「パノラミス錠」「はどんな薬?
フィラリア症予防だけじゃない!パノラミスの6つの効果!
パノラミスの特徴は何といっても、フィラリア症予防だけでなく、1錠で3タイプ6種類の寄生虫対策が可能なことです。具体的には、以下の効果があります。
フィラリア症予防
消化管内寄生虫駆除
- 犬回虫
- 犬鉤虫
- 犬鞭虫
外部寄生虫駆除
- ノミ
- マダニ
パノラミスには、ミルベマイシンオキシムとスピノサドという2種類の成分が含まれており、ミルベマイシンオキシムがフィラリア症予防と消化管内寄生虫駆除に、スピノサドが外部寄生虫駆除に作用します。一石二鳥どころか一石六鳥、1錠でこんなにたくさんの効果が得られるなんて、お得だと思いませんか?
パノラミスは経口薬なのでいつでも投与が可能
パノラミスは経口で与える錠剤タイプのお薬です。フィラリア予防薬については、錠剤タイプやお肉タイプ等さまざまな種類があるものの、いずれにせよ、これまでも経口投与が一般的でしたが、ノミ・マダニ駆除はどうでしょう?
首筋に滴下するタイプを使用していた方も多いのではないでしょうか。滴下タイプだと、成分が体全体に浸透するまではお風呂やシャンプーをすることができず、被毛が濡れてしまうのでスキンシップにも支障が出てしまいます。
ですが、パノラミスであれば、それらを気にすることなくノミ・マダニ駆除ができるのです。
パノラミスは高い予防効果だけでなくノミ・ダニ駆除の速効性も魅力
パノラミスはフィラリア症を100パーセント予防するという高い効果を持つだけでなく、ノミ・マダニ駆除においては、投薬後30分で効果が現れ、4時間後には完全な駆除が可能という速効性を持っています。
これまでの滴下タイプの薬であれば、4時間ではまだ全身に薬が浸透すらしていない時間です。この速効性も大きな魅力の1つではないでしょうか。
パノラミス錠の口コミ・感想
わが家のわんこには、昨年からパノラミスを与えています。それまではフィラリア症予防効果のみのお肉タイプの薬を与えていましたが、引越し先で新しく通いはじめた動物病院でパノラミスをおすすめされたことがきっかけでした。
正直、消化管内寄生虫駆除についてはさほどピンと来ませんでしたが、ノミ・マダニ対策が一緒にできると聞いて、まさに目からウロコ。
今までの薬よりお値段は張りますとのことでしたが、二つ返事でパノラミスに変えてもらいました。結果、とても満足しています。
パノラミスはノミ・マダニ対策が一緒にできるのがとにかく楽!
それまで、わが家のノミ・マダニ対策は、滴下タイプのフロントラインを常用していました。ただ、大した手間ではないものの、わんこを押さえて薬を滴下するのは少々面倒臭く、それも自分でやるとなると、きちんと効果のある部位に滴下できているのかも今ひとつ自信がない・・・。
結果、定期的な滴下もさぼりがちになり、散歩のときはノミ・マダニ除けの首輪をしてごまかして、時々動物病院のペットホテルにお預けするときに、ついでに滴下してもらうくらいの頻度になってしまっていました。
そんなわが家ですが、昨年、わんこのためにのびのび生活できる環境をと一念発起し、都市部のアパートから田舎の一軒家に引越しました。
コンクリート道路とちょっとした植え込みだけだったお散歩コースが、田んぼの畦道と林に変わり、ご近所の犬友さんからは「マダニが付くから林に入れるときは気をつけたほうがいいよ」とのアドバイスが。
「これからはサボらずにしっかり対策しないとね」等と話し合っていたところに、運良くパノラミスと出会うことができました。
フィラリア予防薬は投与時期も忘れないですし、何より錠剤をぱくっと食べさせるだけなので手間もなくて簡単。それに、滴下タイプと違って体内に取り込む薬ですから、失敗もなく安心です。
これで毎月1回、定期的に必ずノミ・マダニ対策ができるようになりました。おかげで、自然豊かな環境の中でも、昨年はノミ・マダニのトラブルに悩まされることはありませんでした。
もちろん、フィラリア症や消化管内寄生虫もばっちり予防できましたよ。
パノラミス錠剤は少し大きめなので嫌がる子には工夫が必要
パノラミス錠は、わんこの体重別にSからXLまで5種類の大きさがありますが、わが家のわんこは12kgの柴犬なので、パノラミス錠L(体重9.0kg以上18.0kg未満用)を処方されました。錠剤の大きさは直径1.5cm弱ほど。
最大の効果を得るためには、少量のフードと一緒に与える方法が推奨されています。わが家のわんこ、子犬の頃は薬でも何でもおやつに見せかけて与えると喜んで丸飲みしていたのですが、さすがに物心ついてからは美味しいものとそうでないものの区別がつきはじめたようで、薬とわかるとペッと吐き出すようになってしまいました。
それまでお肉タイプの薬を食べていたせいもあり、最初、やはり錠剤タイプのパノラミスは薬の味がして、抵抗があるようでした。錠剤を砕いて少量のフードに混ぜる方法も可能とのことなのですが、砕いて混ぜてあげても、きれいにその部分だけ避けて食べてしまいます。
最終的には、薄切りのお肉やスライスチーズでくるんと錠剤を包んであげる方法にたどり着きました。これで問題なく投与しています。パノラミスの投与後に嘔吐することもありますので、注意してください。
パノラミスは費用はかかるけれど総合的に見れば高くはない
かかりつけの動物病院からは、5月から12月までがフィラリア症予防期間と指示されました。そのため、昨年は8ヶ月分8錠を動物病院で一括購入し、費用は約24,000円でした。
つまり、1錠あたり約3,000円ということになります。それまで購入していたお肉タイプの予防薬は1錠あたり約1,200円だったので、単純に考えると倍ほどの費用がかかっています。
ただ、それまでは、予防薬にプラスして1回約1,700円のフロントラインを滴下していたので、結果的にはほぼ同じくらいの金額で収まっています。それどころか、今までは全くケアしていなかった消化管内寄生虫駆除効果も含まれているのですから、総合的に見ればお得になっているとすらいえます。
また、わが家では動物病院で購入しましたが、動物病院によって設定価格はかなり違うようですし(少し調べてみたところ、わが家の購入価格は高い方に入るようです)。
ネット通販では更にお得な価格で販売しているショップもあります。(ネット通販での購入は個人の責任の下購入してください)
まとめ
いかがでしたでしょうか?わんことのお散歩は、わんこにとってストレス発散になる楽しい時間であるだけでなく、飼い主さんにとってもかけがえのない癒しの時間ですよね。
そんなお散歩の時間を満喫するためにも、寄生虫のリスクは出来る限り排除してあげたいものです。どうせフィラリア症予防をするなら、パノラミスでノミ・マダニや消化管内寄生虫も一緒に駆除してしまうのが断然おすすめです。
寄生虫対策を万全にして、わんこと心置きなくお散歩やアウトドアを楽しみましょう!
ユーザーのコメント
30代 女性 ちびまま
20代 男性 あきら
30代 女性 さえちゃん
今年はまだフィラリアのお薬を飲ませていないので、かかりつけの動物病院に聞いてみようと思います。
20代 女性 かねごん
わんちゃんの健康、安全が1番ですが効率的なことも飼い主としては大事なので今度病院で相談してみようと思います。
50代以上 女性 ロンロン
普段は、ノミ取り櫛などで駆除しているのですが、さすがに完璧にいなくなるまでにはいきません。
くわえて、家畜と一緒の暮らしですので体内寄生虫の心配も多分にあります。
海外暮らしですので、パノラミスが手に入るかどうかは分かりませんが、家畜用の粉剤で同様の効果をうたっているものがあります。
これからはサボらずにきちんとケアしてあげなくては。
30代 女性 89
ネット通販でしたら18〜27キロの大型犬用でも¥1400以下で買えます。
海外から発送されているようですが、商品に問題は無いですよー。
女性 しょこら
注射タイプのものは、年に一度の注射で良いと聞いた事がありますが、副作用などを考えるとあまりおすすめはしないと聞いた事が有ります。注射タイプは愛犬も経験がない為見聞きした話になります。費用については1万もしなかった気がします。
スポイドタイプのものは、首後ろあたりの毛をかき分け素肌(皮膚部分)にお薬をたらしてつけます。こぼしたりわんちゃんにかからないように気をつけないと効果が半減しますし、動き回るわんちゃんの場合は2人がかりでするか、動物病院で毎月やってもらうといいと思います。多頭飼いの場合は、念のためお薬が乾くまでは離した方がいいかもしれません。戯れたときにお薬がついてしまう恐れがあります。
あとは、点眼後は2.3日はシャンプーなと控えないといけません。
錠剤タイプは、マダニも予防出来るものを使っていました。私が処方された病院では念のために錠剤を半分に割り、朝と晩の二回に分けて一錠をあげていました。これは殆どないそうなのですが、中には吐いてしまったりした場合を考えて一錠を半分にし朝と晩に分ける事で体への負担を軽くする為だそうです。
もちろん一錠をあげても構わないし心配なら半分づつでも構わないとの事でした。私は愛犬には一錠を半分に割り朝と晩に分けて与えていましたが吐いたりはなかったです。
錠剤なので割ってもそのままでは食べてくれない為、オヤツなどに包んであげていました。
私のオススメはソフトチュアブルタイプのフィラリア薬です。
〝ネクスガードスペクトラ〟をあげていますが、オヤツタイプのチュアブルなのでそのままでも喜んで食べてくれます。
フィラリア、マダニ、ノミ、ダニの予防が出来るので最近怖いと言われているマダニにも効果があるのでおすすめです。
周りでも、内服タイプならこのチュアブルを飲ましている飼い主さんも多いです♪
パノラミスは錠剤ですし、消化管内寄生虫駆除は毎月予防する必要性を感じませんので、パノラミスが飛び抜けておすすめだとは思いませんが、内服薬タイプの予防薬は個人的には便利かなと思います。
元々スポイドタイプのフィラリア予防薬の独特の匂いが愛犬には苦手だったようで、つけたあとは身体を床に擦り付けたり興奮して走り回ったりしてたんですね。ある日たまたまなのか分からないですが、スポイドタイプの予防薬後に嘔吐しグッタリしてしまった事があり、、愛犬には合ってないのか原因がフィラリア予防薬なのかは分かりませんがそのときに錠剤タイプのフィラリア予防薬を知り使い始めたんです。
錠剤タイプは飲ませるのが少し苦労しましたが便利で、その次の年にオヤツタイプのチュアブルのネクスガードが販売され、そこからネクスガードを使っています。アレルギーなどがあるわんちゃんには、使えませんが錠剤より便利だし喜んで食べるので楽かなと思います。
フィラリア予防薬をしていても、蚊に刺されてしまえばわんちゃんも痒いんです。
なので予防薬にプラスして蚊除けや、ノミなど対策をしてあげるのは更に良いと思うので全然無意味ではありません。
はっか油で作る虫除けスプレーや、虫除け効果のある犬服など、わんちゃんが舐めても安心な物が販売されています。
人用でも問題ありませんが、犬も大丈夫なものを使ってあげてください。
どうしてもフィラリア予防薬が合わない、病気や年齢で負担がかかる場合は獣医師などに相談するのも良いと思います。
種類や体重により、値段が変わりますのでその辺りは飼い主さん次第になりますが、少し値は張っても〝マダニも予防できるもの〟を、ぜひおすすめします。
女性 もふころ
少々不安なのは、ノミ、マダニ駆除の即効性です。あまり早く効くと効果も強いのではないかと気になってしまいます。高齢犬にも大丈夫かどうか気になりますね。
20代 男性 トイプードル
50代以上 女性 ノブりん