さんが大好きな犬は、飼い主さんが喜んでくれることは積極的に行います。
それは、しつけをするにあたってとても役に立ちます。
飼い主さんの指示に従えば飼い主さんが喜んでくれる、と学習することでしつけがスムーズに行えます。
また吠えない、噛みつかない、といったことも飼い主さんが褒めてあげることで覚えてくれます。
最初からおっとりとした犬であるというよりも、飼い主さんのリードで段々性格がおっとりしてくるという感じです。

まとめ

人の手の上に置かれた犬の前足

犬種によって大きく傾向は決まっているのですが、個体差も大きく、ゴールデン・レトリバーだから必ずしも穏やかとは限りません。
中にはやんちゃな犬もいますし、噛んだり、吠えたりする犬もいます。

おっとりした犬の特徴としては、吠えない、共感してくれる、飼い主さんのために頑張るというものがありますが、はじめからすべて当てはまる犬は少ないかと思います。
飼い主さんとの生活の中で段々と穏やかになり、おっとりとした犬になることもあります。

犬の性格ははじめから完全に決まっているものではなく、成長していく中で決まっていくので、飼い主さんとの生活はとても重要です。
もしおっとりとした犬にしたいのであれば、飼い主さんも穏やかでいる必要があるでしょう。
また犬と飼い主さんとの信頼関係も必要なので、リーダーとして行動するように心がけてください。
性格はその犬の個性なので、良いところを伸ばして悪いところには対応できるようにしていきたいですね。

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