愛犬の足がガクガク震えていたら
急に愛犬の足がガクガク震えていたら、ケガかな?病気かな?と心配になってしまいますよね。
犬の足が震える原因として、いくつか考えることができます。どんな原因があるのか、対処法などもご紹介したいと思います。
対処法を試してみても改善されない場合は迷わずすぐに獣医さんに相談しましょう。
恐怖を感じて震えている
花火の音、掃除機の音、大嫌いな爪切り、苦手なシャンプーなど、何かに恐怖を感じたことで足がガクガク震えている可能性があります。
病院に行くことが苦手で、病院へ行くことがわかるとカラダ全体が震えてしまう犬もいますし、病院の待合室で立ったまま足がガクガク震えて動けなくなるという犬もいます。とても強い恐怖心やストレスを感じてしまっているのだと思います。
夏になると花火の音に怯えてしまう犬が多いと思いますが、花火大会へは連れて行かない、家の窓やカーテンを閉めておく、安心できる場所を用意してあげるなど対処すると良いと思います。掃除機の音が怖いのであれば、掃除機をかける部屋以外の部屋やケージの中で待たせてあげると良いと思います。
病院が苦手なのであれば、待合室ではなく車の中や病院の外で待つようにすることでストレスを軽減させてあげることができると思います。恐怖やストレスを感じることを無理やり行うと、もっともっと恐怖心が強くなってしまいますので、少しずつ慣らしていくと良いと思います。
老化によって足の筋肉が衰えてしまった
私たち人間と同じように、犬も老化によって足の筋肉が衰えてしまい、足がガクガク震えてしまうことや、歩行が困難になってしまうことがあります。足の筋肉が衰え、踏ん張る力が低下してしまったことで、カラダを支えることが難しくなってしまっているのです。
そのまま放ってしまっては筋肉はもっともっと衰えてしまい、歩くことも、立ち上がる事もできなくなってしまいます。足への負担がとくに大きい胴長短足の犬種、大型犬に多く見られます。
老犬だから歩かせるのは可哀そうだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、老犬にだって十分な運動が必要であり、筋肉を維持するために大切なことです。若い頃のように走ったりなどの運動はできなくとも、毎日のお散歩を欠かさず、筋肉の衰えを予防しましょう。
病気の可能性
恐怖心を感じて足がガクガク震えているわけではない。老化によって足の筋肉が衰えてしまったわけでもない。それなのに足がガクガク震えてしまう場合には、何等かの病気である可能性を疑っても良いと思います。気になる場合は、躊躇せず病院に行き獣医さんに相談しましょう。必要であれば検査を受けてみましょう。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアはとても強い痛みを伴います。
骨の間に挟まっている椎間板が外に出てしまうことが原因で神経を圧迫し、痛みや跛行、ひどくなると麻痺を引き起こします。
跛行がもっとも飼い主さんが気づく症状だと思いますが、場合によっては足はつけるけど負重がうまくできない場合は足がガクガク震えることがあるかもしれません。また、足だけでなく、痛みから全身の震えを伴う場合もあります。
低血糖
血液中の糖分がなんらかの原因により不足してしまうことで引き起こされ、ブルブルと全身に痙攣がおき、もちろん足も震えることがあります。
悪化してしまうと意識がなくなってしまい、そのまま死に至る可能性もあるため、低血糖症であると確実にわかる場合には糖分を補給させ、わからない場合にはすぐに病院へ行きましょう。
まとめ
犬の足がガクガク震えてしまうことにはたくさんの原因があります。上記でご紹介したこと以外にも、寒くて震えていることもありますし、おトイレを我慢して震えていることもありますし、興奮して震えていることもあります。
愛犬の足がガクガク震え、様子も何だかおかしいし原因もわからない、そんなときはすぐに獣医さんに相談しましょう。
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