1.子犬情報の掲載
多くのペットショップではひとつひとつの犬舎に価格とともに子犬の情報が掲載されています。必要な情報がしっかりと掲載されているか確認しましょう。
- 犬種
- 誕生日
- 性別
- 毛色、毛の種類
- ワクチン接種の有無
- マイクロチップ装着の有無
- 健康状態
- 親の情報
良質なペットショップの多くは以上の情報が掲載されていて一目で確認できる様になっています。親の情報は写真や体重が掲載されていると成犬になったときの姿を想像しやすいです。また、ペットショップによっては表記されている生体価格とは別途でワクチン費用や生体保証費がかかることもあるので確認が必要です。
2.アフターサービスの充実
生体保証
現在、ほとんどのペットショップは購入時に生体保証がついていますが、その内容はペットショップによってさまざまです。動物病院と提携している大型のペットショップは購入時に動物病院での健康診断のサービスがついていたり期間は決まっていますが購入後、何かあったときに治療費を負担してくれる保証がついています。子犬はまだ免疫力が低いため家に連れて帰ってすぐは環境の変化のストレス等で体調を崩しやすいので、すぐ使える保証がついているととても助かります。
飼い方やしつけのサービス
初めて子犬を飼う場合トイレのしつけやお手入れの仕方など、わからないことがたくさんです。購入時に飼い方の説明を細かくしてくれることはもちろんですが、ペットショップによってはパピー教室を開催しているところもあります。子犬は幼少期の環境やしつけが将来の性格に大きく関係するため、こういったサービスはとても重要です。また、購入後のトリミングの割引サービス等がついていたり、お手入れ方法をレクチャーしてくれるサービスがついているかも選ぶポイントのひとつです。
ペット用品のアドバイス
初めて子犬を飼う場合、ペット用品も取り扱っているペットショップがおすすめです。子犬が食べていたフードをそのまま購入することができますし、その子犬をお世話していたスタッフがいれば、その子の好きなおもちゃや体に合ったベッドなど選んでもらうことができます。
3.飼育環境
ペットショップに入ったら子犬達がどんな場所で飼育されているのかチェックしましょう。
衛生環境
子犬が入っている犬舎内は綺麗に掃除がされているでしょうか?子犬が排泄してもすぐに掃除ができている環境であれば店内の臭いも少ないものです。また子犬はまだ免疫力が低く病気の伝染等を予防するために細かな消毒と触るときには手洗いが必要です。良質なペットショップは接客時、お客さんにも手の消毒をしてもらいます。
社会化期への配慮
子犬の社会化期は生後1ヶ月から4ヶ月までといわれています。子犬のほとんどはこの時期をペットショップで過ごすため、良質なペットショップでは子犬達が社会性を身につけられるように積極的に取り組んでいます。子犬同士のふれあいや成長した子犬は広いスペースで遊ばせるなどの配慮ができているかどうかはとても重要です。また、クレートに入るトレーニングや首輪、リードに慣れさせるトレーニングをしているペットショップもあります。このようなトレーニングをとおしてさまざまな体験している子犬は柔軟性も高く育てやすい子犬が多いです。
4.スタッフ
子犬を飼うということは大事な家族が増えるということ。もちろん生活も変わります。初めて飼うならなおさら不安なことだらけです。そんな飼い主の気持ちを理解し購入後もサポートしてくれるスタッフに出会えればとても心強いものです。なかには子犬をモノとして扱い、只々、売れば良いみたく押し売りしてくるスタッフもいます。良いスタッフはお客さんの希望や悩みを聞き、それに合わせた提案やアドバイスをしてくれます。お客さんの話を聞いて飼える状況じゃなければ無理に勧めないスタッフは良心的なスタッフといえるでしょう。また、子犬の世話を親身にしているスタッフは子犬の体調や性格なども把握しています。犬を飼っていたり育てた経験がスタッフも知識が豊富なので良いアドバイスが聞けたりできます。
まとめ
ペットブームの影響もあり現在、多くのペットショップがあります。愛くるしい可愛さに惹かれ、ついその場で購入をされる方も少なくありません。もちろん、そういう出会いも悪いとは言いませんが、より良いサポートと、そしてなにより子犬への愛情を感じられるペットショップに出会えれば、より安心して楽しく子犬を迎えられるでしょう。