犬のケージカバーとは?布をかける?
ケージカバーとはその名の通りケージ用のカバーです。普段使っているケージにカバーをするだけで、犬にとってとても心地良い場所に変える事が出来る優れものです。
ケージカバーに使われる素材は布を基本として、防音効果のある素材や、防風対策ができるもの、虫よけ用として網の素材を使ったもの等色々なものがあります。
ケージにカバーを被せるだけで様々なメリットがありますが、デメリットも少なからずありますので、特徴を知っておきましょう。
犬のケージカバーによるメリットとは?
犬にとって落ち着いた空間にする
ケージといえば、大きな格子状のケースのものを思いつくのではないでしょうか?四方だけでなくケースの上も格子状になっています。自分の空間ではあるけれど囲いがしてあるだけで、全方向から丸見えの状態となっていて落ち着きにくくなっています。
ケージカバーを被せる事により周りからは中が見えなくなり、結果として薄暗くて狭い空間となりますので、犬にとって理想の場所となり落ち着きやすくなります。
防音効果がある
さらに、ケージカバーを被せる事で防音効果が得られます。犬は人間よりも400倍くらい耳が聞こえると言われていますので、音に対してとても敏感です。
雷や花火の音などを怖がる犬は多いですよね?ですので家に居る時はもちろん、屋外に連れていかないといけない時でも、ケージにカバーをしてあげる事によって犬が安心しやすくなりますよ。
また、犬の吠え対策としてケージカバーを使っている人もいるようです。留守番をさせる時や、友人が来た時にずっと吠えて困っているといった時に使用しているみたいですね。
風を防ぐ
ケージカバーをするので風や寒さも、もちろん防ぐことが出来ます。冷房をしている時に、冷やしすぎない様に使う人もいるようですね。
寒い時期や風が強い所に連れていく時には、電気を使用しなくても防寒対策が出来るケージカバーはかなり重宝すると思います。
風を長時間当たり続けると体力も消耗しやすくなってしまうので、風よけが出来る場所を作れるのはポイントが高いですね。
部屋の中で使う場合は、扇風機や冷房の風が直接当たらない様にするためにも使えます。
虫よけ対策
ケージカバーの種類の中には、細かい網状の生地を使用した虫よけ対策が出来るカバーというのもあります。細かい網状なので、風通しは良いままで蚊などの虫を防止できるという優れものです。
少し薄暗くできる効果もありますので、犬にとって過ごしやすい環境を作ってあげる事が出来ますね。
犬のケージカバーによるデメリットは?
熱がこもりやすい
分厚い生地や寒さ対策をしている生地、毛布等の素材のものは風通しを無くしたり熱を逃さない様に作られていますので、そういった素材のものを使う時は、使う時期をちゃんと考えてから選ぶようにしましょう。
使い方を間違えると不安にさせてしまう
犬は薄暗くて丁度良い狭さの空間が落ち着きます。しかし、ケージ全体をケージカバーで覆ってしまうと真っ暗になってしまって逆に犬が落ち着かなかったり、不安になってしまいます。
また、全体にケージカバーを被せてしまうと換気もしにくくなりますので、ケージ全体を覆わずに一部、又は半分ほどケージカバーを被せて適度な薄暗さを作ってあげるようにしましょう。
まとめ
ケージにカバーをするだけというシンプルな方法で犬により快適で落ち着いた空間を作ることが出来ます。ケージは犬にとっての縄張りだったり大切な場所となりますので、ぜひ愛犬に合った居心地の良い空間を作ってみてはいかがでしょうか?