お散歩で気を付けることとは?
犬を飼っている人にとって愛犬の「お散歩」は必要なことですよね。
犬にとって散歩の意味とは、
- 運動不足の解消
- 気分転換(精神面の健康を保つ)
- 社会性を養う
- 飼い主とのコミュニケーション
などがおもに挙げられます。
逆に言えば、これらの意味が満たされなかったり、散歩に行くことによってストレスが溜まったり、病気やケガをする危険性が伴ってしまうと、本末転倒になりますよね。
今回の記事では、お散歩が愛犬にとって効果的なものになるように「散歩でのNG行為」をご紹介していきます。ではさっそく、見ていきましょう!
散歩でのNG行為その1:高温・低温時に散歩をする
ある実験によると、夏の時期に気温が30℃を超える場合、犬が感じる温度は60℃にもなるそうです。これは、人間よりも犬の体高の低い事が原因です。
また、気温が低い場合でも同じで、冷えた地面の場合、犬は肉球にダイレクトに冷たさを感じます。
路面が凍結している場合は犬が肉球に感じる温度は0℃以下になりますね。私たち人間は靴を履いているので大丈夫ですが、犬の場合は肉球が霜焼けのようになったり、ひび割れて出血したりしてしまいます。
真夏・真冬の散歩には、私達人間目線ではなく、「犬目線」で考えてお散歩に行くかどうか決めたいですね。
散歩でのNG行為その2:自転車で散歩をする
特に運動量が必要な中型犬〜大型犬の飼い主さんに見られる行為です。飼い主さんの体調によっては、毎日の長時間の散歩は負担だとは思います。しかし、自転車にリードを繋いで散歩をするということは様々な危険やデメリットを伴います。
例えば、
- リードが車輪に絡まって犬がケガをする
- 犬が引っ張ることで自転車が転倒する
- スピードが出て歩行者や車とぶつかる
- 犬がゆっくり匂いを嗅いだり休めない
などが挙げられ、ほかにも予測できる危険がたくさんありますね。
飼い主さんにとって自分の足で歩くお散歩がつらい時は代替案として、広々としたドッグランを利用する、他の人に散歩を代わってもらうなど、犬にも飼い主さんにも安全で楽しいお散歩にできるようにしましょう。
散歩でのNG行為その3:糞を持ち帰らない
お散歩コースに、犬の糞がそのままになっているのを見つけたことはありませんか?
もしそれが自分の家の前だったらどんな気持ちになるでしょうか。
たった一人のマナーの悪い飼い主さんが糞を持ち帰らないだけで、同じ道を散歩しているワンちゃんと飼い主さんも嫌な顔で見られてしまいます。
また、オシッコについてですが、住宅地や整備された公園をお散歩コースにしている場合は、持参した水(ペットボトルなどに入れておくと便利)で流すことが望ましいです。
たくさんのワンちゃんがオシッコをかける場所は臭いや腐敗(木や電柱など)の原因になります。みんなが気持ちよく安全でいられるような気遣いが大切です。
散歩でのNG行為その4:ノーリードで散歩をする
犬は動物です。どんなに賢く、しつけが行き届いているワンちゃんでも、散歩中に何が起きるか分かりません。外的要因によってパニックになる恐れもあります。
家から一歩出れば飼い主さんには愛犬の行動に対して、何が起こっても責任が及びます。愛犬を信じることも大切ですが、まずはほかの人に対してケガや事故を起こさないために、リードによって最低限の制御ができるようにしておきましょう。
ノーリードの他に、散歩中にスマホに夢中になって犬から目を放したりすることも危険です。慣れたお散歩中でもしっかりと愛犬のことを見ていてあげてくださいね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。散歩でのNG行為をしっかり頭に入れて、愛犬と楽しく効果的な散歩ができるといいですね!
ユーザーのコメント
50代以上 女性 ラベンダー