犬のケージカバーの選び方
素材
ケージカバーを選ぶときにまず気にしたいのが素材です。夏は通気性が良いメッシュ素材のタイプを選び、冬は防寒できるよう厚手の布で作られたものを選ぶなどするとよいかもしれません。外飼いの場合は、テントなどに使われるような丈夫で撥水性のある素材で作られたカバーを選ぶと、雨や風から愛犬を守ることができます。カバーを使う時期や状況に合わせて素材を選ぶようにしましょう。
機能性
ケージカバーを選ぶ際には機能性も重要視するとよいでしょう。カバーには特徴的な機能を備えたさまざまな商品があります。ファスナーで開閉できるものは取り外しが簡単ですし、巻き上げたカバーをスナップなどで留めておけるものはカバーを開けっ放しにしておくことができます。カーテンのように両開きにできる商品は、来客時など一時的に閉じておきたいときに、手早く目隠しできるので便利です。
このほか、防虫効果のあるものや水洗いできるものなどもあるので、それぞれの商品が持つ特徴を踏まえた上で用途に合わせて選びましょう。
犬のケージカバーの人気ランキング
1.リッチェル ペットケージカバー
犬のケージカバーランキングで上位にあがる人気商品です。カバーはケージに被せて4箇所のファスナーを閉じるだけなので、急な来客時などにも簡単に取り付けができます。前面2箇所のファスナーを開いて、入口の布だけ巻き上げて固定することも可能です。水洗いができるので清潔に使用し続けられることも人気の理由となっています。
2.PomPreece ケージカバー
星柄のレース生地で作られたおしゃれなケージカバーです。レース生地によって視界が程良く遮られるので、愛犬も安心して過ごすことができるでしょう。通気性が良く、冷暖房の風を適度に取り入れられるのもおすすめポイントです。
天面には防虫加工されたトリエント生地が使われ、蚊やコバエ、ノミ、ダニなどから愛犬を守ることができます。カラーはピンクとブルーの2色があるので、お部屋の雰囲気に合うものを選ぶことができるでしょう。
3.PAWZ Road ケージサークルカバー
ケージにすっぽりとかぶせるタイプのカバーですが、4面それぞれ巻き上げることが可能です。100%ポリエステルで作られているため、洗濯などの手入れも簡単で清潔に使うことができますし、繰り返し洗濯しても傷みにくいのが特徴です。コンパクトに折りたたむことができ、収納や持ち運びにも便利でしょう。
4.Mr.You ペットサークルカバー
シルバーコーティング加工された厚みのある特製のオックスフォード生地を使用したカバーです。遮熱性や保温性に優れており、撥水性も抜群なので外飼いの犬小屋にも使うことができます。虫や暴風雨、紫外線からも愛犬を守ることができ、耐用年数は3年以上と丈夫なのも特徴です。天面、側面、入り口など、それぞれのシート部分を巻き上げて固定することができるので、状況に合わせて使い分けることができます。
犬のケージカバーの選ぶ際の注意点
季節に考慮する
犬のケージをカバーで囲うと、ケージの中に熱がこもりやすくなります。特に夏はケージ内の風通しをよくすることが大切なので、通気性のよい生地を選ぶようにするとよいでしょう。逆に冬は風を遮り保温性があるカバーを選びたいですね。側面が巻き上げられるようになっているものや、天井部分に窓がついているものなど、環境に応じてどのような形のものを選ぶのかを考えられるとよいかもしれません。
サイズ選び
ケージカバーを購入する際は、ケージのサイズをしっかり測るようにしましょう。せっかくカバーを購入しても、犬のケージのサイズに合わなかったら使うことができません。特にケージとカバーを別のタイミングで用意する際には注意が必要です。可能であれば、店頭で店員に確認し、ケージとカバーを一緒に購入できるようにするとよいでしょう。
犬のケージカバーの手作りする方法
市販のケージカバーのサイズが自宅のケージに合わないという場合や、好みのカバーを作りたいという方は、手作りしてみてはいかがでしょうか。お好みの布で手作りのカバーを作れば、お部屋の雰囲気にマッチしたものを用意することができます。四面をファスナーなどで留めない、簡単にかぶせることができるケージカバーの作り方をご紹介します。
用意するもの
- ケージ
- メジャー
- ものさし
- 布用ハサミ
- ミシン
- チャコペンシル
- お好みの布
- バイアステープ など
採寸の仕方
ケージ本体のサイズに対し、カバーのできあがり寸法を次のように設定しましょう。
- 幅本体サイズ+4cm
- 奥行き本体サイズ+4cm
- 高さ本体サイズ+2cm
ケージ本体のサイズに若干の長さをプラスすることでカバーに適度なゆとりができます。サイズが正しくないと、使ううちにずれてしまったり、ぴったりかぶせることができなかったりします。寸法の測り方には注意しましょう。
作り方
1.天面、背面、側面2枚、扉部の合計5枚を、採寸した通りに裁断します。
2.天面に縫いつける部分以外をバイアステープでパイピングします。
3.天面に背面と側面、扉部を中表にして縫い合わせて完成です。
側面や扉部は、ナスカンベルトやマジックテープなどで巻き上げた布を留める工夫をしてみてください。犬のアップリケなどを付けて、オリジナリティを出すのもよいですね。
まとめ
犬のケージにカバーをすると、室温の変化に合わせて愛犬の体調を管理することができます。また、外部とのやり取りを遮断し、犬のストレスを減らしてあげられることもできるでしょう。来客の際にはカバーをかけることで、犬が吠えることを防ぐこともできます。
素材や使う環境、機能性を考えて、愛犬に適したカバーを選べるとよいですね。市販のカバーが見つけられない場合は、今回ご紹介した方法で手作りをしてみてください。