犬はこんな人が嫌い!好かれない人の特徴7つ

犬はこんな人が嫌い!好かれない人の特徴7つ

人懐っこい犬であっても、たまに警戒する相手がいるということはありますよね。犬も人間すべてが好きなわけではありません。「こんな人は嫌い」「苦手」という感情を持っています。では、犬に好かれない人とはどのような人なのでしょうか。

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「嫌い!」犬に好かれない人の特徴とは?

威嚇して歯を剥き出す犬

犬に好かれやすい人がいる一方で、「なぜかいつも犬に警戒されがち」「仲良くなりたいのに仲良くなれない」という人もいます。
では、犬はどのような人に対して警戒心を抱いたり、苦手と感じてしまったりするのでしょうか。

1.近くで大声を出す人

拡声器で怒鳴る男性と嫌がる犬

犬は人間よりも、遙かに聴力が優れているという話はとても有名ですよね。
人間の何倍の聴覚を持っているかという疑問はよく聞きますが、実は正確の数値は未だに明らかにされていません。しかし、人間の何倍もの聴覚を持っていることは確かです。
また、人間が16~2万ヘルツまでの音しか聴き取ることができないのに対し、犬は約65~5万ヘルツと非常に幅が広いです。特に高い音を聴き取りやすいようですね。

このように人間に比べると圧倒的に聴力が優れている犬にとって、大きな音は苦手です。
甲高い音も苦手です。
そのため、近くで大声を出したり、甲高い声を上げたりするような人に苦手意識を持ってしまうことが多いです。
犬に嫌われないようにするためには、近くで大声を出したり、大きな音を立てたりするような行動は避けるべきでしょう。

2.急に駆け寄ってくるなど突然の行動を起こす人

急に子供に抱きつかれて驚く犬

また、急に駆け寄ってくる、急に大声を出すなど、犬は突然の行動を起こす人を苦手とします。
よく「うちの子は子供が苦手で…」という声を聞きますが、この悩みも急に駆け寄ったり、急に甲高い声を発したりするといった、突然の行動を起こすことが多いという理由が挙げられます。

犬は元々警戒心の強い動物ですし、人間よりも動体視力(動くものに反応して目で追いかける)が非常に優れています。
そのため、突然違う行動を起こすような人に対して、警戒心を抱きやすいと言えます。

しかし、私たちの立場に置き換えてみても、突然見ず知らずの人がこちらに向かって走り寄ってきたら「怖い」と感じますよね。
犬にとって人間は自分より体の大きい存在ですので、よりそう感じることでしょう。

犬に怖がられないためには、突然駆け寄る、突然隣で大声を出すなど、犬が驚いてしまうような行動をしないように意識しましょう。

3.心の準備ができていないうちに触ってくる人

触られることを嫌がる子犬

犬によっても、性格は1頭1頭違いますので一概に言えませんが、知らない人から心の準備ができていないうちに触られることを苦手とする犬は意外と多いです。

最近ではしつけがしっかりされている犬が増えてきているため、「触っても嫌がられなかったよ」という人も多いでしょう。
犬の中には、知らない人が相手でも人に触ってもらうことが大好きという子もいます。
しかし、基本的には我慢していることが多いです。

心理としては、「突然触られるのは怖いし、あまり好きではないけれど、自分のことを可愛がってくれているし…怖い人じゃないから我慢しよう」といったところでしょうか。

触る前に、相手の飼い主さんに「触ってもいいですか?」と聞くことはマナー上当然ですが、犬相手にも挨拶をする必要があります。
まずは自分の手の匂いを嗅がせ、犬の方から寄ってきてくれることを待ってみてください。

人懐っこい犬であれば、「触ってー!」というように元気よく近寄ってきてくれますし、そうでない犬も、まずは手の匂いを嗅いで安心することで、近寄ってきてくれますよ!

4.ジッと目をのぞき込んでくる人

犬の目線になって見つめる女の子

可愛い犬を見ると、ついついジッと見つめてしまうという人も多いですが、犬にとって目をジッと見つめられる行為は、非常に不快に感じる行為です。
なぜならば、犬社会では相手の目をジッと見つめる行為は、「威嚇」「警戒」の意味があるからです。

知らない相手から急に威嚇されたり、警戒されたりしたら良い気分はしませんよね。
「とりあえず刺激しないでおこう」「関わらないでおこう」と思うでしょうし、攻撃的な子であれば吠えかかってくることもあるでしょう。

犬に近付く際には、まず体の側面を見せながらしゃがみ込み、「自分は敵ではないよ」というアピールをします。その後、そっと手を差し出し匂いを嗅いでもらいましょう。

間違っても、始めから目をのぞき込むような行動はやめてあげてください。
犬にとって大きなストレスとなってしまいますし、「敵視されている」と勘違いされてしまいますよ。

5.顔の表情が見えない人

マスクとサングラスをした男性

犬は聴覚や嗅覚に比べると、視覚はあまり優れてるとは言えません。
しかし、だからといって目が見えていないということではないため、もちろん情報収集に視覚も活用します。

犬は人間の表情から感情を読み取る力があるということが、最近の研究によって明らかにされています。「嬉しい」「怒り」「楽しい」など、様々な感情を表情から読み取り区別することができるのです。すごいですよね!

そのため、顔が見えないようなファッション(サングラスやマスク、帽子など)をしていると、相手の表情が読み取れないため、不安になってしまいます。
中には「怪しい」と警戒する犬も多いでしょう。

したがって、犬と触れ合う際には、目元や口元が犬から見えるようにし、触れ合うようにしてください。そうすることで犬側も警戒心が薄まりますし、安心しますよ。

6.匂いが強すぎる人(香水やタバコなどの人工的な匂い)

タバコを吸う人を遠巻きに見つめる犬

男性女性に限らず、香水を付けたりタバコを吸ったりするという人は多いですが、このような人工的で匂いの強い物も犬は苦手です。
これらの匂いを纏った人に対して、「何だこの匂いは」「相手の情報がわからない」と警戒してしまうのです。

特に嗅覚が優れている犬にとって、強すぎる匂いは気分が悪くなってしまうこともあります。
犬よりも嗅覚が劣っている人間であっても、同じような経験を持つ人は多いでしょう。

「これから犬を飼っている友人の家へ遊びに行く」あるいは、「犬と触れ合う機会がある」とわかっている場合は、あらかじめ香水を付けないようにする、タバコを吸わないなど、意識するようにしましょう。

7.そもそも犬を苦手としている人

怖がって拒否する女性と嫌がる犬

犬を苦手としている人は、そもそも犬に近付こう、仲良くなりたいとは思わないでしょうが、犬から見ると犬(自分たち)を苦手としている人を判別することができているため、犬側も自ら近寄ってこようとはしません。

なぜ犬を苦手としている人を区別できているのでしょうか。
様々な要素から判別していると考えられていますが、1つは匂い、もう1つは表情です。

まず匂いですが、「苦手」「怖い」と思っていると、人間は知らぬ間に冷や汗を体内から放出しています。運動をした後に流す汗と冷や汗は分泌物が異なるため、その匂いで犬は「この人は僕に触ろうとして緊張している」と判断するのです。

また表情は、先ほどお話ししたとおり、感情を読み取る能力が備わっているため、そこから「自分に対して良い感情は持っていない」と認識できることがあります。

まとめ

人の手の臭いを嗅ぐ犬

いかがでしたでしょうか。
このように犬が苦手とする人の特徴は、私たちが何げなく行っている行動や仕草、身に付けている物が影響しています。

ぜひ犬と触れ合うときはこれらを意識し、犬に安心感を与えることで仲良くなりましょう。

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