トイレのしつけ
どの子もペットトレイでできるわけではない
皆さん基本的にサークルの中ではペットシートを敷けるトレイを利用しているのではないでしょうか、私も先代のミニチュアダックスフンドはそうでした。特に二人目は一人目が教えていたので楽でしたね。
しかしララさんはトレイを怖がる子でした。最初引き取った時は「コストかかるから嫌やなぁ」と思っていましたが、糞食等に走ってしまう傾向があったのでトライアル一日目ですぐにサークルにシートを敷き詰める方法に変えました。結果その日から今日まで粗相の失敗はありません。聞くところによると、レスキュー施設で、やはりサークルに敷き詰めた状態で居たそうです。
わんちゃんの性格に合わせてあげるのも飼い主の役目ですね。
反抗行動
気に入らないとサークル内をぐちゃぐちゃに
トイプードルに限った話ではないですが、よく無駄吠えしたりトイレシートをガリガリと前足でぐちゃぐちゃにしたりと、わんちゃんの問題行動は挙げていけばキリがないですが、一つ一つに意味はあります。
ララさんの場合、こちらを見てガリガリとシートをひっかき、全てひっくり返してしまうことがあったのですが、典型的な「構って」アピールでした。
ここで大事なのは、事前に獣医さんに教わっていた「無視」です。淡々と元に戻して10分程度、目を逸らします。そして問題がなければその場で褒めまくります。
根気のいる作業ですが、成犬は大変ですが、子犬は物覚えも良いですしやっておけば後々楽なので、基本的なしつけは我が家は「マテ」「オスワリ」「ハウス」しか覚えさせてません。
蛇足、芸はその延長線で
個人的に「オテ」「オカワリ」も芸のうちに入ると思っていますので、最近になって前途記述に加え、「フセ」を覚えさせました。
覚えさせるコツとしては、その仕草をしたら「フセ」「フセ」と連呼し、おやつ等をあげて、目一杯褒めてあげると早いです。
ベッタリついてくるのは危険
程よい距離を保ちましょう
わんちゃんを飼育する上でヒエラルキー(家庭内順位)は大事ですが、ベッタリとついてくる行動は、少し危ない傾向です。お留守番ができない子になったり、無駄吠えの原因にもなります。その仕草は可愛いですが、程よい距離を保ちましょう。
例えば一日に何時間かはサークルに入れておく、その間は無視、そして思いっきり遊ぶときは遊ぶ、とメリハリをつければ、こちらは賛否両論ですがサークルの要らない子にもなります(ララはトイレがサークルでしかできないので出していますが)。
このように、掃除の邪魔や料理、洗濯物を畳むときなど、「今は相手にされない」と認識するようになり、家の中では放し飼いも可能になります。
キッチン周りや階段等は危ないので、柵を取り付ける事をオススメします。
犬種によって頭が良し悪しは偏見
飼い主がしっかりしていれば賢い子になるし、悪い子にもなる
よく、ネット上で「頭脳が高い順位」「飼育しやすい犬種」等見かけますが、これはどうかな、と思うところがあります。先代を飼っていたとき、近所にアフガンハウンドが居たのですが、よく飼い主さんの言うことは聞いていました。
このアフガンハウンドを含むビーグル、ジャックラッセルテリア等は「頭が悪い」とよく見かけます。しかし結局これは「扱いにくい」と言い換えれば、犬種問わずみんな良い子になると、私は考えています。
実は個体によって叱り方も違う。
人気のあるテリア系はとてもデリケート
こちらは個体によりますが、トイプードルのララさんにも見られます。すごく神経質な性格で、大声で怒鳴ると萎縮してしまい震えるようになったので、今は何か悪さをすると、低めなトーンで「コラ」と言うだけにしています。
逆に先代のミニチュアダックスフンドや近所にいたチワワ等の小型犬はマイペースでした。怒鳴ってもその場で「はいはい」みたいな態度をとっていました。
このように、個体によって各々対応が必要です。特にブルテリア、ボストンテリア等はとても神経質で、叱るときに失敗するとしばらくびくびくしてしまうこともあるようです。
みんながみんな同じではない
- どんなときにどんな問題を起こすか
- なぜ起こってしまうのか
実は意外と答えはシンプルで、トイレが気に入らない(清潔でない)、多頭飼いの場合、一匹が吠えると「ついでに吠えとこう」などの理由で無駄吠え、フードを食べないのは「飽きた」等らしいです。ノートなどにその時の環境や状況を記述して獣医さんに相談されるのも大事だと思います。
最初から賢い子は稀なので、根気よく接して、たのしくわんちゃんと毎日を過ごせたら良いですね♪