ビビリな犬あるある5選
人間にも臆病な性格の人がいるように、犬にもビビリな犬はたくさんいます。しかし、どのような行動をとる子が「ビビリ」と呼ばれる臆病な性格であるか、私たち人間には気付きにくいこともあります。そこで今回はビビリな犬にありがちな特徴を5つ挙げていきます。あなたの犬はいくつ当てはまりますか?
1.インターホンの音に吠える
まずはインターホンの音に吠えるという行動が挙げられます。これだけではビビリかどうかは判断できませんが、特徴の1つとして挙げられる行動です。勇敢で積極的な犬にも見られる行動ですので、この後ご紹介する特徴と合わせて比べてみるとわかりやすいでしょう。
では、このインターホンの音に対して吠える場合、ビビリな犬はどのような心理状態なのでしょうか。それは誰かが来たことを敏感に察知した上で、「家に入ってくるな!帰れ!」といった心境なのです。
インターホン越しであれば相手の姿は見えませんし、恐怖心はまだ弱いと言えるでしょう。相手の姿が見えない時は強気という点は、人間にも当てはまる部分かもしれませんね。
2.知らない人が来ると隠れてしまう
上記でインターホンの音に対して吠え続けるという行為を紹介しましたが、勇敢で積極性の高い犬であれば、知らない人が家に入ってきても吠え続けたり、近寄って行き匂いを嗅いだりして怪しい者ではないかを確かめようとします。
しかし、ビビリな犬の場合は違います。知らない人が家に入ってきてしまった段階で、先ほどの威勢はどこへやら、急に大人しくなりどこかへ隠れてしまうという行動に出ます。実際に目の前にすると怖くなり、近寄って行くことができないのです。
中には途中から意を決して恐る恐るゆっくりと近づき、少し距離をとった状態で匂いを嗅ぎに来る子もいますが、終始ずっと隠れた状態である子や一切近付かないといった子も多いです。
3.雨や風の音に敏感
また、他の犬が平気な音であっても、ビビリな犬にとっては非常に怖い音として聞こえていることもあります。その代表的な音が雨や風の音です。
例えば、強い風が吹いている日に散歩に行くとします。玄関までは「散歩だ!」と嬉しそうについてきたにもかかわらず、ドアを開け、強風を確認した瞬間、玄関に座り込んでしまい「今日は行かないぞ」といった態度をとります。
外を見ると他の犬は何てことなさそうに歩いているのに、と思うかもしれませんが、犬にもそれぞれ性格がありますから仕方がありません。少しずつ慣れさせる必要があるでしょう。
4.後ずさりする頻度が高い
そして他の犬に比べて後ずさりする頻度が高いという点も特徴の1つです。ビビリな犬を飼っている飼い主さんは気付いていないことも多いですが、意外と他の犬は後ずさりをする頻度が低いのです。
もちろん、まったく後ずさりしないというわけではありません。しかし、ビビリな犬は他の犬に比べて圧倒的に頻度が高いのです。つまり、ちょっとしたことで後ずさりをしてしまうということです。
例えば散歩中に匂いを嗅いでいた場所に小さな異変が起こっただけで後ずさりしてしまったり、家の中に今までは無かった物が置かれただけで後ずさりします。
5.自分から他の犬に近付こうとしない
多くの犬は散歩中に出会った犬に対し、積極的に自分から近付き相手を知ろうとします。しかし、ビビリな犬は基本的に自分から積極的に近付くことはなく、向こうから近付かれてやっとこちらも匂いを嗅ぐという姿勢が多いです。
やはり自分から近付いていっても、短気な犬が相手の場合は少しのことで激しく吠えられてしまうこともあります。そのような事態を恐れ、なかなか自分から積極的に近付いていくことができないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した5つの特徴に1つ当てはまっていた、という程度であれば、ビビリな犬とは認定できません。しかし、3つ以上当てはまっていたというのであれば、あなたの愛犬はビビリな性格の可能性は非常に高いです。少しずついろいろな物になれさせてあげる必要があるでしょう。
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
記事にありましたインターホンに鳴く行為は、何かの雑誌で「飼い主を守る正義感」と載っていましたが、怖がる時も鳴くのかもしれないですね。