多頭飼いに必要なものとは?
犬を迎える準備をするとき、
- ごはんやお水を入れるための食器
- 首輪またはハーネス+リード
- トイレ(トイレシートなど)
- ケージ
- ベッド(お布団)
- おもちゃ
はじめは、このようなものを買い揃えると思いますが、多頭飼いの場合は、どれも犬の数だけ必要になります。
私は子供の頃から常に多頭飼いですが、犬の数だけ必要なもの、みんな一緒に使っても良いもの、「こんなものがあったら便利!」というものなど、多頭飼いをしていて必要なものや便利なものについてご紹介したいと思います。
部屋またはケージは別々にする
初代と二代目は女の子同士でしたが、手足が不自由な犬がおり、たまにケンカになってしまうこともあったため、部屋はそれぞれに与えていました。
現在飼っている三代目と四代目は体格差のある男の子と女の子なので、部屋はそれぞれに与えています。
それぞれに部屋を与えることができない場合、同じ部屋で、それぞれのケージを用意してあげると良いと思います。
それぞれに部屋またはケージを与える理由
私がそれぞれに部屋を与えている理由は先にお話しましたが、犬にとって“ケージは自分だけのテリトリーであり安心できる場所”です。
落ち着いて安心できる場所を用意してあげることで、お留守番のストレスなども軽減することができます。
私が一緒にいるときは、愛犬たちも一緒にリビングにいますが、ひどく雷が鳴り響く日は、それぞれの部屋へ行き、自分のベッドに入って過ごします。
愛犬たちは雷が怖いので、安心できる自分の部屋へ避難しているのだと思います。
同じ部屋または同じケージの中で過ごしていたことで、思わぬケガや事故が起きてしまったケースを多く知っているため、どんなに仲良しな愛犬たちでも部屋は別々にしています。
とくにお留守番させるときには、それぞれのケージに入れて行くのが良いと思います。
狭くて可哀想、閉じ込めるなんて可哀想、そう思われるかもしれませんが、それは人間の考えであって、犬にとっては安心できる唯一の場所なんです。
犬の数だけトイレを用意する
うちは男の子と女の子ですし、体格差もあるため、トイレはそれぞれに用意しています。
多頭飼いでは、お留守番の間、すぐにトイレが汚れてしまい、おしっこやうんちでいっぱいになってしまうことがあります。
犬の数だけ用意することができない場合も、複数置いてあげることでいっぱいになってしまうことを防ぐことができます。
それぞれのトイレを認識することができるのか?
ある程度のトイレトレーニングによって、自分のトイレを認識することができます。
特別なトイレトレーニングが必要なわけではありません。
「ニオイ」によって区別しているのではないでしょうか。
男の子はおしっこを飛ばしてしまうから困る…という方も多いと思います。
男の子用のトイレも販売されていますし、壁一面にトイレシートを貼って飛び散り対策をしているという方もいらっしゃるようです。
男の子の多頭飼いだととても大変そうなイメージもありますが、うちの男の子は室内でトイレをするときだけ必ず座ってします。
これもまたトイレトレーニングによるものですが、お外では豪快に脚をあげてしますよ。
女の子と男の子の違いでも、それぞれにトイレがあった方が良いと思います。
多頭飼いで「これは便利!」と思ったもの
私が個人的に便利だなと思ったものなのですが、食器を乗せるためのテーブルです。
犬の食器を乗せるためのテーブルが売られており、高さを調節することができるため、愛犬それぞれに合わせて使うことができてとても助かっています。
床に食器を置いてごはんを食べるのはとても食べにくそうだったのですが、テーブルに置くようにしてからは食べやすそうです。
盗み食い防止に役立っています
うちは大きめの中型犬の男の子と超小型犬のポメラニアンの女の子ですが、女の子の方がとにかく食いしん坊で、男の子の方は一食を少しずつ時間をかけて食べるタイプです。
男の子が残したごはんを盗み食いすることがあった女の子ですが、それぞれにテーブルを与えてからは盗み食いができなくなりました。
男の子の方のテーブルは高さがあり、小さなポメラニアンの女の子には届かないからです。
お水入れもそれぞれに
お水をひとつの食器にしてしまうと、男の子が飲み干してしまうことがあるため、やはりお水入れもそれぞれに用意しています。
まとめ
犬を迎えるときに用意するもの、それを多頭飼いの場合は犬の数だけ用意する、と考えると良いのではないでしょうか。
それぞれのケージやベッドがあるのに、一緒に使いたがる(同じベッドで寝る)という犬もいますし、それぞれにおもちゃを与えないとケンカになってしまうという犬もいますし、犬たちの様子を見ながら必要なものを買い揃えていくのも良いと思います。
老犬と若い犬の多頭飼いでは必要なものが大きく変わりますよね。