犬の足が腫れている時の症状
愛犬の関節が悪くなっている予兆としてあげられるのは以下の通りです。いつも愛犬を見ているのであれば分かりやすい症状ばかりですので、関節が悪くなりがちな老犬や肥満気味の犬は特に注意が必要です。
運動を嫌がる
関節が思うように動かない、または動いた時に痛みを感じる等の理由から、いつもはよくしていた運動をしてくれなくなります。
動作が遅くなる
なるべく関節への負担を減らすため、または上記と同じように関節が上手く動かないために現れる症状です。
関節の動きが固い
関節の動きが固いと、歩いたり走ったりする様子がぎこちなかったりします。
関節が腫れる
今回、一番問題としているテーマです。この症状と一緒に先に述べた上記の症状も並行して出る時もあります。また、心配して触ったりした際、痛がる素振りも見せるようになります。
犬の足が腫れている時の原因とは?
関節や筋肉系の劣化は病気なのではなく、単なる老化など、生理的な事柄が原因である可能性もあります。考えられる原因としては以下の通りです。
過度の運動
もしかすると、過剰な運動量によって一時的に犬の関節に負荷がかかっているだけかもしれません。しっかりと休養をさせて、無理な運動を控えましょう。
肥満
「単なる肥満か。」と思う人がいるかもしれませんが、これも立派な病気。というよりも、肥満は様々な病気のリスクを底上げしてしまうのです。特に関節系への負担が肥満でない犬よりも数倍大きいのは明らかです。
老化
単なる老化かもしれません。この場合、愛犬が若い時と同じような激しい運動は避けて、軽いウォーキングなどの運動をしましょう。
関節リウマチ
関節の腫れが目立つ際、まずこの病気を疑いましょう。それでは、次項からこの病気について具体的に解説したいと思います。
犬の足が腫れる病気「関節リウマチ」
症状
リウマチは主に四肢の関節に多く見られます。座り方がいつもと違っていたり、立ち上がるのに時間がかかったり、足が腫れていたりしたらこの病気である可能性が高いです。また、熱が出たり食欲が低下するなどといった症状も同時に出ます。
関節リウマチは進行性の病気(一度発症すると完治は極めて難しい病気の事)ですので、放っておくとどんどんと悪化します。なりやすい犬種としては、プードルやミニチュアダックス、シーズーなどの小型犬で、若年齢から中年齢頃によく見られると言われています。
原因
関節リウマチの原因は未だには分かっていません。しかし、免疫機能などがなんらかの異常をきたすことによって発症すると考えられています。
治療方法
主な治療方法としては、薬の投与などによって痛みを和らげることです。上記の通り、関節リウマチは進行性の病気であり、完治は難しいですが、早く見つけて上げて、早く治療をする事により病気の進行を抑える事ができます。また、愛犬が肥満している場合、自重が関節への更なる負担になるため、食生活を見直し、減量する必要があります。
愛犬に少しでも症状が出た際は、病院で検査してもらってください。また、若い犬はあまり病気をしないと思いがちですが、上記の通り、若い犬や中年の犬に多く見られる症状ですので、油断は禁物です。
まとめ
関節リウマチだけでなく、関節系の病気は直接命に関わる危険性は少ないです。しかし、同時に障害の残りやすい病気とも言えるでしょう。また、治療も長期的になるため、飼い主家族への負担は積み重なれば大きな物になります。
関節に負担を与えるもっともポピュラーな原因は肥満です。可愛いからといって餌やおやつを多く与えたり、面倒くさいからといって散歩をさぼってはいけません。犬を飼うからには、しっかりと健康面にも気を使ってあげてくださいね。
ユーザーのコメント
10代 女性 0318@ai
私の愛犬の右足が明らかにおかしいのです
とても不安しかありません…
写真を載せておきます…
私の愛犬は大丈夫でしょうか…
10代 女性 0318@ai
よく見てみたら右足にコブなのか
腫瘍なのかわかりませんがとにかくコブの
様なものが私の愛犬の右足について
います…
これは大丈夫でしょうか…
10代 女性 0318@ai
何度も申し訳ありません…
私の愛犬の右足の指の部分が何故か
一ヶ所だけ赤くなり毛が無い所が
あります…
これは大丈夫でしょうか…
50代以上 男性 秋田わんこ
50代以上 女性 チビ