犬の防災グッズを準備しましょう
地震や洪水、土砂崩れなど、災害はいつ起こるか予測できません。そのため、日頃から災害に備えて避難所の確認をしたり、家族の集合場所を決めたりしておく必要があります。また、災害グッズおくも忘れず準備しておかなくてはなりません。
それは、私たち人間だけではなく、ペットである犬も同じです。犬も災害に備え、防災グッズを準備しておくことが大切なのです。
そこで今回は、犬の防災グッズをご紹介します。愛犬の命を守るためにも、今のうちに準備しておきましょう!
1.リュック
災害時は、必要な荷物を持ったり、子どもの手をつないだりと両手がふさがっている場合がほとんどです。そのため、犬が怯えていても抱っこするのは非常に困難です。
そこでおすすめなのが、リュックです。犬を背負ってしまうことで、両手を空けることができます。さらに、抱っこよりも安定していますし、犬が突然暴れて落下するという心配もありません。キャリーなども良いですが、災害時にはリュックが役立つと思い、我が家でもリュックを備えています。
2.折り畳み式の食器
災害時は、犬の食器や水飲み用の器はもちろんありません。もし愛犬が慣れたお皿でないとご飯を食べないようなら、日頃から折り畳み式の食器を併用して、防災グッズとして備えておきましょう。
多くの人や犬が集まる避難所は、ただでさえ愛犬にストレスがかかるもの。せめて食器や水飲み用器ぐらいは、慣れたものを使用させてあげたいものです。
3.迷子札
大きな災害が起きた場合は、恐怖や驚きのあまり家を飛び出してしまう犬がたくさんいます。そんなときに犬を助けてくれるのは、見知らぬ人たちです。
たとえ迷子札がなくても、近所の犬友さんなら分かってくれるかもしれません。しかし何kmも、ときには何十kmも離れた地へ逃げてしまったとしたら、どうでしょう。犬の名前、飼い主の名前、電話番号が記載された迷子札は、緊急時に犬を守ってくれる小さくも大きな情報源なのです。
4.靴
散らばったガラスや瓦礫から犬の足を守るために、靴を備えておきましょう。
犬の肉球は、非常にデリケートです。もし傷ができたとしても、災害時に薬を手に入れるのは難しいため、痛がる愛犬に必要な手当をできないまま過ごすことに…。そんな状況に陥らないためにも、靴を準備しておくことが大切なのです。
5.ハンズフリーのリード
両手がふさがらないリュックを備えておくのと同様、ハンズフリーのリードを防災グッズとして準備しておくこともおすすめです。リードを肩からかけて使用することで、犬と一緒に走って避難することができます。
災害時など咄嗟のときに使えるように、日頃から練習しておくことも大切です。部屋の奥にしまっておくのではなく、普段使いのリードと一緒に並べておきましょう。
6.ペット手帳
ペット手帳に愛犬の情報や写真を入れておくことで、災害によって迷子になってしまった愛犬を見つけやすくなります。特に写真は、情報提供を求めるときに役立つため、忘れず入れておきましょう。
まとめ
災害時にあると助かる犬の防災グッズをご紹介しました。いかがでしたか?
できれば起きてほしくない災害ですが、備えは必要です。愛犬の命を守るためにも、今のうちに防災グッズを準備しておきましょう!