犬のトイレ囲いを100均グッズで手作り!作り方や注意点を紹介

犬のトイレ囲いを100均グッズで手作り!作り方や注意点を紹介

この記事では「犬のトイレ囲いを100均グッズで手作りする方法や注意点」について解説します。「犬のトイレに囲いって必要なの?」「愛犬のおしっこがはみ出る」と悩む飼い主さんもぜひチェックしてください。

犬のトイレに囲いを作った方が良いのはなぜ?

イラスト

犬のトイレのしつけって難しいですよね。やっとトイレの場所を覚えてくれたと思っても、トイレトレーからおしっこがはみ出したり飛び散ったり…。

愛犬にどう教えれば良いのか、悩んでしまう飼い主さんは少なくないでしょう。そんな時に、オススメしたいのが「犬のトイレに囲いを作ること」です。

犬のトイレに囲いを作ると様々なメリットがあります。どんなメリットがあるのかご紹介しましょう。

おしっこの飛び散りを防止できる

犬がちゃんとトイレトレーの上でおしっこをしても、跳ねたおしっこで床や壁が汚れることってありますよね。トイレに囲いを作っておけば、おしっこが周囲に飛び散るのを防ぐことができます。

特に、足を上げておしっこをする犬であれば、囲いは必須といえるでしょう。囲いにペットシーツをかければ、手入れもとても簡単ですよ。犬のトイレに囲いがあれば、周囲を清潔に保つことが可能です。

周囲の視線をさえぎり落ち着いて排泄できる

トイレ中の犬は、とても無防備な状態です。神経質な犬であれば、周囲からの視線が気になって落ち着いて排泄できないことがあります。

落ち着かないトイレでの排泄は、人間でも嫌ですよね。トイレに囲いを作っておけば、犬が落ち着いて排泄することが可能です。集中して排泄ができれば、トイレの失敗も少なくなるでしょう。

犬がトイレをする時に周囲を気にしている様子があれば、囲いを作ることをオススメします。

トイレを認識しやすくなり失敗しにくくなる

犬のトイレの失敗に多いのが、ペットシーツやトイレトレーからおしっこがはみ出ることでしょう。はみ出てしまう原因の一つに、犬が正確にトイレの範囲を認識できていないことがあります。

犬は「トイレトレーやペットシーツの上でおしっこする」のではなく、「なんとなくこの辺かな?」という認識でトイレを覚えているため、結果的におしっこがはみ出てしまうのです。

囲いを作ってあげると、トイレの範囲を認識しやすくなって失敗が少なくなります。出入口を狭くしたり、段差をつけたりしてアクセントをつけると、犬はよりトイレの場所を理解しやすくなります。

排泄物を隠すことができる

犬のトイレは、いつでも使用できるようリビングに設置されることも多いですよね。リビングに犬のトイレがあると、食事中やお客さんがいる時に犬が排泄をすることもあるでしょう。

どんなに愛犬が可愛くても、食事中やお客さんの前では排泄物を隠しておきたいのが正直なところ。そんな時でも、トイレに囲いをしておけば、外側からは排泄物が見えることはありません。

囲いをインテリアに馴染むようにしておけば、遠くから見ても犬のトイレとは分からないようにすることも可能ですよ。

【100均グッズ】犬のトイレにプラダンで囲いを作る方法4ステップ!

トイレにプラダンで囲いを作る方法

ここからは、100均にある「プラダン」を使って犬のトイレに囲いを作る方法をご紹介します。

プラダンとは、プラスチック製の段ボールのこと。100均でも簡単に手に入ります。プラダンは、耐水性・耐久性共に優れているのでトイレ囲いにオススメです。

作り方の手順を細かく解説します。手作りが初めてという人でも簡単に作ることができますよ。ぜひ、愛犬のためにDIYにチャレンジしてみてくださいね。

ステップ1:大きさを決めてプラダンを購入する

まずは、必要なプラダンの長さをメジャーで測りましょう。大きさは愛犬の体の大きさ、おしっこの仕方、設置場所の広さに合わせてください。

長さを確認したら、100均で必要な長さのプラダンを購入しましょう。どんな長さにも対応できるよう、あらかじめ大きめのプラダンを準備しておくのがオススメです。

小さいプラダンしか100均にない場合は、テープなどで繋ぎ合わせてもOKですよ。

ステップ2:プラダンをカットする

長さを決めたら、プラダンをカットしていきます。

プラダンは普通の段ボールよりも頑丈なため、カッターでカットするには少し力が必要です。ケガをしないように注意してください。

最低限必要なパーツは

  • 背面
  • 横×2
  • 出入口

上記の4枚になります。

さらに、それぞれに補強用のパーツも作っておくと良いでしょう。

出入口を狭くしたり段差をつけるようにすると、犬がトイレの場所を認識しやすくなりますよ。カットの途中で組み合わせて、長さや高さを調節しながら行うと失敗が少なくなります。

ステップ3:プラダンを組み立てる

プラダンをカットしたら、一緒に使うペットシーツやトイレトレーの周りに組み立てましょう。

トイレトレーは、市販の物でも良いですしトレー部分をプラダンで作ることも可能です。パーツを折り曲げたり重ねたりして、両面テープなどで貼り合わせるとバラバラになりません。

ステップ4:プラダンを固定する

最後は、プラダンを固定します。固定方法は色々ありますが、最も簡単なのは大きめのクリップで繋目をとめる方法です。

他には、プラダンに穴を開けて結束バンドで固定する方法、耐水性のあるテープでとめる方法などがあります。

プラダンが倒れてしまう場合は、四隅にパーツを追加して補強すると良いでしょう。犬がプラダンにあたっても倒れないように、しっかり固定してください。

【100均グッズ】犬のトイレにワイヤーネットで囲いを作る方法2ステップ!

トイレにワイヤーネットで囲いを作る方法

続いては、100均にある「ワイヤーネット」で犬のトイレに囲いを作る方法をご紹介します。

ワイヤーネットを使えば、パーツも少なく手軽に安く囲いを作ることが可能です。犬が成長して囲いを広げたい場合も、ワイヤーネットなら繋ぎ足すのも簡単。収納やDIYで大活躍するワイヤーネットを犬のトイレでも活用しましょう。

ステップ1:囲いの大きさを決める

プラダンと同じく、ワイヤーネットもまずは必要な大きさを決めましょう。

ワイヤーネットはプラダンのようにカットすることが難しいので、売っている商品のサイズで大きさを決めても良いかもしれません。

ステップ2:ワイヤーネットを購入し、組み立てる

大きさを決めたら、ワイヤーネットを100均で購入しましょう。

形や網目の間隔など、ちょうど良い物を選びましょう。100均にはワイヤーネットが種類豊富に売られているので、好みに合わせて選ぶことができますよ。

組み立てる時に使う連結ジョイントも売っていたら、一緒に購入するのがオススメです。

連結は結束バンドでもできますが、犬がかじってしまう可能性があります。できるだけ専用の連結ジョイントを使うほうが良いでしょう。

【100均グッズ】犬のトイレに組み立てラックで囲いを作る方法3ステップ!

トイレに組み立てラックで囲いを作る方法

3つめにご紹介するのは、100均に売られている「組み立てラック」でトイレの囲いを作る方法です。

組み立てラックは見た目もすっきりしており、とても簡単に囲いを作ることができます。手入れも簡単で、インテリアにも馴染む囲いが欲しい人にオススメです。

ステップ1:大きさを決め、組み立てラックを購入する

最初のステップは他の材料と同じく、囲いに必要なサイズを測って大きさを決めましょう。

トイレトレーやペットシーツをしっかり囲えるサイズを測り、組み立てラックは必要な個数を購入するようにしてください。目安として、小型犬であれば6枚くらいは必要になります。

ステップ2:出入口部分をくり抜く

出入口部分は、組み立てラックのパネル部分をくり抜いて使用しましょう。

パネル部分は、カッターなどで簡単にくり抜くことが可能です。出入口は愛犬が無理なく通れるサイズにすることがポイント。

ステップ3:組み立てる

組み立てラックをトイレトレーやペットシーツの周りに組み立てていきましょう。パーツを繋げるには、専用のジョイント部品または結束バンドを使用してください。

結束バンドを使ったほうが見た目はスッキリしますが、犬がかじってしまう可能性がありますので注意が必要。愛犬の性格も見極めてどちらで固定するか選びましょう。

犬のトイレの囲いを100均素材で作る際の注意点

ヘルメット犬

耐久性が高くお手入れしやすい素材を使う

犬のトイレの囲いは、耐久性が高くてお手入れしやすい素材を使うようにしてください。木製や布製の囲いは濡れると拭くことが難しく、カビが発生しやすくなります。

柔らかい素材の囲いは、犬が壊してしまうかもしれません。おっしこで濡れても犬がぶつかっても、劣化しにくく耐久性が高い素材を選ぶのが良いでしょう。

また、犬のトイレは定期的に洗ったりアルコールで拭いたりと清潔に保つ必要があります。水や洗剤で洗っても平気な素材を選ぶのもポイントです。

どうしても木製や布製の素材を使いたい場合は、合わせて防水シートなどを利用してください。

愛犬のケガに注意する

トイレの囲いを手作りする際には、愛犬がケガをしないように注意してください。プラダンの切断面や角は鋭く尖っていますし、結束バンドは犬がかじる可能性が高いです。

犬の目や皮膚、口の中をケガをする可能性があるので、角を丸くしたりビニールテープなどでカバーするようにしましょう。

初めて囲いをしたトイレを使用する時には、必ず飼い主が見守って不具合がないかチェックしてください。危なそうだと感じる部分があったら、愛犬がケガをする前に改善しましょう。

まとめ

DIY女性と犬

犬のトイレの囲いを100均グッズで作る方法や注意点をご紹介しました。

犬のトイレは、囲いを付けたほうが失敗が少なくなり、見た目もスッキリさせることができます。犬自身も落ち着いて排泄をすることができますよ。

市販もされている犬のトイレ囲いですが、価格が高い商品もあり「買ってもすぐに汚れるし…」と買うのを躊躇する人もいるでしょう。そんな飼い主さんはぜひ、手作りすることを検討してみてください。

100均の材料で自作すれば、お財布に優しく汚れたら買い替えもしやすいですよ。プラダンや組み立てラックを選べば、インテリアにも馴染みやすいでしょう。

DIY未経験という人でも、組み立てが簡単な材料を選べば、意外と手軽に作ることができます。ぜひこの記事を参考に、100均のグッズで犬のトイレ囲い作りに挑戦してくださいね。

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