ハートガードプラスとは?
HEARTGARD® Plus(以下、ハートガードプラス)は、米国メリアル社の販売する愛犬のためのフィラリア症予防薬です。
ハートガードプラスはビーフの味付けのされたチュアブル・タイプのお薬で、ハートガードプラスを愛犬の普段のご飯やおやつに混ぜて与えると、その時点から1ヶ月さかのぼってL3以降の感染幼虫を駆除します。
このお薬「ハートガードプラス」は全年齢・全犬種対応で、子犬の場合は生後6週間目から使用可能で、また、フィラリア症の予防の他にも、数種の犬回虫、鉤虫(こうちゅう)の駆除に一定の効果を持つとされています。
ハートガードプラスを使用してみた感想
北米に住む我が家では、愛犬の通う獣医さんを通してこのハートガードプラスを入手しました。
このお薬「ハートガードプラス」は月に一回おやつのようにして与えるだけで効果が持続し、たいへん手軽なため、北米では広く一般的に使用されています。ハートガードプラスは6ヶ月用と12カ月用の2種類があるので、購入の際は気を付けて確認しましょう。
日本では、仮に室内飼いであっても愛犬がフィラリア症にかかる可能性は年間を通して常にあります。途中で忘れてしまいそうな人は、12カ月用のハートガードプラスの購入をおススメします。
ハートガードプラスは、チュアブルの大きさごとに小型犬用、中型犬用、大型犬用とおおまかに分かれていますが、海外のお薬なので、目安となる犬の体重がパウンド(lb)表記になっていることがあります。ご自分の愛犬の体重を換算して、正しい容量を計算してから使用してください。
ハートガードプラスの箱を開けるとこのように個別に放送されたチュアブルと、お薬の説明書、ハートガードプラスの可愛いマークがプリントされたシールが出てきます。このシールはカレンダーなどに貼っるととても目立つので、毎月決まった日に投薬を行うために便利です。我が家では月々のノミ・ダニのお薬をあげる日とあわせて、このハートガードプラスも与えるようにしています。
チュアブルはメーカーによれば「ビーフ味」となっていますが、実際に匂いを嗅ぐとお肉の香りの中に、はっきりと薬の匂いも感じられます。このハートガードプラスの匂いには愛犬によって好みが分かれ、オヤツ感覚でパクッと食べてしまう子もいれば、注意深く吐き出してしまう我が家の犬のような子もいるようです。
幸い、このチュアブルは指で強くつまむと少し弾力を感じる程度の硬さで、手で容易にちぎれます。細かくちぎって餌と混ぜたり、チーズなどでくるむことで、大抵の愛犬達は難なく食べてくれるようになります。
大切な注意点として、このお薬「ハートガードプラス」を与える前に、必ずかかりつけの獣医さんのところで愛犬がフィラリア症にかかっていない状態だということを確認してください。
このお薬「ハートガードプラス」は、愛犬の体内で大人になる前のフィラリア原虫を排除するもので、もしも愛犬がすでにフィラリア症を発症している(=体内に大人の原虫がいる状態)場合は、適した治療法が異なるためです。
まとめ
犬のフィラリア症は一度かかってしまうと治療には多くの時間と、お金がかかりますし、なによりも大切な愛犬に長い治療の我慢を味わわせてしまいます。近年の温暖化の影響で、フィラリアの宿主となる蚊の出るシーズンが長くなり、その生息範囲も北上していると言われます。
毎月一回の摂取を忘れずに、大切な愛犬のハートを守りましょう!ハートガードプラスは日本では動物病院では取り扱っていないお薬です。
ユーザーのコメント
30代 女性 ちびまま
20代 女性 なっちゃん
月に一回におやつ感覚で与える事ができるハートガードプラスはなんか惹かれるものがありますよね!うちの子はなんでも手で与えられるのはパクッと食べちゃうのでいいかもしれません!
注射はどうも嫌みたいなので…次回考えてみようと思います。
20代 女性 しずえ
40代 女性 まみ
30代 女性 さえちゃん
うちの愛犬は、『おやつだ!やったぁ♪』としっぽをぶんぶんに振って喜びながら食べてくれたので、とても助かりました。それまでは白い錠剤のお薬だったので、どうしてもごはんに混ぜても食べてくれず苦労していました。今年も、このお薬で予防します。
30代 女性 38moto
ハートガードプラスとジェネリックは主成分もほぼ変わりなく、効き目も大差ありません。イベルメックは国産の牛肉を使用しているので個人的には安心感があります。
ハートガードプラスは海外ではメジャーなお薬ですが、日本で購入するとなると個人輸入になってしまいます。その分なかにはだいぶお安くなることもありますが、やはりすぐに対応できるのは日本のジェネリックかと思います。
動物病院で検査をしてから獣医さんに処方してもらうものですが、今は海外版をネット通販で購入することができるので、検査を飛ばして飲ませてしまう可能性もあります。愛犬が予期しない体調不良を起こさないためにも一度検査をしてから投与することをおすすめします。
20代 女性 まる
30代 女性 まろん
20代 男性 トイプードル