犬を飼い始めた時に起こりがちなトラブル4つ

犬を飼い始めた時に起こりがちなトラブル4つ

私たちは、犬を家族として愛して、一緒に暮らしています。愛犬は、わが子同様、かけがえのない存在です。けれども、世の中の全ての人が犬を好きなワケではありません。それをわきまえずに犬を飼い始めると思いがけないトラブルに巻き込まれることがあります。今回は、犬を飼い始めた時に起こりがちなトラブルについて、考えてみたいと思います!

お気に入り登録

「モンスター飼い主」と言われないために

散歩するゴルデンレトリバー

まず、犬を飼うのなら、最低限守らなければならないルールがあります。

  • 散歩などのときはリードを付ける
  • 糞尿の始末
  • 犬の行動を制御できる飼い主になる
  • 法で決められた予防接種をする

以上、4点は、基本中の基本です。
この4点すらきちんと守れないのなら、その飼い主自身がトラブルの元です。
そんな人は、モラルもなく、非常識な「モンスター飼い主」であり、犬をはじめ、動物を飼う資格のない人です。
以下の内容は、きちんと飼い主の義務、責務を果たし、きちんと愛犬の躾もして、糞尿の始末もしている飼い主さん前提のお話です。

犬を飼い始めた時に起こりがちなトラブル4つ

休憩する柴犬と飼い主

1.鳴き声がうるさいと文句を言われる

例え、お家の中で飼っていても、お家の中から犬の声が聞こえてくると、「あ、このおうちは犬を飼っているんだな」とわかりますよね。それは、チワワのような小型犬の声でも、シェパードのような大型犬の声でも、犬が嫌い、あるいは苦手な人にとっては、同じようにうるさいはずです。
昼間でも、赤ちゃんを寝かしつけている人がいたり、夜勤明けで日が昇ってからでも眠りたい人がいるかもしれません。体調が悪くて寝込んでいる人がいるかも知れません。
けれども、犬の方も何か飼い主さんに訴えたいことがあって、声を上げ、吠えているのです。
犬が吠えるのは、飼い主さんの責任です。
それなのに、「犬が吠えるのは当たり前だ」と思っているとしたら、それは大きな間違いです。
ご近所に苦情を言われるほど、犬が吠えるのは犬に問題があるのではなく、飼い主さんに問題があると考えるべきです。

2.糞尿を置きっぱなし疑惑をかけられる

斜め上をみる女性

犬を連れて、散歩をしていると、その散歩コースに自分たち以外の糞が転がっているのを目にすることはありませんか?野良犬がいるわけでもないのに、いまだに自分の犬の後始末をしない人がいることに驚きます。
あるいは、アパートやマンションなどの集合住宅に暮らしていると、同じ建物に住んでいる別の人が糞尿をそのままにしたりしていると、その建物の中で犬を飼っている人、全員が迷惑がられてしまう…と言ったこともあるそうです。
陰口を言われるだけならまだマシで、糞尿を放置している疑いをかけられた挙句、さらに嫌がらせがエスカレートして、他人の糞尿を玄関にばらまかれた、と言う話もあります。
あらぬ疑いをかけられた上に、嫌がらせをされるのは、本当に迷惑で面倒な話ですよね。

3.ノミが発生する

犬が散歩に行って仲良しのワン友達と挨拶したり、ドックランに行って、他の犬と接することがあったり、あるいは、外に出歩くタイプの猫と同居していると、ノミが発生することがあります。
最近の猫や犬につくノミは、人間も咬んで血を吸います。
一度家の中にノミが発生すると、完全に駆除するのはとても厄介です。
しかも、もしも集合住宅に住んでいるなら、そのノミはよそのお家にも移動して繁殖します。
「うちは、今までノミがいなかったのに、おたくが犬を飼い始めてから、うちにノミが出るようなった」などと苦情を言われると言ったことも、実際に起こりえるトラブルの一つです。

4.人や犬、猫などを咬む。あるいは、犬や猫などに咬まれる

犬を飼う上で、最も気を付けなければいけないのが「人を咬んだ」というトラブルです。
大型犬の飼い主さんは、自分の犬が人を咬んだ時にどんな大きな事故になるかと言うことを常に気にかけている人が多いと思います。けれども、姿形が可愛らしい、小型犬のチワワやジャックラッセルテリアなどは、子どもさんが「ワンワンだ、可愛い~!」と、なんの遠慮も気遣いなく、いきなり手を伸ばして体に触れようとしたら驚いて、咬みつくことも警戒しておくべきです。
事と次第によっては、愛犬を殺処分しなければならないような状況になってしまうこともあります。
狩猟犬や、警察犬でもない限り、人やケモノに咬みつくのは、犬が悪いのではありません。
その犬の行動を制御できない飼い主が一番悪いのです。

まとめ

柴犬の子犬

愛犬は、私たち飼い主にとって癒しと温もりをくれる大切な存在です。その愛犬が原因になってトラブルを抱えてしまっては、愛犬にとっても飼い主さんにとってもとても不幸なことです。愛犬にまつわるトラブルのほとんどは、飼い主さんの心がけや、普段からトラブルを回避するための注意を怠らなければ避けられることです。愛犬との穏やかで楽しい生活のために、飼い始めたその日から、トラブルを起こさないよう、「飼い主」としていろいろと学んでいきましょう!

はてな
Pocket

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    記事に納得。
    糞尿は疑われ、陰口を言われてましたし、嫌がらせ行為も受けました。

    あと、触りたい人にも付き纏われた。断ると陰口を言われてました。

    犬を飼うことでトラブルになり、家族は崩壊した。
    犬は最後まで看取りましたが、犬とは楽しい思い出がありますが、犬がいたから騒動になってました。
    少しでも吠えると嫌がらせ。
    子供が触りたいって言ってるのに触らせないから嫌がらせ。
    周りからの有り得ない扱いに、家族は次第に互いを罵り合うようになりバラバラになりました
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。