場面別のしつけ方法
チャイムに吠える
この事例はよく耳にします。
理由としては
- 威嚇
- 興味
- 飼い主に教えてる
と、理由は様々です。
チャイムが鳴ると飼い主さんが立ち上がり玄関に行くので、お散歩かとテンション上がったり、人が好きな犬は誰か来ただけで嬉しくなります。なので吠えてしまう事が多いです。
犬は嬉しい事が大好きです。
それを利用して、チャイムが鳴ったら少しだけおやつをあげてみて下さい。
そのあと、玄関に行って下さい。
そうすると、「チャイムが鳴った=おやつもらえる!」と覚え、チャイムには吠えず、まずおやつもらいに来るようになると思います。
初めの方はチャイムが鳴ったら必ずおやつをあげて下さい。
慣れてきたら3回に一回だけおやつをあげる方法でも大丈夫です。
チャイムに吠えなくなるまでは時間がかかります。焦らず教えてあげてください。
成犬だと、チャイム鳴ったら吠える事が「癖」になっていて何をしつけしてもチャイムに吠えてしまう犬も居ます。
そんな時は思い切ってチャイムの音を替えるといった方法もあります。
トイレを覚えてくれない
こちらもよく耳にします。トイレのしつけはできれば早い段階の方が成功しやすいです。
これは普段から犬を観察して、「トイレかな?」と思ったらトイレに連れて行って、その際にトイレが終わるまで同じ号令をかけてあげてください。
例えば「ワン、ツー、ワン、ツー」や、「チッチー、チッチー」など。
何度も繰り返しているうちに、号令かかると必ずしてほしい場所でトイレする様になります。
成功したら必ず誉めてあげてください。
もし、違う所にしてしまったり失敗したら何もいわず無言で掃除してください。それを犬に見せながら黙々とするといいです。
「失敗したから掃除してる。掃除してる時構ってくれない」と察しのいい犬は感じ、失敗しなくなります。
待てをしてくれない
しつけで大切な「待て」。
これは、犬自身を守る事にも繋がります。
- もしも首輪が外れてしまって逃げたら…
- 他の犬と揉めだしそうだなと思った時
- 拾い食いをしそうな時
など、「待て」をできる犬と出来ない犬では危険度も違ってきます。
「待て」で一番教えやすく且つ犬も覚えやすい方法としては毎日のご飯やおやつの時です。
1日で何度もする事なので早い子だとその日に覚えたりします。
ご飯やおやつを目の前に置き、低めの声で「待て」と目の前に手のひらを広げ、犬の目を見ながら言うといいでしょう。初めは理解せずに食べようと手を阻止したりします。
ここで注意なのが、何度も「待て」を連呼しないことです。連呼すると遊んでくれてる、構ってくれてると勘違いしてしまいます。
「待て」をしてから5秒は待たせて下さい。
「待て」をしない場合は一度ご飯やおやつを下げてください。
落ち着いたら再度、「待て」をしてください。
「待て」をしたあとにご飯やおやつが待っているのですぐに覚える犬が多いです。
できたら必ず誉めてあげてください。
まとめ
犬のしつけは一生続きます。初めだけではなく大人になっても時にはしつけする必要がある時も。その時は簡潔に「楽しさ喜び」を入れ混ぜるしつけをすると飼い主も犬も双方にとって良いかと思います。
焦らず根気強く楽しくしつけをしてあげてください。