白目を剥いて寝ていても問題なし！
結論から言うと、犬が白目を剥いて寝ていても何の問題もありません。なかには心配で揺すり起こしたり、病気を疑って病院へ連れて行ったりする飼い主さんもいるようですが、その必要はなさそうです。
犬に限らず、私たちのなかにも白目を剥いて寝る人はいますよね。また、いびきをかいたり、寝言を言ったり、ぴくっと起きたり…。それは、犬だって同じことです。それぞれ寝る体勢や寝るときの癖など、個性があって当たり前なのです。
なぜ白目を剥いて寝るの？
犬が白目を剥いて寝る理由は、全身が脱力状態になるためです。白目を剥いて寝る姿はまるでホラーのようですが、安心しきって熟睡している証なので何も心配はいりません。
また、脳が眠っている状態なので体の力が抜けて、白目を剥きながら舌を出したり、おならをしたりすることもあります。これも問題ないことなので、心配になって揺すって起こすようなことはしないであげてくださいね！
ほかにも熟睡している犬に見られる仕草や行動がある！
白目を剥いて寝ること以外にも、熟睡している犬が見せる仕草や行動がいくつかあります。それらも一緒にご紹介します。あなたの愛犬は、どんな寝相で寝ていますか？
へそ天
安眠の代表格ともいえる「へそ天」は、お腹を天井に向けて仰向け状態で寝ることです。へそ天をしながら布団をかぶって寝ている愛犬を見ると、小さな人間が寝ているのかと錯覚します(笑)
犬がお腹を見せるということは、無防備であるということです。野生の心を忘れているとしか思えない犬のへそ天姿は、安心しきっているからこその寝相なのです。
飼い主にくっついて寝る
元々群れで生活していた犬は、仲間と寄り添って寝ていました。飼い主さんにくっついて寝る犬は、飼い主さんを信頼している証なのです。
特に、お尻をくっつけて寝る犬は、飼い主さんに背後を任せたということなのでひと際安心して寝ているということです。お尻を顔にひっつけてくる愛犬に、嫌がらせか何か…？と思っていた私は飼い主失格です(笑)。
狭い場所で寝る
部屋の角や机の下など、狭い場所を好む人は少なくないはずです。それと同じことで、隅っこや何かに入って寝る犬は安心して寝ていると考えられます。かつては巣穴を掘って寝ていた犬の祖先の名残なのかもしれませんね。
我が家の愛犬は、母が寝るベッドの下の収納スペースで寝ています。パピー時代、ある日突然ベッド下を寝床とした愛犬は、狭いスペースでへそ天しながら熟睡しています。
まとめ
犬が寝ている時に白目を剥くのは問題ないのか、という疑問についてお答えしました。いかがでしたか？
犬が白目を剥いて寝るのは、安心して熟睡している証拠です。しっかり眠れていないのではないかと心配していた飼い主さんは、安心して大丈夫です。むしろ、これ以上ないというほどしっかり睡眠をとることができているので、起きた後はぴんぴんしているはずです。
犬が寝ている姿はとても可愛いため、近づいて見たり、触ったりしたくなる気持ちは分かります。しかし、それは犬の安眠を妨害する行為なので、犬が寝ているときはそっとしておいてあげましょう。
想像していた天使のような寝顔とは違うかもしれませんが、白目を剥いて寝る犬も慣れてくると愛おしく思えるはず!?
