抜け毛が少ない小型犬1:トイプードル
みなさんご存じの「トイプードル」。近年のトイプードル人気には「抜け毛が少ない」という理由も大きく貢献しているのではないでしょうか。
抜け毛が原因ともなるアレルギーも比較的少なくなるので、「アレルギーフリー犬種」なんて表されることもあります。(抜け毛以外の成分にもアレルギーの原因があるので、すべてに人にアレルギーフリーとは限りません。)
トイプードルは、くるくるとした巻き毛が伸び続けます。定期的なトリミングが必要なので、トリミングにかける手間や費用の負担も、飼う際は考慮に入れておきたいですね。
抜け毛が少ない小型犬2:ヨークシャーテリア
ヨークシャテリアは、艷やかな直毛が伸び続ける犬種で、シングルコートと呼ばれる被毛を持っているため、抜け毛の量が比較的少ない事が特徴の犬種です。
なお、抜け毛は少ないですが、毛が絡まらないように毎日のブラッシングや、定期的なトリミングも必要になるので覚えておいてください。
抜け毛が少ない小型犬3:マルチーズ
マルチーズは、直毛で純白の絹のような毛を持つ犬種です。マルチーズもシングルコートを持つ犬種で、比較的抜け毛が少ない犬種と言えるでしょう。
なお、トリミングやブラッシングは必須です。特に目や口の周りの白い毛は汚れやすいので、こまめに拭いてあげると良いでしょう。
抜け毛が少ない小型犬4:パピヨン
パピヨンの毛は伸び続けずにある程度の長さで止まり、かつシングルコートの犬種なので抜け毛が少ない犬種と言えます。
毛が伸び続ける犬種に比べると、抜け毛は多いかもしれませんが、ダブルコート(※)の犬種に比べるととても抜け毛は少ないです。(※上毛と下毛があるタイプ。換毛期があり抜け毛が多い)
なお、パピヨンは蝶のような大きな耳が特徴ですが、この耳の後ろに毛玉ができやすいので、毎日のブラッシングを習慣付けたいですね。
抜け毛が少ない小型犬5:チン
チンもパピヨン同様、シングルコートで換毛期がないため、抜け毛が少ないと言われています。
ただ、サラサラとした長毛は色んなところにくっつきやすいので、お尻の周りの毛をカットするなどの工夫をしてあげると良いでしょう。
抜け毛が少ない小型犬6:シーズー
シーズーはボリュームがあり直毛が特徴の犬種です。毛のタイプはダブルコートですが、毛が伸び続けるため、結果的に抜け毛が少ない犬種になっています。また、気温が低く日差しの強い、過酷な高地が原産であるため、その環境に合わせて抜け毛が少なくなったようです。
なお、シーズーは皮膚の特性上、皮膚病になる子か多いようです。(脂漏性皮膚炎やマラセチア性皮膚炎など)ブラッシングやトリミングの時に、皮膚の状態をチェックしてあげると良いでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?どんな犬を飼うか検討されている方は、初めから抜け毛の少ない犬種を選んでおけば、予想外の大量な抜け毛のケアに疲弊することも減らせますし、アレルギーの問題も心配が少なくなるでしょう。
飼い始めだけでなく、5年後10年後の自分のライフスタイルでも仲良く暮らせそうな犬種のワンちゃんをパートナーに選んでくださいね。この記事が参考になれば幸いです。