お留守番上手になろう
ペットとして飼われている犬にとって、お留守番は避けられないイベントです。そんなお留守番をなるべくストレスなくしてもらうためには、飼い主さんが愛犬をお留守番上手になれるように導いてあげることが大切です。
今回の記事では、「犬をお留守番に慣れさせる方法」として、4つの方法をご紹介します。ではさっそく、見ていきましょう!
お留守番に慣れさせる方法1:短い時間から始める
お留守番に慣れさせるための基本方法といえます。まずは5分くらい飼い主さんが外出してみて、すぐに戻りましょう。お留守番の時間を10分、15分、20分と徐々に伸ばしていき、犬が「飼い主さんが出て行っても戻ってくるんだ」と理解してもらえるようになることがポイントです。賢く穏やかにお留守番できていたら、思い切り褒めてあげましょう。大好きなおやつをあげてもいいですね。
お留守番に慣れさせる方法2:犬のお気に入りの物・場所をつくる
基本的にお留守番は犬がひとりぼっちとなるので、退屈な時間です。その時間を睡眠に使ったり、リラックスしたり、楽しく遊んで過ごすことができれば理想ですよね。そのために、お気に入りのベッドやブランケットを用意してあげたり、興味を持って長時遊べるオモチャなどを置いてあげたりすることが有効です。
ただし、オモチャによっては誤飲する可能性もあるので、噛みちぎられるものや、飲み込むと害のある素材でできているオモチャは与えないようにしましょう。
私の愛犬は窓際にフカフカのクッションや毛布を用意してあげると、必ずそこで日向ぼっこをしたりお昼寝をしたりして過ごしています。
お留守番に慣れさせる方法3:犬の欲求を満たしてから出かける
ここで挙げる犬の欲求とは、
- 食欲(空腹や喉の乾き)を満たすこと
- 十分な愛情を感じること
- 十分な運動ができていること
を主に指します。
お留守番の前にお散歩に行って適度に疲労していれば、お留守番中は睡眠時間として過ごすでしょう。また、お留守番前からお腹が空いていると、お留守番中はずーっと空腹状態が続きゆっくりと休むこともできません。
お留守番が長くなる場合(8時間~)は、なるべくお留守番スタートの直前にご飯を済ますように調節したいです。加えて、愛情を感じられているかも重要です。飼い主さんから愛されていると感じ、信頼関係がある犬は、穏やかな気持ちと態度でお留守番ができます。
お留守番に慣れさせる方法4:一緒に居るときも別行動してみる
犬の自立心を養うためのトレーニングです。同じ家の中に居ても、別々の部屋で過ごしてみたりしましょう。飼い主さんか見えなくなることがポイントです。いつもどんなときも飼い主さんにベッタリ・・・というワンちゃんが居ましたら、お留守番をさせるにはかなり危険な状態です。
そのようなワンちゃんはいわゆる「分離不安性」になっている可能性が高く、お留守番中に飼い主さんが居ないと気づけば不安やストレスから激しく吠えたり、破壊行動をしたり、自分を傷つける(体をなめ続ける、尻尾を追いかけ続ける等)行動をしてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
愛犬がお留守番上手になってくれれば飼い主さんも安心ですよね。愛犬のためにも、お留守番に慣れてもらえるよう、この記事に挙げたことを色々トライしてみてください!