一人暮らしで犬の多頭飼いは難しい?
一人暮らしで犬を飼っていると、飼い主さんが仕事などでお出かけしている間、犬は長時間のお留守番を強いられることもあります。そのため、家族と暮らす中で犬を飼うより、一人暮らしで犬を飼う方が大変だといわれます。
それでも、一人暮らしで犬を飼っている飼い主さんは少なくありませんよね。そんなときに思うのが「1匹より、2匹の方が寂しくないのでは?」ということではないでしょうか?
そこで今回は、一人暮らしで犬の多頭飼いは難しいのかという疑問について考えたいと思います。もう1匹犬を迎えるか検討している飼い主さんは、ぜひ一緒に考えてみましょう!
「1匹より2匹の方が寂しくない」ってホント?
一人暮らしで多頭飼いを考える理由は、
- 運命の子と出会ってしまった
- 引き取り手のいない犬を引き取った
- 1匹でお留守番させるのは可哀想だから
など、飼い主さんによって様々でしょう。
その中でも多く耳にするのが「1匹でお留守番させるのは可哀想だから」という理由です。
しかし、実際に多頭飼いしている飼い主さんの多くが「たとえ2匹でも留守番の寂しさは変わらない」と答えています。
さらに、必ずしも先住犬が後から来た犬と仲良くできるとは限りません。なかには、仲良くできなかったからと別々の部屋でお留守番させている飼い主さんもいます。そうなれば、1匹でお留守番するよりも、余計なストレスがかかってしまうのです…。
多頭飼いの散歩は大変!
犬を多頭飼いしていても、家族がいれば散歩の分担ができます。しかし、一人暮らしの場合はすべて一人で行わなくてはなりません。
リードが絡み合うほど気の合わない犬なら、別々に散歩させる必要も出てくるかもしれません。そうなると、楽しい愛犬との散歩も億劫に感じてしまうことも…。
一人暮らしで犬の多頭飼いをするなら、毎日確実に時間を取れることと、体力に自信がなければ難しいでしょう。
費用が2倍になる!
ドッグフードにトリミング、ワクチン接種など犬との暮らしにはそれなりのお金がかかります。多頭飼いをすることで、その費用は2倍、3倍になるということを忘れてはいけません。
そうでなくとも、一人暮らしにはお金がかかりますよね。経済面をクリアしないことには、一人暮らしの多頭飼いはできないでしょう。
多頭飼いするスペースが確保できるか
いざ多頭飼いしようと思っても、十分な生活スペースが確保できなければ多頭飼いはできません。
ケージやトイレなど、犬は結構なスペースを必要とします。先住犬と同じケージやトイレを使ってくれればよいですが、嫌がるようなら2倍のスペースが必要になります。
ぎゅうぎゅう詰めで寝るのも楽しそうですが、犬に窮屈な思いをさせないためにも十分な生活スペースを確保しましょう。
「一人暮らしで犬の多頭飼いは難しいのか?」結論は…
実際に一人暮らしで犬の多頭飼いをしている飼い主さんはいるので、不可能ではありません。しかし、一人暮らしで犬の多頭飼いは難しいかと言われたら、私は「難しい」と考えます。
たとえ家族と一緒に暮らしていても、犬を飼うのは大変なこと。それを一人暮らしでとなると、大変さは何倍にもなります。ましてや多頭飼いとなったら、クリアしなければならないことが山積みに…。
もちろん、一人暮らしでも時間、体力、経済面に余裕があれば犬を幸せにすることはできるでしょう。そして、もうひとつ。犬を愛する心があれば、多頭飼いを可能にすることもできるのかもしれません!
まとめ
「一人暮らしで犬の多頭飼いは難しいのか」についてご紹介しました。いかがでしたか?
一人暮らしで犬の多頭飼いをするなら、いくつもの現実的な問題をクリアしなければなりません。1匹より2匹の方が寂しくないだろうから、楽しそうだからと安易に多頭飼いを始めるのはやめましょう。
一人暮らしの犬の多頭飼いに関しては、いろんな考え方があると思います。あなたは、どう考えますか?