「ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール」を使った食事療法

「ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール」を使った食事療法

尿石症とは、わかりやすく言うと尿路結石です。尿路に結石ができてしまい、痛みを伴ったり、大きな病気を引き起こす可能性のある症状です。そんな辛い状態からすこしでも早く解放してあげたいですよね。今回は私が以前使わせていただいた「ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール」という食品について解説したいと思います。

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記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター )

獣医師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター
山口大学農学部獣医学科(現:共同獣医学部)卒業。2006年3月~2023年3月 有限会社ふくふく動物病院 取締役・院長。ジェネラリストですが、得意分野は皮膚疾患です。
獣医師歴26年(2023年4月現在)の経験を活かし、ペットの病気やペットと楽しむアロマに関する情報をお届けします。

ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロールとはどんな商品?

ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール

主に獣医師専用で、動物病院専用の犬用食事療法食です。

低分子プロテイン+pHコントロールは、食物アレルギーによる皮膚疾患や消化器疾患で下部尿路疾患(ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の犬に与えることを目的として特別に調整して作られた食事療法食です。

この商品は、食物アレルギーの原因となりにくい加水分解タンパクを使用して、下部尿路疾患に配慮してマグネシウムなどのミネラル成分を調整しているそうです。

ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロールの特徴とは?

高消化性で、食物アレルギーの原因となりにくい低分子ペプチド源として、加水分解大豆たんぱくを使用しています。

尿中のストルバイトやシュウ酸カルシウムの飽和度が高くない、健康的な尿を維持するように、ミネラルなどの栄養バランスを調整しています。

亜鉛、リノール酸複合体とともにビオチン、ニコチン酸を配合し、健康を維持することで皮膚が本来持つバリア機能を維持します。

噛むことによって歯石が沈着しにくく歯の健康を維持し、ポリリン酸ナトリウムを配合しています。

最後に

愛犬がこの食事療法になったきっかけは、やはりストルバイト結石症です。

病院の先生に勧めていただき、この商品を試してみることになりました。

最初は前のごはんと違うからかまったく食べなかったのですが、ささみをトッピングするようになってからは食べてくれるようになりました。

粒の大きさは小型犬でも食べやすい小粒タイプで、食べにくそうだなと感じたことはありません。

既にストルバイト結石症は完治しているので、普通のドッグフードに戻した事もありますが、数値が悪くなったため、また元に戻しました。

今では大変重宝しているこのドッグフードですが、わが家の子には、この「ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール」を使った食事療法が一番合っているのかなと思っています。

ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール
▲小粒タイプの「ROYAL CANIN低分子プロテインpHコントロール」

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